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公開番号
2025127861
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-02
出願番号
2024024817
出願日
2024-02-21
発明の名称
洗浄システム
出願人
三浦工業株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B08B
3/08 20060101AFI20250826BHJP(清掃)
要約
【課題】効率的な洗浄システムを提供すること。
【解決手段】洗浄システム1は、洗浄媒体として水を利用する洗浄システム1であって、洗浄装置10と、一端がボイラ100に接続されボイラ100からのボイラ水が流れるボイラ水ライン102と、一端が洗浄装置10に接続されボイラ水ライン102を流れたボイラ水が流れる洗浄水ライン50と、洗浄水ライン50を通じて洗浄装置10に流れるボイラ水の量を制御する制御盤90とを備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
洗浄媒体として水を利用する洗浄システムであって、
洗浄装置と、
一端がボイラに接続され前記ボイラからのボイラ水を流すボイラ水ラインと、
一端が前記洗浄装置に接続され前記ボイラ水ラインを流れた前記ボイラ水を流す洗浄水ラインと、
前記洗浄水ラインを通じて前記洗浄装置に流れる前記ボイラ水の量を制御する制御部とを備える洗浄システム。
続きを表示(約 560 文字)
【請求項2】
前記ボイラ水を蓄えることが可能な回収タンクを更に備え、
前記ボイラ水ラインの他端及び前記洗浄水ラインの他端は前記回収タンクに接続されている請求項1に記載の洗浄システム。
【請求項3】
前記ボイラ水ライン、前記洗浄水ライン及び前記回収タンクの少なくとも一方に設けられ、前記ボイラ水の水質を検査する水質検査部を更に備える請求項1又は2に記載の洗浄システム。
【請求項4】
前記水質検査部の検査項目は、pH及び/又は電気伝導度であるである請求項3に記載の洗浄システム。
【請求項5】
前記制御部は、前記洗浄装置に供給される前記ボイラ水の量及び/又は前記水質の検査結果に基づいて前記洗浄装置に供給する洗浄剤の量を制御する請求項3に記載の洗浄システム。
【請求項6】
前記ボイラ水ライン、前記洗浄水ライン及び回収タンクの少なくとも一箇所に設けられ、前記ボイラ水の水質を浄化する水質浄化部を更に備える請求項1又は2に記載の洗浄システム。
【請求項7】
一端が前記洗浄装置、前記洗浄水ライン、回収タンク又は前記ボイラ水ラインに接続され前記ボイラ水を希釈して前記洗浄装置に流す水ラインを更に備える請求項1又は2に記載の洗浄システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ボイラ水を洗浄に利用する洗浄システムに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
ボイラで発生した蒸気を利用した温水洗浄が広く行われている。特許文献1では、省エネルギーのため、ボイラで発生した蒸気だけでなく、仕上ロール機や乾燥機で発生した蒸気ドレンを有効に利用した温水洗浄技術を提案している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2009-198038号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の技術では、ボイラで発生した蒸気を熱源として温水を作り、その温水で洗浄を行ってきた。省エネルギーが進んだ方法としては、蒸気の他に、蒸気ドレンを有効利用する方法が提案されている。しかし、ボイラ内には熱エネルギーを保有したボイラ水があり、その熱エネルギーを直接的に利用する技術は提案されていない。なお、ボイラ水とは、ボイラ内の缶水を指し、ボイラ内の缶水が濃縮したボイラ濃縮缶水、缶水濃縮時に排出されるブロー排水等を含む。
【0005】
本発明は、ボイラ水が含む熱とアルカリ等の成分を積極利用する洗浄システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1)本発明の洗浄システムは、洗浄媒体として水を利用する洗浄システムであって、洗浄装置と、一端がボイラに接続され前記ボイラからのボイラ水を流すボイラ水ラインと、一端が前記洗浄装置に接続され前記ボイラ水ラインを流れた前記ボイラ水を流す洗浄水ラインと、前記洗浄水ラインを通じて前記洗浄装置に流れる前記ボイラ水の量を制御する制御部とを備える。これによってボイラ水を効率的に利用する洗浄システムを提供できる。
(2)前記洗浄システムは、前記ボイラ水を蓄えることが可能な回収タンクを更に備え、前記ボイラ水ラインの他端及び前記洗浄水ラインの他端は前記回収タンクに接続されてもよい。これによってボイラ水の洗浄装置への安定した供給が可能になる。
(3)前記洗浄システムは、前記ボイラ水ライン、前記洗浄水ライン、及び前記回収タンクの少なくとも一方に設けられ、前記ボイラ水の水質を検査する水質検査部を更に備えてもよい。これによってボイラ水の水質を把握することができる。
(4)前記洗浄システムにおいては、前記水質検査部の検査項目は、pH及び/又は電気伝導度であってよい。これによってボイラ水の水質を検査することで、水質に応じて洗浄剤の投入量を変更すること及びボイラ水を浄化することの判断基準となる情報が得られる。
(5)前記洗浄システムにおいては、前記制御部は、前記洗浄装置に供給される前記ボイラ水の量及び/又は前記水質の検査結果に基づいて前記洗浄装置に供給する洗浄剤の量を制御してもよい。これによって洗浄剤の使用量を削減できる。
(6)前記洗浄システムは、前記ボイラ水ライン、前記洗浄水ライン及び回収タンクの少なくとも一箇所に設けられ、前記ボイラ水の水質を浄化する水質浄化部を更に備えてもよい。これによってボイラ水を使用できる被洗浄物の範囲を拡大できる。例えば、被洗浄物が洗濯物である場合、洗濯物が白物であるときにも使用できる。
(7)前記洗浄システムは、一端が前記洗浄装置、前記洗浄水ライン、回収タンク又は前記ボイラ水ラインに接続され前記ボイラ水を希釈して前記洗浄装置に流す水ラインを更に備えてもよい。これによってボイラ水を使用できる被洗浄物の範囲を拡大できる。例えば、被洗浄物が洗濯物である場合、洗濯物が白物であるときにも使用できる。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、ボイラ水が含むアルカリ等の成分を積極利用することの他、ボイラ水の熱を利用することで省エネルギー化された洗浄システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は本発明の洗浄システム1の構成を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
(洗浄システム)
本発明の実施形態の洗浄システム1は以下の通りである。図1は、洗浄システム1の構成を示す図である。洗浄システム1は、水を洗浄媒体として、アルカリ系の洗剤を使い、洗浄液を加温して被洗浄物を洗浄するシステムである。
【0010】
(洗浄部)
洗浄システム1は、洗浄装置10を備える。洗浄装置10は、被洗浄物を洗浄する洗浄部12を備え、パッケージ化された洗浄装置であれば、洗浄装置自身に洗浄装置レベルセンサ128、洗浄装置温度センサ130を備え、洗浄水112、水114を洗浄部へ送る給水制御や蒸気を使った温度制御を行う洗浄装置制御部(126)も備える。本実施形態では、パッケージ化された洗浄装置の例を記した。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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