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公開番号
2025137430
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-19
出願番号
2025021930
出願日
2025-02-13
発明の名称
洗浄機に用いられるノズル揺動機構
出願人
揚發實業有限公司
,
YANG HUCA INDUSTRY CO., LTD.
代理人
個人
主分類
B08B
3/02 20060101AFI20250911BHJP(清掃)
要約
【課題】ノズルの往復移動によって、少数のノズルで前記所定のシートにつき複数回の洗浄を行い、多数のノズルを装着する場合のコストを削減可能にする。
【解決手段】本発明における洗浄機に用いられるノズル揺動機構は、台座、搬送装置2、洗浄装置3及びエアーナイフ組立体を含む。台座は、洗浄領域及び水切り領域を順に含む。搬送装置は、所定のシートを搬送する供給部及び排出部を有する。また、搬送装置は、動力装置により動作する複数の搬送ローラを有する。洗浄装置は洗浄領域内に設けられる。且つ、洗浄装置は、搬送装置の上側に位置する複数のノズル32を有する。且つ、複数のノズルの少なくとも一方の側には、往復移動を付与する伝動機構に組み付けられる組み付け機構312が設けられている。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
洗浄機に用いられるノズル揺動機構であって、
台座、搬送装置、洗浄装置及びエアーナイフ組立体を含み、
前記台座は、洗浄領域及び水切り領域を順に含み、
前記搬送装置は、前記洗浄領域側に設けられて所定のシートを搬送する供給部と、前記水切り領域側に位置する排出部とを有し、前記搬送装置は、動力装置により動作する複数の搬送ローラを有し、
前記洗浄装置は前記洗浄領域内に設けられ、且つ、前記洗浄装置の連動装置は、複数のノズルが接続されるとともに、前記搬送装置の上側に位置する複数の接続部を有し、上側の前記接続部は、少なくとも一方の側に組み付け機構が設けられており、前記組み付け機構の一方の側には、往復移動を付与する伝動機構に組み付けられる係接部が突設されており、
前記エアーナイフ組立体は前記水切り領域内に設けられ、前記エアーナイフ組立体は、前記搬送装置の上側に設けられる複数のエアーナイフを有している、ノズル揺動機構。
続きを表示(約 790 文字)
【請求項2】
前記ノズルは、必要に応じてスプレー範囲を設定可能であり、且つ、前記洗浄装置の前記伝動機構は、更に、前後の押動距離及び1分あたりの往復揺動回数を設定可能であり、更に、各前記ノズルの装着数及び間隔の距離についても設定可能であり、前記ノズルのスプレー範囲は400mmであり、前記ノズルが前記伝動機構と連携して前後に押し動かされる距離は25mmずつであり、前記伝動機構は1分あたり60回往復可能であり、前記ノズルの数は8本であり、各間隔は50mmであり、前記搬送装置における前記搬送ローラは、それぞれ、前記所定のシートを搬送するための搬送部を有し、且つ、各前記搬送部の両側には回動部がそれぞれ備わっており、前記動力装置は、少なくとも1つの第1軸柱を介して少なくとも1つの前記搬送ローラの前記回動部に係接されて、前記搬送ローラの往復回転を制御し、各前記搬送ローラにおける前記動力装置から離隔する側の前記回動部には、それぞれ、互いを回動させるための少なくとも2つの第2ローラ軸が組み付けられており、各前記搬送ローラは、前後に25mm搬送可能であるとともに、1分間に10回往復可能であり、搬送速度は2m/minである、請求項1に記載の洗浄機に用いられるノズル揺動機構。
【請求項3】
前記エアーナイフ組立体の前記エアーナイフ内には、予め設置された空気加圧装置から供給される加圧ガスを収容するための収容空間が備わっており、且つ、前記エアーナイフ内には、前記ガスの流通を妨げて、前記ガスの吐出を均一化する整流板が設けられており、前記エアーナイフには、それぞれ、エアーナイフ口を有するエアーナイフヘッドが下向きに延設されており、且つ、前記エアーナイフヘッドには、少なくとも1つの緊締部材が挿設されている、請求項1に記載の洗浄機に用いられるノズル揺動機構。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、洗浄機に用いられるノズル揺動機構に関し、特に、伝動機構により前記ノズルを往復させて洗浄することで、所定のシートを洗浄する際の洗浄品質を向上させるとともに、最適な洗浄時間を設定するとの効果に関する。
続きを表示(約 2,700 文字)
【背景技術】
【0002】
昨今の科学技術の進歩によって、スマートフォンやタブレットPC、ノートパソコンといった日常的な電子製品及び電子機器が広く使用されるようになっており、結果として、半導体や回路基板関連の産業の発展が促進されている。前記半導体や回路基板の生産に用いられる化学物質の種類は大変多いため、半導体シートには化学薬剤や溶媒が比較的残留しやすい。これらの薬剤や溶媒は、環境を汚染するだけでなく、前記半導体や回路基板の歩留まりにも影響を及ぼす。
【0003】
現在、前記半導体や回路基板を洗浄する工程では、半導体や回路基板を洗浄するために大量の注水ノズルを必要とすることが多い。且つ、位置が固定されたノズルには洗浄不可能な角度が生じやすい。また、従来の洗浄機は、半導体や回路基板の種類や大きさの変化に応じて、洗浄のプロセスや時間を任意にカスタマイズすることができない。以上が、当業者にとって早急に研究及び改良を要するポイントとなっている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
そこで、発明者は、上記の課題及び欠点について、関連のデータを収集し、多方面から評価及び検討するとともに、本業界で蓄えた長年の経験に基づき、試行及び修正を続けた結果、洗浄機に用いられるノズル揺動機構という発明を生み出した。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の主な目的は、上記の洗浄機に用いられるノズル揺動機構を提供することである。当該ノズル揺動機構は、台座、搬送装置、洗浄装置及びエアーナイフ組立体を含む。前記台座は、洗浄領域及び水切り領域を順に含む。前記搬送装置は、前記洗浄領域側に設けられて所定のシートを搬送する供給部と、前記水切り領域側に位置する排出部を有する。また、前記搬送装置は、動力装置により動作する複数の搬送ローラを有する。前記洗浄装置は前記洗浄領域内に設けられる。且つ、前記洗浄装置の連動装置は、複数のノズルが接続されるとともに、前記搬送装置の上側に位置する複数の接続部を有する。上側の前記接続部は、少なくとも一方の側に組み付け機構が設けられている。前記組み付け機構の一方の側には、往復移動を付与する伝動機構に組み付けられる係接部が突設されている。前記エアーナイフ組立体は前記水切り領域内に設けられる。前記エアーナイフ組立体は、前記搬送装置の上側に設けられる複数のエアーナイフを有する。上述した前記ノズルの往復移動により、前記所定のシートの同一部位につき複数回の洗浄を行うことで、少数の前記ノズルで前記所定のシートにつき複数回の洗浄を行い、多数の前記ノズルを装着する場合のコストを削減可能にするとの効果が奏される。
【0006】
本発明の副次的な目的は、次の通りである。即ち、前記搬送装置における前記搬送ローラは、それぞれ、前記所定のシートを搬送するための搬送部を有する。且つ、各前記搬送部の両側には回動部がそれぞれ備わっている。また、前記動力装置は、少なくとも1つの第1軸柱を介して少なくとも1つの前記搬送ローラの前記回動部に係接されて、前記搬送ローラの往復回転を制御する。各前記搬送ローラにおける前記動力装置から離隔する側の前記回動部には、それぞれ、互いを回動させるための少なくとも2つの第2ローラ軸が組み付けられている。前記搬送装置の前記搬送ローラが往復変位することで、前記所定のシートの同一部位につき複数回の洗浄を可能にするとの目的が達成される。
【0007】
本発明における別の目的は、次の通りである。即ち、前記エアーナイフ組立体の前記エアーナイフ内には、予め設置された空気加圧装置から供給される加圧ガスを収容するための収容空間が備わっている。且つ、前記エアーナイフ内には、前記ガスの流通を妨げて、前記ガスの吐出を均一化する整流板が設けられている。また、前記エアーナイフには、それぞれ、エアーナイフ口を有するエアーナイフヘッドが下向きに延設されている。且つ、前記エアーナイフヘッドには、少なくとも1つの緊締部材が挿設されている。前記整流板による風量の均一な調整に、前記緊締部材の締め付けを組み合わせて、前記エアーナイフ口から吐出される風量の大きさを調整することで、最適な水切り性能を設定するとの効果が奏される。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、本発明における洗浄機に用いられるノズル揺動機構の正面図である。
図2は、本発明における洗浄機に用いられるノズル揺動機構の側面図である。
図3-A、図3-B及び図3-Cは、本発明における洗浄機に用いられるノズル揺動機構の伝動機構の三面図である。
図4-A、図4-B及び図4-Cは、本発明における洗浄機に用いられるノズル揺動機構の接続装置の三面図である。
図5-A、図5-B及び図5-Cは、本発明における洗浄機に用いられるノズル揺動機構の連動装置の三面図である。
図6は、本発明における洗浄機に用いられるノズル揺動機構のノズル移動前の概略図である。
図7は、本発明における洗浄機に用いられるノズル揺動機構のノズル移動後の概略図である。
図8は、本発明における洗浄機に用いられるノズル揺動機構の平断面図である。
図9-A、図9-B及び図9-Cは、本発明における洗浄機に用いられるノズル揺動機構のエアーナイフの三面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明における洗浄機に用いられるノズル揺動機構の正面図、側面図、伝動機構の三面図、接続装置の三面図、連動装置の三面図、ノズル揺動機構の平断面図及びエアーナイフの三面図である図1~5及び図8、図9を参照する。本発明における洗浄機に用いられるノズル揺動機構は、主に、台座1、搬送装置2、洗浄装置3及びエアーナイフ組立体4を含む。また、これら構成要素の接続関係は以下の通りである。
【0010】
前記台座1は、洗浄領域11及び水切り領域12を順に含む。また、前記台座1には、往復搬送を行う前記搬送装置2が設けられている。前記搬送装置2は、前記洗浄領域11側に設けられる供給部21と、前記水切り領域12側に位置する排出部22を有する。また、前記搬送装置2は、動力装置23により動作する複数の搬送ローラ24を有する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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