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公開番号2024132116
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-30
出願番号2023042787
出願日2023-03-17
発明の名称接合構造
出願人ミサワホーム株式会社
代理人個人
主分類E04B 2/56 20060101AFI20240920BHJP(建築物)
要約【課題】本発明の目的は、建材と鉄骨との間における納まりを良くすることである。
【解決手段】鋼製のフランジ32,33が鉄骨柱本体31の側面に溶接されるとともに、鉄骨柱本体31の側面から斜めに張り出し、木製の継ぎ部材40がフランジ32,33の間に挟まれているとともにタッピングねじ62,63によってフランジ32,33に接合され、継ぎ部材40がフランジ32,33の間から張り出して、その張り出した部分と側材17が前後に重なり合って互いに接合され、側材17が壁パネル本体11の側面に接合されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
鉄骨と建材との接合構造であって、
木製の継ぎ部材を備え、
前記鉄骨が、鉄骨本体と、前記鉄骨本体に溶接された継ぎ金具と、を有し、
前記継ぎ部材がねじによって前記継ぎ金具に接合されている
ことを特徴とする接合構造。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
請求項1に記載の接合構造であって、
前記鉄骨本体が鉄骨柱本体であり、
前記継ぎ金具が、前記鉄骨柱本体の側面に溶接されるとともに前記鉄骨柱本体の側面から張り出す鋼製のフランジであり、
前記建材が、建材本体と、前記建材本体の側面に接合された木製の側材と、を有し、
前記側材と前記継ぎ部材が前後に重なり合って、互いに接合されている
ことを特徴とする接合構造。
【請求項3】
請求項2に記載の接合構造であって、
前記フランジが、前記鉄骨柱本体の前面及び後面に対して斜めに、前記鉄骨柱本体の側面から張り出す
ことを特徴とする接合構造。
【請求項4】
請求項2又は3に記載の接合構造であって、
前記鉄骨が、前記鉄骨柱本体の側面に溶接されるとともに、前記フランジに対して平行に前記鉄骨柱本体の側面から張り出す鋼製の第二フランジを更に有し、
前記継ぎ部材が前記フランジと前記第二フランジの間に挟まれ、前記継ぎ部材が第二ねじによって第二フランジに接合され、
前記継ぎ部材が前記フランジと前記第二フランジの間から前記建材本体の側面の方へ張り出して、その張り出した部分が前記側材に接合されている
ことを特徴とする接合構造。
【請求項5】
請求項4に記載の接合構造であって、
前記鉄骨が、前記フランジと前記第二フランジの間において前記鉄骨柱本体の側面、前記フランジ及び前記第二フランジに溶接され、前記フランジ及び前記第二フランジに対して垂直なスチフナを更に有する
ことを特徴とする接合構造。
【請求項6】
請求項2又は3に記載の接合構造であって、
前記フランジ及び前記側材を覆って、前記ねじの頭部を覆い隠すカバーを更に備える
ことを特徴とする接合構造。
【請求項7】
請求項6に記載の接合構造であって、
前記カバーは、前記ねじの頭部が収まる凹部を有する
ことを特徴とする接合構造。
【請求項8】
請求項2に記載の接合構造であって、
前記継ぎ部材が前記側材と前記フランジの間に挟まれて、前記側材が第三ねじによって前記継ぎ部材に接合されている
ことを特徴とする接合構造。
【請求項9】
請求項1、2又は8に記載の接合構造であって、
前記建材が、木製の壁パネル本体及び前記側材を有した壁パネルである
ことを特徴とする接合構造。
【請求項10】
請求項1に記載の接合構造であって、
前記鉄骨本体が鉄骨柱本体であり、
前記鉄骨が、前記鉄骨柱本体の側面に溶接される鋼製の第二フランジを更に有し、
前記継ぎ金具が、前記鉄骨柱本体の側面に溶接されるとともに前記鉄骨柱本体の側面から張り出すフランジであり、
前記第二フランジが、前記フランジに対して平行に前記鉄骨柱本体の側面から張り出し、
前記建材が、鋼製のドア枠と、前記ドア枠を開閉可能に前記ドア枠に取り付けられた戸体と、前記ドア枠の側面に接合された木製の側材と、を有し、
前記継ぎ部材が前記フランジと前記第二フランジの間に挟まれ、前記継ぎ部材が第二ねじによって第二フランジに接合され、
前記継ぎ部材が前記フランジと前記第二フランジの間から前記ドア枠の側面の方へ張り出して、その張り出した部分が前記側材に接合されている
ことを特徴とする接合構造。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、接合構造に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、鉄骨造の架構及び木質壁を備える建物を開示する。木質壁は、架構によって囲われた領域に配置されている。木質壁は、その上及び下の鉄骨梁にセメント系硬化体を介して接合されている。木質壁は、その左及び右の鉄骨柱から間隔を置いて配置されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-65685号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の技術では、木質壁と鉄骨柱の間における納まりが悪い。また、熱が木質壁と鉄骨柱の間の隙間を通って貫流することから、架構によって囲われた領域の断熱性が良くない。
そこで、本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、木質壁のような建材と鉄骨柱のような鉄骨との間における納まりを良くすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
以下の括弧書きで示された参照符号は図1~図15において参照される。
【0006】
請求項1に係る発明によれば、鉄骨(30,130,230,330)と建材(10,110R,210,312)の接合構造であって、
木製の継ぎ部材(40,140R,240,342)を備え、
前記鉄骨(30,130,230,330)が、鉄骨本体(31,131,231,330)と、前記鉄骨本体(31,131,231,330)に溶接された継ぎ金具(32,132R,232.332)と、を有し、
前記継ぎ部材(40,140R,240,342)がねじ(62,162R,262,362)によって前記継ぎ金具(32,132R,232,332)に接合されている
ことを特徴とする接合構造が提供される。
【0007】
以上のような請求項1に係る発明によれば、建材(10,110R,210,312)を鉄骨本体(31,131,231,330)に直接溶接することができなくても、継ぎ金具(32,132R,232,332)が鉄骨本体(31,131,231,330)に溶接され、建材(10,110R,210,312)に接合された継ぎ部材(40,140R,240,342)がねじ(62,162R,262,362)によって継ぎ金具(32,132R,232,332)に接合されているため、建材(10,110R,210,312)を鉄骨本体(31,131,231,330)に接合することができる。継ぎ部材(40,140R,240,342)が鉄骨本体(31,131,231,330)と建材(10,110R,210,312)の間の継ぎ目に収まることから、建材(10,110R,210,312)と鉄骨本体(31,131,231,330)の間の納まりが良い上、建材(10,110R,210,312)と鉄骨本体(31,131,231,330)が強固に接合される。
継ぎ部材(40,140R,240,342)が鉄骨本体(31,131,231,330)と建材(10,110R,210,312)の間の継ぎ目に収まることから、その継ぎ目における熱貫流を抑えることができる。
【0008】
請求項2に係る発明によれば、請求項1に記載の接合構造であって、
前記鉄骨本体が鉄骨柱本体(31,131)であり、
前記継ぎ金具が、前記鉄骨柱本体(31,131)の側面に溶接されるとともに前記鉄骨柱本体(31,131)の側面から張り出す鋼製のフランジ(32,132R)であり、
前記建材(10,110R)が、建材本体(11,111R)と、前記建材本体(11,111R)の側面に接合された木製の側材(17,117R)と、を有し、
前記側材(17,117R)と前記継ぎ部材(40,140R)が前後に重なり合って、互いに接合されている
ことを特徴とする接合構造が提供される。
【0009】
以上のような請求項2に係る発明によれば、建材本体(11,111R)を鉄骨柱本体(31,131)に直接溶接することができなくても、鋼製のフランジ(32,132R)が鉄骨柱本体(31,131)の側面に溶接されるとともにその側面から張り出し、継ぎ部材(40,140R)がねじ(62,162R)によってフランジ(32,132R)に接合され、継ぎ部材(40,140R)と木製の側材(17,117R)が前後に重なり合って互いに接合されているため、その側材(17,117R)が建材本体(11,111R)の側面に接合されているため、建材本体(11,111R)を鉄骨柱本体(31,131)に接合することができる。継ぎ部材(40,140R)及び側材(17,117R)が建材本体(11,111R)と鉄骨柱本体(31,131)の間の継ぎ目に収まることから、建材本体(11,111R)と鉄骨柱本体(31,131)の間の納まりが良い上、建材本体(11,111R)と鉄骨柱本体(31,131)が強固に接合される。
【0010】
請求項3に係る発明によれば、請求項2に記載の接合構造であって、
前記フランジ(32)が、前記鉄骨柱本体(31)の前面及び後面に対して斜めに、前記鉄骨柱本体(31)の側面から張り出す
ことを特徴とする接合構造が提供される。
(【0011】以降は省略されています)

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