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公開番号2024144093
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-11
出願番号2023217930
出願日2023-12-25
発明の名称土間床構造
出願人大和ハウス工業株式会社
代理人個人
主分類E04B 5/02 20060101AFI20241003BHJP(建築物)
要約【課題】土間床の解体および移設を行う際に土間床構成要素の再使用が可能であり、また、土間床構成要素の重量化を回避し、且つ嵩張りが小さく、その搬送や保管のための空間を小さくできる土間床構造を提供する。
【解決手段】土間床構造は、樹脂製のマット部材3と板材(構造用合板6等)とを備える。マット部材3は、板状基台部4と、当該板状基台部4上に立設された複数の立上部51および当該板状基台部4上から立ち上がって隣り合う上記立上部51を互いに連結する連結部52を有する連続凸部層部5とを備えており、連続凸部層部5による荷重受けにおいて単位面積当たり所定の耐荷重を有し、板状基台部4側を下にして地盤上に敷かれる。板材(構造用合板6等)は、マット部材3の連続凸部層部5上に敷かれて当該マット部材3に固定される。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
隣り合う立上部が互いに連結部によって連結された連続凸部層部を備え、この連続凸部層部による荷重受けにおいて単位面積当たり所定の耐荷重以上を有し、地盤上に敷かれるマット部材と、
上記マット部材上に敷かれて当該マット部材に固定された板材と、を備えることを特徴とする土間床構造。
続きを表示(約 980 文字)【請求項2】
請求項1に記載の土間床構造において、上記マット部材は、上記連続凸部層部の下側に位置する板状基台部を備えており、上記板状基台部側を下にして地盤上に敷かれることを特徴とする土間床構造。
【請求項3】
請求項1に記載の土間床構造において、上記板材は、環状に位置する上記立上部で囲われる凹状箇所に配置された固定用下地材に、締結部材によって固定されることを特徴とする土間床構造。
【請求項4】
請求項3に記載の土間床構造において、上記固定用下地材は、上記連結部に横から入れられた締結部材によって、当該連結部に固定されることを特徴とする土間床構造。
【請求項5】
請求項1に記載の土間床構造において、上記板材は、上記立上部の上端部に、締結部材によって固定されることを特徴とする土間床構造。
【請求項6】
請求項1に記載の土間床構造において、複数枚の上記マット部材が上記地盤上に敷かれており、隣り合う上記マット部材の互いに近接する上記連結部間に渡って配置された接続部材によって、隣り合う上記マット部材が相互に接続されることを特徴とする土間床構造。
【請求項7】
請求項6に記載の土間床構造において、上記接続部材の一方の端部は、隣り合う一方のマット部材における1箇所または複数箇所の上記連結部上で上記隣り合う立上部に挟まれて固定され、上記接続部材の他方の端部は、隣り合う他方のマット部材における1箇所または複数箇所の上記連結部上で上記隣り合う立上部に挟まれて固定されることを特徴とする土間床構造。
【請求項8】
請求項6に記載の土間床構造において、上記接続部材の上記端部は、上記立上部の上端側で上記連結部側に突出する凸部の下側に位置し、上記凸部によって、上記接続部材の上方への移動が制限されることを特徴とする土間床構造。
【請求項9】
請求項6に記載の土間床構造において、上記板材は、上記接続部材に締結部材によって固定されることを特徴とする土間床構造。
【請求項10】
請求項1~請求項9のいずれか1項に記載の土間床構造において、上記板材上に床仕上げ部が作製されることを特徴とする土間床構造。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、解体して移設を可能とする土間床構造に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、建物の移設可能土間床構造が開示されている。この移設可能土間床構造は、地盤上に設けられたレベル調整モルタル層と、このレベル調整モルタル層上に、中空の単位土間床版を、互いに分離可能に縦横に並べて敷き詰めてなる床版層と、この床版層の上に各単位土間床版にわたって設けられて上記床版層に対して剥離可能な土間床仕上げ面層とを備える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2009-249958号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記従来の土間床構造では、コンクリート製品である中空の単位土間床版は比較的重いため、揚重機が必要となり、また、土間施工の作業負担が大きくなる。また、中空の単位土間床版は、嵩張り易く、その搬送や保管において大きな空間を必要とする。
【0005】
この発明は、土間床の解体および移設を行う際に土間床構成要素の再使用が可能であり、また、土間床構成要素の重量化を回避し、且つ嵩張りが小さく、その搬送や保管のための空間を小さくできる土間床構造を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
この発明の土間床構造は、隣り合う立上部が互いに連結部によって連結された連続凸部層部を備え、この連続凸部層部による荷重受けにおいて単位面積当たり所定の耐荷重以上を有し、地盤上に敷かれるマット部材と、
上記マット部材上に敷かれて当該マット部材に固定された板材と、を備えることを特徴とする。
【0007】
上記の構成であれば、上記マット部材は、コンクリート製品である中空の単位土間床版に比べて重量を軽くできるので、土間施工の作業負担を軽減できる。また、上記マット部材は、上記中空の単位土間床版に比べて嵩張りを小さくできるので、当該マット部材の搬送や保管のための空間を小さくできる。また、上記マット部材と上記板材は、互いの固定を解除することにおいて各々当初の形状を維持できるので、土間床を解体して移設する際に再使用が可能である。
【0008】
上記マット部材は、上記連続凸部層部の下側に位置する板状基台部を備えており、上記板状基台部側を下にして地盤上に敷かれてもよい。上記板状基台部を備える方が、当該マット部材の耐荷重や耐久性を高めることができる。
【0009】
上記板材は、環状に位置する上記立上部で囲われる凹状箇所に配置された固定用下地材に、締結部材によって固定されてもよい。これによれば、上記板材を上記立上部に直接的に固定できない場合でも、上記板材を、上記固定用下地材を介して、上記マット部材に固定することができる。
【0010】
上記固定用下地材は、上記連結部に横から入れられた締結部材によって、当該連結部に固定されてもよい。上記固定用下地材は、専用品として作製された樹脂加工品でもよいが、例えば、角材を上記凹状箇所に入る大きさに切断したもの等を用いることもできる。
(【0011】以降は省略されています)

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