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公開番号2024161417
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-19
出願番号2024125687,2020544599
出願日2024-08-01,2019-02-22
発明の名称フレキシブル電子回路ウェブロールを自動的に清浄化するための新規材料及びハードウエア
出願人インテグリス・インコーポレーテッド
代理人個人,個人,個人,個人,個人,個人
主分類B08B 1/34 20240101AFI20241112BHJP(清掃)
要約【課題】新規材料とデバイスは、フレキシブル電子回路材料の長いロールからそれらが連続運動している間に小さい欠陥を除去することができる。清浄化材料は、欠陥を転写する又はフレキシブル電子回路を損傷させることなく小さい粒子を除去するように設計される。
【解決手段】デバイスは、一般的に、可動ブラケット上に装着された可変速度のモータ駆動式シリンダから構成される。シリンダは、清浄化されるウェブロールに清浄化材料が常に接触するように清浄化材料の速度を適合させることができる。ブラケットは、回転することができ、従って、同じ材料を1回よりも多く使用することができる。別の材料が、清浄化材料からデブリを除去するのに使用される。モータ駆動式シリンダから構成されて移動可動な類似のデバイスが、デブリ除去フィルムを清浄化フィルムに付加するのに使用され、清浄化フィルムが複数回使用されることを可能にする。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
清浄化材料を付加するための装置であって、
連続的に移動するフレキシブル電子回路ウェブ面の一部分に対して清浄化材料の一部分を置き、該清浄化材料の該部分を使用して該移動するフレキシブル電子回路ウェブ面の該部分からデブリを取り除く移動する清浄化デバイスに取り付けられた該清浄化材料のロール、
を含み、
前記連続的に移動するフレキシブル電子回路ウェブ面は、複数の部分を有し、各部分が、時間と共に清浄化点の上を移動し、前記清浄化材料ロールは、複数の部分を有し、該清浄化材料の各部分が、時間と共に該清浄化点に隣接し、該清浄化材料は、該連続的に移動するフレキシブル電子回路ウェブ面が清浄化されるように該移動するフレキシブル電子回路ウェブ面と同じ速度で移動する、
ことを特徴とする装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記移動する清浄化デバイスは、ソースシリンダと巻き取りシリンダを更に含み、
前記清浄化材料は、前記ソースシリンダから巻き出され、かつ該清浄化材料が前記移動するフレキシブル電子回路ウェブ面を清浄化した後で前記巻き取りシリンダの上に巻かれる、
ことを特徴とする請求項1に記載の装置。
【請求項3】
前記ソースシリンダ及び前記巻き取りシリンダの各々が、前記清浄化点を超える前記清浄化材料の運動を駆動するモータを有することを特徴とする請求項2に記載の装置。
【請求項4】
前記清浄化材料は、前記移動するフレキシブル電子回路ウェブ面の幅に等しい幅を有することを特徴とする請求項3に記載の装置。
【請求項5】
前記ソースシリンダは、該ソースシリンダ上に残っている清浄化材料の量を決定するセンサを更に含むことを特徴とする請求項2に記載の装置。
【請求項6】
前記移動する清浄化デバイスは、前記清浄化点で前記清浄化材料と前記移動するフレキシブル電子回路ウェブ面との間に接触パッチを発生させるローラを更に含むことを特徴とする請求項2に記載の装置。
【請求項7】
前記清浄化点で前記連続的に移動するフレキシブル電子回路ウェブ面の前記部分を前記清浄化材料の前記部分に対して押圧する第2のローラを該連続的に移動するフレキシブル電子回路ウェブ面の真下に更に含むことを特徴とする請求項6に記載の装置。
【請求項8】
前記移動する清浄化デバイスは、前記ローラと、前記ソースシリンダと、前記巻き取りシリンダとに接続されて前記清浄化材料の方向を逆転するブラケットを更に含み、
前記清浄化材料は、前記巻き取りシリンダから巻き出され、かつ該清浄化材料が再利用されるように前記ソースシリンダによって巻き取られる、
ことを特徴とする請求項6に記載の装置。
【請求項9】
前記ブラケットは、前記清浄化材料の前記方向を逆転するために180度回転することを特徴とする請求項8に記載の装置。
【請求項10】
前記移動する清浄化デバイスは、前記2つのシリンダ、前記センサ、及び前記ブラケットの作動を制御する統合制御システムを更に含むことを特徴とする請求項9に記載の装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
〔優先権主張/関連出願〕
この出願は、2018年2月23日出願で「フレキシブル電子回路ウェブロールを自動的に清浄化するための新規材料及びハードウエア(Novel Materail And Hardware To Automatically Clean Flexible Electronic Web Rolls)」という名称の米国仮特許出願第62/634,545号に対する「35 USC 120及び119(e)」の下での優先権を主張するものであり、その全体は、引用によって本明細書に組み込まれている。
続きを表示(約 2,100 文字)【0002】
本発明の開示は、ロール・ツー・ロール製造システムに統合され、かつ有機LED(OLED)、ディスプレイパネル、及び光起電デバイスを含む例えばフレキシブル電子回路及び他の類似用途を含む様々な品目及び製品を製造するのに使用されるウェブフィルムのロールの作動面を清浄化するのに使用することができる新規材料及びハードウエアに関する。
【背景技術】
【0003】
フレックス回路としても公知のフレキシブル電子回路は、ポリイミド、PEEK、又は透明導電性ポリエステルフィルムのようなフレキシブルウェブ基板上に電子デバイスを装着することによって電子回路を組み立てるための技術である。これに加えて、フレックス回路は、ポリエステルシート又は他の類似のフレキシブルシート上にスクリーン印刷された銀回路とすることができる。従来のシリコンベースのデバイスよりも低い製造コスト及び撓む機能により、この技術は、多くのコンピュータ及びディスプレイ用途を可能にする。例えば、この技術は、太陽電池及びLED照明パネルを生成するのに使用することもできる。この処理方法は、ロール・ツー・ロール処理、ウェブ処理、リール・ツー・リール処理、又はR2R処理として公知である。
【0004】
フレキシブル電子回路を大量かつ低コストで大量生産するために、製造業者は、幅1m及び長さ2000mまでの広くて長いロールのインライン処理を提供するロール・ツー・ロール技術を開発中である。これらの材料ロールを生産することができる製造業者は存在するが、製造工程は、材料の面上に0.5ミクロンから250ミクロンの範囲の小さい欠陥を残す。
【0005】
デバイス製造工程内の様々な段階も、ウェブ材料の作動面上に欠陥を生成する。これらのロール製造工程及びデバイス製造工程からの欠陥は、デバイス処理の妨げになり、フレキシブル電子回路のロールからの作動デバイスの低い全体収量に至る可能性がある。
【0006】
これらの非常に小さい欠陥をフレキシブル電子回路ウェブロールの面から除去することは困難である。それらは、静電力、特に、濯ぎのような通常の清浄化技術によって打ち勝つには強すぎるファンデルワールス力によって緊密に結合されている。溶剤ベースの洗浄液は、デバイスを損傷する可能性があり、有効に使用することができない。
【0007】
接着性ロールを使用してフレキシブル電子回路ウェブの面を清浄化することは可能であるが、接着性ロール上への欠陥の急速な蓄積は、非常に迅速にそれを効果のないものにすることになる。更に、ほとんどの接着剤は、過度に粘着性であり、面を損傷するか又はフレキシブル電子回路ウェブロールに何らかの材料を転写することになる。そのような転写は、収量損失も引き起こすことになり、フレキシブル電子回路ロールの面上に生成される作動デバイスの数を低減する。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0008】
pdfs.semanticscholar.org/1eb5/d0be006ae57dfeb0cbaa8ac4ec1a56c59a19.pdf
inpressco.com/wp-content/uploads/2015/10/Paper653457-3462.pdf
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
単一又は二重ローラを使用するフレキシブル電子回路ウェブのための清浄化システムは、今日確かに存在する。図5は、ローラを使用する市販の清浄化システムの例を示している。ローラ(16)は、接着性材料、典型的にはシリコーンで作られる。この材料は、定期的に廃棄することができる接着性テープのロール(15)によって清浄化される。しかし、シリコーンローラ(16)は、清浄化されるロール15と繰返し接触しなければならない。これに加えて、小さい清浄化表面積が、長い材料ロールと繰返し接触する。接着性清浄化ロールを交換するために清浄化を停止しなければならず、従って、清浄度とライン停止の間に有意なトレードオフが存在する。接着性テープ上により大きい粒子の蓄積がある状態で、それは、もはや有効にローラを清浄化しないことになる。同じく、この技術は、上記で議論した小さい粒子の静電結合に起因して小さい粒子を十分に取り除かない。
【課題を解決するための手段】
【0010】
従って、フレキシブル電子回路ロールの面から粘着又は材料転写なしに欠陥を除去することができる新規清浄化材料に対する必要性がこの分野に存在する。長いフレキシブル電子回路ロールが製造工程を通して延びている時に、この材料が連続的に延びることを可能にするデバイスに対する必要性も存在する。清浄化材料から欠陥/デブリを除去することができ、従って、それを非常に長い材料ロール上で複数回使用することができる別の材料に対する必要性も存在し、かつ欠陥除去シートを清浄化シートに付加するデバイスに対する必要性が存在する。
(【0011】以降は省略されています)

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