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公開番号
2024131911
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-30
出願番号
2023042478
出願日
2023-03-17
発明の名称
耐火構造
出願人
ミサワホーム株式会社
代理人
個人
主分類
E04B
1/94 20060101AFI20240920BHJP(建築物)
要約
【課題】燃えしろ層となる木材を固定する際の施工性を向上させる。
【解決手段】建物の耐火構造であって、建物構造体10と、燃えしろ層を形成する燃えしろ材5と、建物構造体10と燃えしろ材5との間に設けられるスペーサー6と、を備え、燃えしろ材5は、スペーサー6を介して建物構造体10に固定されており、スペーサー6は、建物構造体10に固定され、当該建物構造体10と燃えしろ材5との間に隙間を形成する本体部61と、燃えしろ材5の所定部位と係合する係合部62と、を備える。そして、スペーサー6のうち、少なくとも係合部62を金属製とすることが可能である。また、建物構造体10を、建物の躯体を構成する木製の躯体構造材(建築用パネル(建築用壁パネル2等)、柱材、梁材、調整材3等)と、当該躯体を被覆する耐火被覆材4と、を備えるものとすることが可能である。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
建物の耐火構造であって、
建物構造体と、
燃えしろ層を形成する燃えしろ材と、
前記建物構造体と前記燃えしろ材との間に設けられるスペーサーと、を備え、
前記燃えしろ材は、前記スペーサーを介して前記建物構造体に固定されており、
前記スペーサーは、
前記建物構造体に固定され、当該建物構造体と前記燃えしろ材との間に隙間を形成する本体部と、
前記燃えしろ材の所定部位と係合する係合部と、を備えることを特徴とする耐火構造。
続きを表示(約 560 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の耐火構造において、
前記スペーサーは、少なくとも前記係合部が金属製であることを特徴とする耐火構造。
【請求項3】
請求項1に記載の耐火構造において、
前記係合部には、雄ネジが形成されており、
前記所定部位は、前記係合部を挿通可能な孔部であり、
前記燃えしろ材は、前記係合部が前記孔部を貫通して当該係合部の先端部に雌ネジ部材が螺合されることで、前記建物構造体に固定されることを特徴とする耐火構造。
【請求項4】
請求項3に記載の耐火構造において、
前記燃えしろ材は、
前記雌ネジ部材が収容される座彫り部を有しており、
前記座彫り部に嵌る蓋部材が固定された状態の化粧材によって被覆されていることを特徴とする耐火構造。
【請求項5】
請求項1に記載の耐火構造において、
前記スペーサーは、建物の躯体に外壁材を固定する際に使用する留付金具であることを特徴とする耐火構造。
【請求項6】
請求項1に記載の耐火構造において、
前記建物構造体は、前記建物の躯体を構成する木製の躯体構造材と、当該躯体を被覆する耐火被覆材と、を備えることを特徴とする耐火構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、建物の耐火構造に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、木材からなる荷重支持部と、荷重支持部を被覆する燃えしろ層(燃えしろ層となる木材)と、荷重支持部と燃えしろ層との間に設けられた燃え止まり層(石膏ボード)と、燃え止まり層と燃えしろ層との間に設けられた加熱発泡材と、加熱発泡材が設けられる部分に配設された複数のスペーサーと、を有する木製建築部材が知られている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-066852号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1においては、燃えしろ層となる木材が矩形形状を有する板材であり、また、当該木材を位置決めするための部材等も設けられておらず、燃えしろ層となる木材は、矩形棒状のスペーサーを介して燃え止まり層に固定されているだけである。したがって、燃えしろ層となる木材を所定の位置に固定する作業が困難である。
【0005】
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その課題は、燃えしろ層となる木材を固定する際の施工性を向上させることである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1に記載の発明は、例えば図1~図15に示すように、建物の耐火構造であって、
建物構造体10と、
燃えしろ層を形成する燃えしろ材5と、
前記建物構造体10と前記燃えしろ材5との間に設けられるスペーサー6と、を備え、
前記燃えしろ材5は、前記スペーサー6を介して前記建物構造体10に固定されており、
前記スペーサー6は、
前記建物構造体10に固定され、当該建物構造体10と前記燃えしろ材5との間に隙間を形成する本体部61と、
前記燃えしろ材5の所定部位と係合する係合部62と、を備えることを特徴とする。
【0007】
請求項1に記載の発明によれば、燃えしろ材5は、当該燃えしろ材5の所定部位を、建物構造体10に固定されているスペーサー6の係合部62に係合させるだけで位置決めすることができる。したがって、燃えしろ材5の位置決めが容易であるので、燃えしろ層となる木材(燃えしろ材5)を固定する際の施工性を向上させることができる。
また、建物構造体10と燃えしろ材5との間に隙間を形成するためのスペーサー6を用いて、燃えしろ材5を建物構造体10に固定することができる。したがって、建物構造体10と燃えしろ材5との間に隙間を形成するための部材と、燃えしろ材5を建物構造体10に固定するための部材と、が別体である場合に比べて、部品点数を低減できるので、燃えしろ層となる木材(燃えしろ材5)を固定する際の施工性を向上させることができる。
【0008】
請求項2に記載の発明は、例えば図1~図15に示すように、請求項1に記載の耐火構造において、
前記スペーサー6は、少なくとも前記係合部62が金属製であることを特徴とする。
【0009】
請求項2に記載の発明によれば、スペーサー6は、金属製の係合部62を備えているので、燃えしろ材5と強固に係合することができ、また、その強固な係合状態を維持することが可能となる。
【0010】
請求項3に記載の発明は、例えば図1~図10に示すように、請求項1に記載の耐火構造において、
前記係合部62には、雄ネジが形成されており、
前記所定部位は、前記係合部62を挿通可能な孔部54であり、
前記燃えしろ材5は、前記係合部62が前記孔部54を貫通して当該係合部62の先端部に雌ネジ部材65が螺合されることで、前記建物構造体10に固定されることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
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