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公開番号
2025110429
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-29
出願番号
2022074965
出願日
2022-04-28
発明の名称
作業機
出願人
工機ホールディングス株式会社
代理人
弁理士法人筒井国際特許事務所
主分類
B08B
5/02 20060101AFI20250722BHJP(清掃)
要約
【課題】作業機の作業性を向上する。
【解決手段】送風機は、モータと、作業者の操作によって初期位置から移動可能な操作部と、操作部に対する操作状態に応じてモータの駆動を制御し、かつ、操作部の位置を検知可能な制御部と、を備え、制御部は、通常モード及びオンロックモードを含む複数の動作モードに切り替える制御を行う。制御部は、通常モードにおいて、操作部がオン領域に位置している間はモータを駆動させ、操作部がオフ領域に位置している間はモータの駆動を停止させ、オンロックモードにおいて、操作部の位置によらずモータを駆動させ、通常モードにおいて操作部がオン領域に複数回位置することを含む切替動作を行うと、オンロックモードに切り替わり、オンロックモードにおいては、切替動作における操作部の初期位置からの移動量に応じてモータの回転数を設定可能な構成を備える。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
モータと、
作業者の操作によって初期位置から移動可能な操作部と、
前記操作部に対する操作状態に応じて前記モータの駆動を制御し、かつ、前記操作部の位置を検知可能な制御部と、を備え、
前記制御部は、通常モード及びオンロックモードを含む複数の動作モードに切替可能であり、
前記制御部は、
前記通常モードにおいて、前記操作部がオン領域に位置している間は前記モータを駆動させ、前記操作部がオフ領域に位置している間は前記モータの駆動を停止させ、
前記オンロックモードにおいて、前記操作部の位置によらず前記モータを駆動させ、
前記制御部は、前記通常モードにおいて前記操作部が前記オン領域に複数回位置することを含む切替動作が行われると、前記動作モードを前記オンロックモードに切り替え、前記オンロックモードにおいては、前記切替動作における前記操作部の前記初期位置からの移動量に応じて前記モータの回転数を設定する、
作業機。
続きを表示(約 790 文字)
【請求項2】
前記切替動作は、前記操作部が前記オン領域から前記オフ領域と再度の前記オン領域を経て再度の前記オフ領域に移動する往復動作が行われることである、
請求項1に記載の作業機。
【請求項3】
前記制御部は、前記オンロックモードにおいて、第1の回転数と、前記第1の回転数よりも回転数の低い第2の回転数と、で前記モータを駆動する制御を行い、
前記制御部は、前記切替動作において前記操作部が前記オン領域に複数回位置することの全てで、前記操作部の前記初期位置からの移動量の最大値が第1閾値を上回ると、前記第1の回転数で前記モータを駆動する、
請求項1に記載の作業機。
【請求項4】
前記制御部は、前記オンロックモードにおいて、前記操作部が前記オフ領域から前記オン領域へ移動すると、前記通常モードに切り替わるように、前記モータの駆動を制御する、
請求項1に記載の作業機。
【請求項5】
前記複数回は2回である、
請求項1に記載の作業機。
【請求項6】
前記第1閾値は、前記操作部の最大調速の60%~100%の範囲に設定されている、
請求項3に記載の作業機。
【請求項7】
前記制御部は、前記2回の往復動作において、各々の往復動作の時間が60ms~300msの範囲にある場合、前記オンロックモードに移行する処理を行う、
請求項5に記載の作業機。
【請求項8】
前記モータの駆動力で駆動するファンと、
前記モータ及び前記ファンを収容し、ファンによる空気流の入口となる吸気口及び出口となる排気口を有するハウジングと、
前記排気口に対して着脱可能に装着されるノズルと、を備える、
請求項1に記載の作業機。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、送風機等の作業機に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
作業機の一例として、モータの駆動力で回転するファンと、前記モータ及び前記ファンを収容するハウジング部と、前記ファンの回転により生成された空気流に沿って空気を排出するノズル部と、を有する送風機が知られている。
【0003】
上述のような送風機として、例えば、特許文献1には、トリガの操作量に応じて回転数を変更可能なブロワを開示する。このブロワは、トリガとは別に設けられたタクタイルスイッチを操作すると、オンロックが行われる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2014-36939号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上述の特許文献1に記載された送風機(作業機)の構成は、オンロックを行う場合に作業者がトリガとタクタイルスイッチの両方を操作する必要があるため、オンロックを行う際の操作性を改善させるべく、構成をより改良する余地があった。また、操作部としてトリガとタクタイルスイッチの2つを設けることで、作業機の大型化につながっていたため、構成をより簡素化させる余地があった。
【0006】
本発明の他の目的は、後述する実施形態の説明によって明らかになるであろう。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る作業機は、モータと、作業者の操作によって初期位置から移動可能な操作部と、操作部に対する操作状態に応じてモータの駆動を制御し、かつ、操作部の位置を検知可能な制御部と、を備える。そして、制御部は、通常モード及びオンロックモードを含む複数の動作モードに切り替える制御を行う。具体的には、制御部は、通常モードにおいて、操作部がオン領域に位置している間はモータを駆動させ、操作部がオフ領域に位置している間はモータの駆動を停止させる制御を行う。また、制御部は、オンロックモードでは、操作部の位置によらずモータを固定的な回転速度で駆動させる。さらに、制御部は、通常モードにおいて操作部がオン領域に複数回位置することを含む切替動作が行われると、オンロックモードに切り替わり、オンロックモードでは、切替動作における操作部の初期位置からの移動量に応じてモータの回転数を固定的に設定するように、モータの動作を制御する。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、作業機の作業性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の実施の形態1の作業機の構造を示す側面図である。
図1に示す作業機の内部構造を示す側面断面図である。
図1に示す作業機において、主ノズルを取り外した状態を示す側面図である。
図1に示す作業機の制御系の構成を示すブロック回路図である。
通常モードおよびオンロックモードにおける動作およびこれらモード間の状態遷移を概説するための図である。
トリガの引き量に対するデューティー比及びモータ回転数の関係を比較説明するためのタイムチャート図である。
制御部の制御動作を説明するフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施の形態の一例について、図面を参照しながら詳細に説明する。本実施の形態では、作業機の一例として、送風機1を取り上げて説明する。図1に示されるように、送風機1は、背面から取り込んだ空気を前面側に設けられたノズルから排出して作業箇所等に空気を吹き付ける作業機であり、エアダスタ等とも呼ばれている。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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