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公開番号
2025101588
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-07
出願番号
2023218540
出願日
2023-12-25
発明の名称
処理剤収容部用清掃装置および処理剤収容部の清掃方法
出願人
株式会社クボタ
代理人
弁理士法人 HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
主分類
B08B
9/087 20060101AFI20250630BHJP(清掃)
要約
【課題】圧力添加装置の処理剤収容部用清掃装置および清掃方法を提供する。
【解決手段】清掃装置(1)は、ロッド部(10)と、位置調整機構(13)と、ロッド部挿入機構(13)と、ロッド部回転機構(12)とを備え、ロッド部(10)の先端には付着物を除去するための除去部材(11)が取付けられている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
圧力添加装置が備える処理剤収容部の清掃装置であり、
前記清掃装置は、
前記処理剤収容部の開口部から前記処理剤収容部内に挿入されるロッド部と、
前記処理剤収容部の前記開口部に対する前記ロッド部の先端の位置を調整する位置調整機構と、
前記ロッド部を前記処理剤収容部内に挿入するロッド部挿入機構と、
前記ロッド部を回転させるロッド部回転機構と、
を備え、
前記ロッド部の先端には、前記処理剤収容部内の付着物を除去するための除去部材が取付けられている、
ことを特徴とする圧力添加装置の処理剤収容部用清掃装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記除去部材は鎖状であることを特徴とする、請求項1に記載の圧力添加装置の処理剤収容部用清掃装置。
【請求項3】
前記処理剤収容部の前記開口部を撮像して、前記開口部を被写体として含む画像データを生成する撮像装置と、
前記画像データに基づいて、前記処理剤収容部内への前記ロッド部の挿入の可否を判定するロッド部挿入可否判定部と、
をさらに備え、
前記撮像装置は、前記ロッド部の軸の延長線上の位置に配置されている、
ことを特徴とする、請求項1に記載の圧力添加装置の処理剤収容部用清掃装置。
【請求項4】
光源をさらに備え、
前記光源は、前記光源からの光を前記処理剤収容部の前記開口部が設けられた開口面に対して斜めから照射できるように、前記開口面に対して傾けて配置されていることを特徴とする、請求項3に記載の圧力添加装置の処理剤収容部用清掃装置。
【請求項5】
前記位置調整機構は、前記ロッド部挿入可否判定部による判定結果に基づき、前記ロッド部を前記処理剤収容部内へ挿入可能なように、前記処理剤収容部の前記開口部に対する前記ロッド部の先端の相対位置を調整することを特徴とする、請求項3に記載の圧力添加装置の処理剤収容部用清掃装置。
【請求項6】
前記位置調整機構は、前記処理剤収容部の前記開口部が設けられた開口面に沿う方向に前記ロッド部の前記先端を移動させることで、前記処理剤収容部の前記開口部に対する前記ロッド部の先端の相対位置を調整し、
前記ロッド部挿入機構は、前記開口面と交わる方向に前記ロッド部の前記先端を移動させることで、前記ロッド部を前記処理剤収容部内に挿入する、
ことを特徴とする、請求項1に記載の圧力添加装置の処理剤収容部用清掃装置。
【請求項7】
前記処理剤収容部は、開口面に直交する方向の収容空間の断面積が一定である形状を有することを特徴とする、請求項6に記載の圧力添加装置の処理剤収容部用清掃装置。
【請求項8】
請求項1から7のいずれか1項に記載の圧力添加装置の処理剤収容部用清掃装置を用いて、圧力添加装置が備える処理剤収容部を清掃する方法であり、
前記処理剤収容部の開口部に対する前記ロッド部の先端の位置を調整する位置調整工程と、
前記ロッド部を、前記処理剤収容部内に挿入するロッド部挿入工程と、
前記ロッド部の軸を回転させるロッド部回転工程と、
を含むことを特徴とする、圧力添加装置の処理剤収容部の清掃方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は処理剤収容部用清掃装置および処理剤収容部の清掃方法に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、溶融金属が入った取鍋を第1容器と第2容器とが形成する中空部に収容した状態で、当該中空部に圧力を添加可能である圧力容器と、前記第1容器を、前記第2容器に対して当接する当接位置と、当該当接が解除される当接解除位置との間で移動させる第1駆動部と、前記第2容器を、前記圧力が添加される圧力添加位置と、前記取鍋を設置する当該圧力添加位置とは異なる取鍋設置位置との間で移動させる第2駆動部と、前記圧力添加位置にて、前記中空部に前記取鍋を収容した状態で前記第1容器と前記第2容器とを締結する締結部と、前記締結され且つ前記圧力が添加された状態で前記溶融金属に処理剤を浸漬して当該溶融金属を撹拌する浸漬部と、を備えることを特徴とする圧力添加装置が開示されている。また、特許文献1には、当該圧力添加装置を用いて溶解炉で溶解された溶湯をダクタイル鋳鉄に溶製する際に、前記浸漬部が有する収容部に処理剤を収納し、溶融金属の脱硫および黒鉛球状化を行なう技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-95366号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
溶融金属の脱硫および黒鉛球状化処理後には、当該処理によって生じた副生成物が収容部内壁に付着し、その結果、処理剤を収容するための空間が狭窄状態となることがある。このため、前記処理後に、収容部内の前記付着物を除去する作業が必要である。
【0005】
しかし、特許文献1に記載の圧力添加装置の収容部は高所に位置しているため、収容部内の付着物を除去する作業は高所での作業となる。この作業を作業者が手作業で行う場合は危険を伴い、さらには作業性にも劣る。
【0006】
そこで、本発明の一形態は、圧力添加装置が備える処理剤収容部の清掃装置および清掃方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る圧力添加装置の処理剤収容部用清掃装置は、圧力添加装置が備える処理剤収容部の清掃装置であり、前記清掃装置は、前記処理剤収容部の開口部から前記処理剤収容部内に挿入されるロッド部と、前記処理剤収容部の前記開口部に対する前記ロッド部の先端の位置を調整する位置調整機構と、前記ロッド部を前記処理剤収容部内に挿入するロッド部挿入機構と、前記ロッド部を回転させるロッド部回転機構と、を備え、前記ロッド部の先端には、前記処理剤収容部内の付着物を除去するための除去部材が取付けられている構成である。
【0008】
前記の構成によれば、処理剤収容部内の付着物を自動で取り除くことが可能となるため、処理剤収容部の清掃作業の安全性及び作業性が向上する。
【0009】
本発明の一態様に係る圧力添加装置の処理剤収容部用清掃装置は、前記の構成において、前記除去部材は鎖状である構成としてもよい。
【0010】
前記の構成によれば、除去部材が鎖状であるため、付着物による狭窄によって処理剤収容部の開口部が狭まっていたとしても、ロッド部を挿入可能である。これにより、付着物の付着量に関わらず、処理剤収容部の清掃が可能である。
(【0011】以降は省略されています)
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