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公開番号2025093132
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-23
出願番号2023208682
出願日2023-12-11
発明の名称配管清掃方法
出願人株式会社ブリヂストン
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類B08B 9/032 20060101AFI20250616BHJP(清掃)
要約【課題】1本の合流管から複数本の分岐管が分岐している配管を清掃する場合に、清掃作業の作業性を高める。
【解決手段】配管清掃方法は、1本の合流管から複数本の分岐管が分岐している配管に対し、合流管側から1つの分岐管に清掃部材が挿入されていると共に他のすべての分岐管が閉塞治具で閉塞されている第一状態を生成し、清掃部材が挿入された分岐管を清掃部材により清掃し、清掃後の分岐管から清掃部材を抜き、清掃後の分岐管を、第一状態を生成している閉塞治具と異なる閉塞治具で閉塞し、第一状態において閉塞されていた分岐管の1つから閉塞治具を抜いて第二状態を生成し、第二状態において閉塞治具で閉塞されていない分岐管に清掃部材を挿入し清掃する。
【選択図】図5B
特許請求の範囲【請求項1】
1本の合流管から複数本の分岐管が分岐している配管に対し、前記合流管側から1つの前記分岐管に清掃部材が挿入されていると共に他のすべての分岐管が閉塞治具で閉塞されている第一状態を生成し、
前記清掃部材が挿入された前記分岐管を前記清掃部材により清掃し、
前記清掃後の分岐管から前記清掃部材を抜き、
前記清掃後の前記分岐管を、前記第一状態を生成している前記閉塞治具と異なる閉塞治具で閉塞し、
前記第一状態において閉塞されていた前記分岐管の1つから前記閉塞治具を抜いて第二状態を生成し、
前記第二状態において前記閉塞治具で閉塞されていない前記分岐管に前記清掃部材を挿入し清掃する、
配管清掃方法。
続きを表示(約 350 文字)【請求項2】
前記清掃部材として、洗浄液を吐出する洗浄ホースを含む、請求項1に記載の配管清掃方法。
【請求項3】
前記合流管には前記清掃部材及び前記閉塞治具を挿抜可能で、蓋部材により閉塞される作業孔が設けられており、
前記作業孔から前記清掃部材及び前記閉塞治具を前記合流管内に挿入することを含む、請求項1に記載の配管清掃方法。
【請求項4】
前記閉塞治具として、曲げ変形可能なワイヤー部と、前記ワイヤー部の先端を部分的に拡径した拡径部と、を有している前記閉塞治具を用いる、請求項1に記載の配管清掃方法。
【請求項5】
前記拡径部は、前記ワイヤー部の先端側及び後端側に向けて外径が漸減する形状である請求項4に記載の配管清掃方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示の技術は、配管清掃方法に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、管状に形成され、軸線方向の一端と他端とが水廻り器具からの排水を流す管材に接続される本体管部と、本体管部に形成され、本体管部の軸線方向に沿った寸法が、軸線方向と交差する方向の寸法よりも長い清掃口と、清掃口に嵌合して清掃口を閉塞する中子とを備えている清掃口付き継手が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-25073号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
配管として、1本の合流管と、この合流部から分岐する複数本の分岐管と、備えた配管がある。このような配管を、合流部側から、いずれかの分岐管に洗浄ホース等の清掃部材を挿入して洗浄する場合、どの分岐管に清掃部材が挿入されているか、ということが分かりづらく、清掃作業の作業性において改善の余地がある。
【0005】
本開示の目的は、1本の合流管から複数本の分岐管が分岐している配管を清掃する場合に、清掃作業の作業性を高めることである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第一態様の配管清掃方法では、1本の合流管から複数本の分岐管が分岐している配管に対し、前記合流管側から1つの前記分岐管に清掃部材が挿入されていると共に他のすべての分岐管が閉塞治具で閉塞されている第一状態を生成し、前記清掃部材が挿入された前記分岐管を前記清掃部材により清掃し、前記清掃後の分岐管から前記清掃部材を抜き、前記清掃後の前記分岐管を、前記第一状態を生成している前記閉塞治具と異なる閉塞治具で閉塞し、前記第一状態において閉塞されていた前記分岐管の1つから前記閉塞治具を抜いて第二状態を生成し、前記第二状態において前記閉塞治具で閉塞されていない前記分岐管に前記清掃部材を挿入し清掃する。
【0007】
この配管清掃方法では、第一状態において清掃部材が挿入されている分岐管を清掃した後、清掃後の分岐管から清掃部材を抜き、この分岐管を閉塞治具で閉塞する。そして、第二状態では、第一状態において閉塞部材で閉塞されていた分岐管の1つから閉塞治具が抜かれた状態とする。したがって、この状態では、清掃済の分岐管に清掃部材を再び挿入してしまうことなく、未洗浄の分岐管に清掃部材を挿入できるので、清掃作業の作業性が高まる。
【0008】
この「閉塞」とは、閉塞治具が、対象の分岐管を完全に塞いでいる場合だけでなく、清掃部材を挿入することができない程度に分岐管内部に位置して分岐管の断面を狭くしている場合を含む。
【0009】
第二態様の配管清掃方法では、第一態様において、前記清掃部材として、洗浄液を吐出する洗浄ホースを含む。
【0010】
洗浄ホースから洗浄液を吐出することにより、配管を洗浄できる。洗浄済の分岐管に洗浄ホースを再び挿入して洗浄液を吐出してしまうことがないので、洗浄液が無駄にならない。
(【0011】以降は省略されています)

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