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公開番号2025072966
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-12
出願番号2023183470
出願日2023-10-25
発明の名称洗浄器及び洗浄器を含む洗浄装置
出願人ジャパンマテックス株式会社
代理人弁理士法人みなとみらい特許事務所
主分類B08B 9/032 20060101AFI20250501BHJP(清掃)
要約【課題】流路が目詰まりしにくく、また配管の直径の大小によらず、配管の内壁に効果的に洗浄液を当てて洗浄することができる洗浄装置を提供することを目的とする。
【解決手段】上記課題を解決する本願発明は、中心軸Aを取り囲む内壁112を有する環状の本体部11と、液体を導入する導入口12と、を備える洗浄器1であって、本体部11は、環状の形状に沿って液体を導通する流路111と、流路111から内壁112を貫通する噴射孔113と、を有し、噴射孔113は、液体の噴射方向を示す第一軸線Bが、中心軸Aとねじれの位置に設けられる長孔である。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
中心軸を取り囲む内壁を有する環状の本体部と、液体を導入する導入口と、を備える洗浄器であって、
前記本体部は、前記環状の形状に沿って液体を導通する流路と、前記流路から前記内壁を貫通する噴射孔と、を有し、
前記噴射孔は、液体の噴射方向を向く軸線が、前記中心軸とねじれの位置に設けられる長孔である、洗浄器。
続きを表示(約 440 文字)【請求項2】
前記噴射孔は、前記軸線が、前記中心軸に垂直な平面と交差して設けられる、
請求項1に記載の洗浄器。
【請求項3】
前記噴射孔は、前記内壁側の開口部における長軸が、前記平面に対し斜めに交差する方向に設けられる、
請求項2に記載の洗浄器。
【請求項4】
前記本体部は、前記流路から前記内壁を貫通する副噴射孔をさらに有し、
前記副噴射孔は、前記液体の噴射方向を示す軸線が、前記中心軸と交わって設けられる、
請求項1に記載の洗浄器。
【請求項5】
請求項1乃至4の何れかに記載の洗浄器を備える、洗浄装置。
【請求項6】
前記洗浄装置は、前記中心軸の方向から前記洗浄器を挟持する一対の枠体を備える、
請求項5に記載の洗浄装置。
【請求項7】
前記枠体は、前記導入口と連通する送液管と接続する接続部を有する、
請求項6に記載の洗浄装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、配管等の内壁を洗浄するための洗浄装置、及び洗浄装置を構成する洗浄器に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
薬品の製造や貯留に使用されるタンクには、攪拌棒や薬液供給管等を挿入するノズル部、或いは配管部材が設けられている。これにおいて、タンクの内壁を洗浄するためのシャワーノズルやシャワーボールが開発され、一方で配管部分の洗浄には、配管に取付ける環状の洗浄装置が開発されてきた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許6542561号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の洗浄装置は、配管に直接接続され、噴射口から配管内部に洗浄液を噴射する構成であり、配管の洗浄における効率化を図っている。しかしながら、配管の直径が大きくなると、噴射口から配管の内壁までの距離が長くなり、洗浄効率が低下するほか、噴射口が小さいと、洗い流された汚れで目詰まりを引き起こすという課題があった。
【0005】
本発明は、上記の課題に鑑み、流路が目詰まりしにくく、また配管の直径の大小によらず、配管の内壁に効果的に洗浄液を当てて洗浄することができる洗浄装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決する本願発明は、中心軸を取り囲む内壁を有する環状の本体部と、液体を導入する導入口と、を備える洗浄器であって、該本体部は、該環状の形状に沿って液体を導通する流路と、該流路から該内壁を貫通する噴射孔と、を有し、該噴射孔は、液体の噴射方向を向く軸線が、該中心軸とねじれの位置に設けられる長孔である。
このような構成によって、流路が目詰まりしにくく、また配管の直径の大小によらず、配管の内壁に効果的に洗浄液を当てて洗浄することができる。
【0007】
本発明の好ましい形態では、該噴射孔は、該軸線が、該中心軸に垂直な平面と交差して設けられる。
このような構成によって、導入口より鉛直上方向に配管が伸びている場合でも、配管内部を洗浄することができる。
【0008】
本発明の好ましい形態では、該噴射孔は、該内壁側の開口部における長軸が、該平面に対し斜めに交差する方向に設けられる。
このような構成によって、噴射された洗浄液が、配管の内壁に均等に当たりやすくなる。
【0009】
本発明の好ましい形態では、該本体部は、該流路から該内壁を貫通する副噴射孔をさらに有し、該副噴射孔は、該液体の噴射方向を示す軸線が、該中心軸と交わって設けられる。
このような構成によって、洗浄器の環を挿通する部材をも、配管内壁と併せて洗浄することができる。
【0010】
上記課題を解決する本願発明は、上記何れかに記載の洗浄器を備える、洗浄装置である。
このような構成によって、各部が固定される構造に簡略化でき、容易に整備可能な洗浄装置を構成することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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