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公開番号2025040453
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-25
出願番号2023147269
出願日2023-09-12
発明の名称氷嚢を含むゴム製又はプラスチック製袋乾燥機
出願人多摩火薬機工株式会社
代理人フェリシテ弁理士法人
主分類B08B 7/04 20060101AFI20250317BHJP(清掃)
要約【課題】使用後の氷嚢の内部を短時間に確実に乾燥する。
【解決手段】本乾燥機Dは、送風機本体1と、通気筒2と、受け部3とを備えて構成され、氷嚢をその開口端から通気筒2を挿通し、この開口端縁部を受け部3に支持して、通気筒2に被せ付け、送風機本体1の駆動により、送風機本体1から送風される空気を氷嚢内で循環させるようにした。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
下部に空気の吸引口を有し、上部に空気の吐出口を有するケース、前記空気の吸引口から空気を吸引して前記空気の吐出口に向けて送風するファン、及び前記ファンを回転駆動する電動式のファン回転駆動装置を有する送風機本体と、
下部に前記送風機本体の前記空気の吐出口に連通する連結口、上部に前記送風機本体から送風される空気を排出する空気の排出口を有し、前記送風機本体の前記空気の吐出口に着脱可能に連結され、前記送風機本体から送風される空気を通気案内する通気筒と、
前記通気筒の周面に外周方向に水切り可能に突出される受け部と、
を備え、
氷嚢その他のゴム製又はプラスチック製袋をその開口端から前記通気筒を挿通し、当該開口端縁部を前記受け部に支持して、前記通気筒に被せ付け、前記送風機本体の駆動により、前記送風機本体から送風される空気を氷嚢その他のゴム製又はプラスチック製袋内で循環させる、
ことを特徴とする氷嚢を含むゴム製又はプラスチック製袋乾燥機。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
送風機本体のケースは下部に外周方向に張り出される平板状のベースを有し、空気の吸引口は前記ケースの周面の下端に設けられる請求項1に記載の氷嚢を含むゴム製又はプラスチック製袋乾燥機。
【請求項3】
ベースはケースの下部に着脱可能に設けられる請求項2に記載の氷嚢を含むゴム製又はプラスチック製袋乾燥機。
【請求項4】
ベースはケースの下部に着脱可能に設けられ、空気の吸引口は、ケースの周面の下端に形成され、複数の吸引孔を有するリング部と、前記ベースの平面中央に形成され、複数の吸引孔を有するリング部と、前記ケース、前記ベースの前記各リング部が嵌合可能に形成され、前記各リング部の前記各吸引孔に連通する複数の吸引孔を有するリングとからなり、前記ケース、前記ベースは、前記各リング部が前記リングに相互の前記各吸引孔を連通して嵌合されることにより、連結される請求項2に記載の氷嚢を含むゴム製又はプラスチック製袋乾燥機。
【請求項5】
ベースはケースの下部に着脱可能に設けられ、空気の吸引口は、ケースの周面の下端に形成され、複数の吸引孔を有するリング部と、前記ベースの平面中央に形成され、複数の吸引孔を有するリング部とからなり、前記ケース、前記ベースは、前記各リング部が相互に前記各吸引孔を連通して嵌合されることにより、連結される請求項2に記載の氷嚢を含むゴム製又はプラスチック製袋乾燥機。
【請求項6】
送風機本体の電動式のファン回転駆動装置の電源は、商用電源方式、1次電池方式、2次電池方式の全部又は一部が採用される請求項1に記載の氷嚢を含むゴム製又はプラスチック製袋乾燥機。
【請求項7】
通気筒は、全体又は上部側の一部が円錐形若しくは円錐台形又は角錐形若しくは角錐台形に形成され、空気の吐出口は前記通気筒の上部に当該上部の上方及び全周に向けて形成される請求項1に記載の氷嚢を含むゴム製又はプラスチック製袋乾燥機。
【請求項8】
通気筒は伸縮可能に形成される請求項1に記載の氷嚢を含むゴム製又はプラスチック製袋乾燥機。
【請求項9】
受け部は、通気筒の周面に外嵌可能に環状に形成される取付部と、前記取付部の外周部に全周に亘って又は間欠的に前記取付部の外周方向に延び、氷嚢その他のゴム製又はプラスチック製袋の開口端縁を支持可能にかつ水切り可能に形成される支持部とを有し、通気筒の周面に着脱可能に取り付けられる請求項1に記載の氷嚢を含むゴム製又はプラスチック製袋乾燥機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、使用洗浄後の氷嚢などのゴム製袋や食料品保存用のプラスチック製袋などの乾燥に使用する氷嚢を含むゴム製又はプラスチック製袋乾燥機に関する。
続きを表示(約 2,600 文字)【背景技術】
【0002】
一般に、氷嚢を使うと、その後は洗浄してから、氷嚢の口を下にして、流し台の水切り(水切りラック、水切りかごなど)に置いたり洗濯物ハンガーに吊るしたり、あるいは水筒用のスタンドに立てたりして、乾燥しているのが現状である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
氷嚢の乾燥に使用する乾燥機について先行技術文献を調べたところ、この種の乾燥機に関する先行技術文献は見当たらない。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、使用後の、洗った後の氷嚢を、上述のとおり、流し台の水切りに置いたり洗濯物ハンガーに吊るしたり、あるいは水筒用のスタンドに立てたりするだけでは、氷嚢の外部は外気に触れて乾きやすいが、氷嚢の内部はなかなか乾かず、湿気が残ることが多い。このままの氷嚢ではしまい難く、そうかと言って氷嚢の内部が完全に乾くまで、水切りに置いたままにするのも、洗濯物ハンガーに吊したままにするのも、スタンドに立てておくのも、好ましくない。
【0005】
そこで、本発明の目的は、使用後の氷嚢の内部を短時間に確実に乾燥させることのできる有用な氷嚢を含むゴム製又はプラスチック製袋乾燥機を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明の氷嚢を含むゴム製又はプラスチック製袋乾燥機は、
下部に空気の吸引口を有し、上部に空気の吐出口を有するケース、前記空気の吸引口から空気を吸引して前記空気の吐出口に向けて送風するファン、及び前記ファンを回転駆動する電動式のファン回転駆動装置を有する送風機本体と、
下部に前記送風機本体の前記空気の吐出口に連通する連結口、上部に前記送風機本体から送風される空気を排出する空気の排出口を有し、前記送風機本体の前記空気の吐出口に着脱可能に連結され、前記送風機本体から送風される空気を通気案内する通気筒と、
前記通気筒の周面に外周方向に水切り可能に突出される受け部と、
を備え、
氷嚢その他のゴム製又はプラスチック製袋をその開口端から前記通気筒を挿通し、当該開口端縁部を前記受け部に支持して、前記通気筒に被せ付け、前記送風機本体の駆動により、前記送風機本体から送風される空気を氷嚢その他のゴム製又はプラスチック製袋内で循環させる、
ことを要旨とする。
【0007】
また、本発明の氷嚢を含むゴム製又はプラスチック製袋乾燥機は各部に次のような構成を備えることが望ましい。
(1)送風機本体のケースは下部に外周方向に張り出される平板状のベースを有し、空気の吸引口は前記ケースの周面の下端に設けられる。
この場合、ベースはケースの下部に着脱可能に設けられる。
この場合、ベースはケースの下部に着脱可能に設けられ、空気の吸引口は、ケースの周面の下端に形成され、複数の吸引孔を有するリング部と、前記ベースの平面中央に形成され、複数の吸引孔を有するリング部と、前記ケース、前記ベースの前記各リング部が嵌合可能に形成され、前記各リング部の前記各吸引孔に連通する複数の吸引孔を有するリングとからなり、前記ケース、前記ベースは、前記各リング部が前記リングに相互の前記各吸引孔を連通して嵌合されることにより、連結される。
また、上記に代えて、ベースはケースの下部に着脱可能に設けられ、空気の吸引口は、ケースの周面の下端に形成され、複数の吸引孔を有するリング部と、前記ベースの平面中央に形成され、複数の吸引孔を有するリング部とからなり、前記ケース、前記ベースは、前記各リング部が相互に前記各吸引孔を連通して嵌合されることにより、連結されてもよい。
(2)送風機本体の電動式のファン回転駆動装置の電源は、商用電源方式、1次電池方式、2次電池方式の全部又は一部が採用される。
(3)通気筒は、全体又は上部側の一部が円錐形若しくは円錐台形又は角錐形若しくは角錐台形に形成され、空気の吐出口は前記通気筒の上部に当該上部の上方及び全周に向けて形成される。
(4)通気筒は伸縮可能に形成される。
(5)受け部は、通気筒の周面に外嵌可能に環状に形成される取付部と、前記取付部の外周部に全周に亘って又は間欠的に前記取付部の外周方向に延び、氷嚢その他のゴム製又はプラスチック製袋の開口端縁を支持可能にかつ水切り可能に形成される支持部とを有し、通気筒の周面に着脱可能に取り付けられる。
【発明の効果】
【0008】
本発明の氷嚢を含むゴム製又はプラスチック製袋乾燥機によれば、上記の構成により、氷嚢その他のゴム製又はプラスチック製袋をその開口端から通気筒を挿通し、この開口端縁部を受け部に支持して、通気筒に被せ付け、送風機本体の駆動により、送風機本体から送風される空気を氷嚢その他のゴム製又はプラスチック製袋内で循環させるので、使用後の氷嚢その他のゴム製又はプラスチック製袋の内部を短時間に確実に乾燥させることができる、という本発明独自の格別な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の第1の実施の形態に係る氷嚢を含むゴム製又はプラスチック製袋乾燥機の構成を示す図((a)は平面図(b)は正面図(c)は底面図)
同乾燥機の使用例を示す図(正面図)
本発明の第2の実施の形態に係る氷嚢を含むゴム製又はプラスチック製袋乾燥機の構成を示す図((a)は正面図(b)は特に受け部の平面図)
【発明を実施するための形態】
【0010】
次に、この発明を実施するための形態について図を用いて説明する。なお、以下の各実施の形態では、氷嚢乾燥機として例示している。
図1、図2にこの発明の第1の実施の形態を示している。
図1に示すように、氷嚢乾燥機D(以下、本乾燥機Dという。)は、送風機本体1と、通気筒2と、受け部3と、を備えて構成される。
(【0011】以降は省略されています)

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