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公開番号
2025083736
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-02
出願番号
2023197300
出願日
2023-11-21
発明の名称
クリーニング装置
出願人
バンドー化学株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B08B
1/34 20240101AFI20250526BHJP(清掃)
要約
【課題】本発明は、表面にビア穴がある対象物であっても、異物を効果的に除去することができるクリーニング装置の提供を目的とする。
【解決手段】本発明のクリーニング装置は、板状またはフィルム状の対象物の、有底のビア穴を有する少なくとも一方の表面に付着する異物を除去するクリーニング装置であって、上記対象物の搬送方向と垂直かつ対象物表面と平行な回転軸を中心として回転可能に配設され、上記対象物表面に接触するローラ状のクリーニングブラシを備え、上記クリーニングブラシが、円柱状の芯金と、この芯金の周面への複数の毛の植設により形成されるブラシ部とを有しており、上記ビア穴の径に対する上記毛の径の比が、1/3以下であり、上記対象物のビア穴底部との接点部分での上記クリーニングブラシの圧接量が、0.2mm以上0.7mm以下である。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
板状またはフィルム状の対象物の、有底のビア穴を有する少なくとも一方の表面に付着する異物を除去するクリーニング装置であって、
上記対象物の搬送方向と垂直かつ対象物表面と平行な回転軸を中心として回転可能に配設され、上記対象物表面に接触するローラ状のクリーニングブラシを備え、
上記クリーニングブラシが、円柱状の芯金と、この芯金の周面への複数の毛の植設により形成されるブラシ部とを有しており、
上記ビア穴の径に対する上記毛の径の比が、1/3以下であり、
上記対象物のビア穴底部との接点部分での上記クリーニングブラシの圧接量が、0.2mm以上0.7mm以下であるクリーニング装置。
続きを表示(約 280 文字)
【請求項2】
上記クリーニングブラシの下流側に位置し、上記クリーニングブラシと回転軸が平行に配設され、回転しつつ上記対象物表面に接触するクリーニングローラを備え、
上記対象物表面との接点部分での上記クリーニングブラシの回転方向が上記搬送方向に対して逆方向であり、
上記対象物表面との接点部分での上記クリーニングローラの回転方向が上記搬送方向に対して順方向である請求項1に記載のクリーニング装置。
【請求項3】
上記クリーニングブラシが帯電した状態で上記一方の表面に接触する請求項1または請求項2に記載のクリーニング装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、クリーニング装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、フラットパネルディスプレイ(FPD)のガラス基板、電子部品を搭載するプリント基板、樹脂薄板、フィルム材料等の対象物表面に付着する塵埃などの異物を取り除くためのクリーニング装置が開発されている。
【0003】
このようなクリーニング装置として、対象物の搬送方向に対して逆方向となるように回転しつつ対象物表面に接触するクリーニングブラシと、対象物の搬送方向に対して順方向となるように回転しつつ対象物表面に接触するクリーニングローラとを備えるクリーニング装置が提案されている(特開2016-215155号公報参照)。
【0004】
このクリーニング装置を用いれば、クリーニングブラシによりミリサイズの比較的大きな異物を効果的に掻き起こし、クリーニングローラにより主に微細な異物を除去できるため、異なるサイズの異物を効果的に除去することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2016-215155号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上記従来のクリーニング装置は、表面が比較的平坦な対象物に付着した異物を効果的に除去することができる。しかし、対象物が例えば基板である場合、その表面にはしばしば有底のビア穴が設けられており、窪みがある。このようなビア穴の陰に位置した異物は、除去され難い傾向となる。
【0007】
本発明はこのような不都合に鑑みてなされたものであり、表面にビア穴がある対象物であっても、異物を効果的に除去することができるクリーニング装置の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の一実施形態に係るクリーニング装置は、板状またはフィルム状の対象物の、有底のビア穴を有する少なくとも一方の表面に付着する異物を除去するクリーニング装置であって、上記対象物の搬送方向と垂直かつ対象物表面と平行な回転軸を中心として回転可能に配設され、上記対象物表面に接触するローラ状のクリーニングブラシを備え、上記クリーニングブラシが、円柱状の芯金と、この芯金の周面への複数の毛の植設により形成されるブラシ部とを有しており、上記ビア穴の径に対する上記毛の径の比が、1/3以下であり、上記対象物のビア穴底部との接点部分での上記クリーニングブラシの圧接量が、0.2mm以上0.7mm以下である。
【発明の効果】
【0009】
本発明のクリーニング装置は、表面にビア穴がある対象物であっても、異物を効果的に除去することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、本発明の一実施形態に係るクリーニング装置の外観を示す模式的斜視図である。
図2は、図1のクリーニング装置のA-A線での内部を示す模式的構造図である。
図3は、図1のクリーニング装置のクリーニングブラシが対象物に接する付近を示す模式的部分拡大図である。
図4は、実施例において用いた対象物のビア穴付近の寸法を示す模式的端面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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