TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025076275
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-15
出願番号2024119386
出願日2024-07-25
発明の名称押圧式の圧力調整洗浄スプレーヘッド、容器洗浄器及びその洗浄水槽
出願人個人
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類B08B 9/093 20060101AFI20250508BHJP(清掃)
要約【課題】物品の大きさ及び汚れ洗浄の難易度に応じて、適切な水圧と噴射範囲を選択して、洗浄効果を保証し、水を節約することができる圧力調整洗浄スプレーヘッド、容器洗浄器及びその洗浄水槽を提供する。
【解決手段】押圧式の圧力調整洗浄スプレーヘッドは、押圧式の洗浄スプレーヘッド及び圧力調整式の霧化スプレーヘッドを含み、押圧式の洗浄スプレーヘッドに押圧部が設けられ、押圧部は圧力を受けて押圧式の洗浄スプレーヘッドの給水端と排水端を連通させることができ、圧力調整式の霧化スプレーヘッドの流量は調整可能である。容器洗浄器は、洗浄トレイ及び押圧式の圧力調整洗浄スプレーヘッドを含み、洗浄トレイの側面に排水口が開設され、洗浄トレイの中央部に圧力調整式の霧化スプレーヘッドの給水端を取り付けるための水源コネクタが設けられ、押圧部は押圧フライホイールである。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
押圧式の圧力調整洗浄スプレーヘッドであって、押圧式の洗浄スプレーヘッド及び流量調整可能な圧力調整式の霧化スプレーヘッドを含み、前記押圧式の洗浄スプレーヘッドに押圧部が設けられ、前記押圧部は圧力を受けて前記押圧式の洗浄スプレーヘッドの給水端と排水端を連通させることができ、前記押圧式の洗浄スプレーヘッドの給水端は前記圧力調整式の霧化スプレーヘッドの排水端に連通していることを特徴とする押圧式の圧力調整洗浄スプレーヘッド。
続きを表示(約 1,800 文字)【請求項2】
前記圧力調整式の霧化スプレーヘッドは、霧化ハウジング、圧縮ばね及び内部に給液通路が設けられた霧化コアを含み、前記霧化ハウジング内に取付通路が設けられ、前記取付通路は、水流方向に沿って順次設置されたねじ通路部、旋回流通路部及びテーパー形態通路部を含み、前記テーパー形態通路部の先端は噴霧孔を介して外部に連通しており、前記ねじ通路部の直径は前記旋回流通路部より大きく、前記霧化コアは、水流方向に沿って順次設置された調整ねじ部、旋回流形成部及び円形ボス部を含み、前記調整ねじ部は前記ねじ通路部にねじ接続され、前記旋回流形成部は前記旋回流通路部内に位置しており、前記旋回流形成部と前記旋回流通路部との間に旋回流隙間を有し、前記旋回流形成部には、前記給液通路と前記旋回流隙間を連通させる排出孔が設けられ、前記円形ボス部の円錐面と前記テーパー形態通路部の円錐面との間に噴射隙間を有し、前記圧縮ばねは前記旋回流形成部に嵌設され、前記圧縮ばねの両端は、それぞれ前記調整ねじ部、テーパー形態通路部に当接していることを特徴とする請求項1に記載の押圧式の圧力調整洗浄スプレーヘッド。
【請求項3】
前記調整ねじ部の前記旋回流形成部から離れた一端には、回転するための回転調整ヘッドが固定して接続されることを特徴とする請求項2に記載の押圧式の圧力調整洗浄スプレーヘッド。
【請求項4】
前記押圧式の洗浄スプレーヘッドは、洗浄スプレーパイプ、シールスライドコア、洗浄ノズル及び復帰ばねを含み、前記洗浄スプレーパイプ内に洗浄通路が設けられ、前記洗浄通路内に前記洗浄通路を接続通路部とスライド通路部に分ける環状突起が設けられ、前記シールスライドコアは前記環状突起の中心孔にスライド可能に接続され、前記シールスライドコアの前記接続通路部内に位置する一端には、制限端及び給水孔が設けられ、前記制限端の直径は前記中心孔より大きく、前記シールスライドコア内に遷移通路が設けられ、前記遷移通路は前記給水孔を介して前記接続通路部に連通しており、前記給水孔は、前記シールスライドコアが前記接続通路部から離れる過程で前記環状突起により密閉されてもよく、前記洗浄ノズルは前記スライド通路部内にスライド可能に接続され、前記洗浄ノズルは前記シールスライドコアの前記スライド通路部に位置する一端に固定して接続され、前記洗浄ノズル内に噴射通路が設けられ、前記噴射通路は前記遷移通路に連通しており、前記復帰ばねは前記シールスライドコアに嵌設され、前記復帰ばねの両端は、それぞれ前記洗浄ノズル及び前記環状突起に当接しており、前記押圧部は前記洗浄ノズルに設置されることを特徴とする請求項2に記載の押圧式の圧力調整洗浄スプレーヘッド。
【請求項5】
前記洗浄ノズルの端部に前記噴射通路に連通する複数の噴射孔が設けられることを特徴とする請求項4に記載の押圧式の圧力調整洗浄スプレーヘッド。
【請求項6】
容器洗浄器であって、洗浄トレイ及び請求項1~5のいずれか一項に記載の押圧式の圧力調整洗浄スプレーヘッドを含み、前記洗浄トレイの側面に排水口が開設され、前記洗浄トレイの中央部に水源コネクタが設けられ、前記圧力調整式の霧化スプレーヘッドの給水端は前記水源コネクタに取り付けられ、前記押圧部は容器口によって押圧される押圧フライホイールであることを特徴とする容器洗浄器。
【請求項7】
前記水源コネクタは、請求項2~5のいずれか一項に記載の押圧式の圧力調整洗浄スプレーヘッドを使用し、前記圧力調整式の霧化スプレーヘッドの旋回流形成部は前記水源コネクタにねじ接続されることを特徴とする請求項6に記載の容器洗浄器。
【請求項8】
洗浄水槽であって、側壁に流水口が連通している水槽本体を含み、前記水槽本体内に請求項6又は7に記載の容器洗浄器が少なくとも3つ取り付けられ、3つの前記容器洗浄器の水源コネクタは、それぞれ洗浄剤水源、水道水水源及び純水水源に接続されることを特徴とする洗浄水槽。
【請求項9】
前記流水口の排水端は下向きに湾曲していることを特徴とする請求項8に記載の洗浄水槽。
【請求項10】
前記水槽に取付用のボルト孔が設けられることを特徴とする請求項9に記載の洗浄水槽。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、洗浄装置の技術分野に関し、特に、押圧式の圧力調整洗浄スプレーヘッド、容器洗浄器及びその洗浄水槽に関する。
続きを表示(約 2,500 文字)【背景技術】
【0002】
実験室やキッチンでは、ガラス器具を洗浄する必要があることが多いため、超音波洗浄、高圧スプレー洗浄、レーザー洗浄、蒸気洗浄、ドライアイス洗浄及び複合洗浄装置などの多くの異なるタイプの洗浄装置が使用されている。スプレー洗浄は洗浄効率が高く、洗浄コストが低いため、ガラス器具の洗浄により適しており、コストも相対的に低く、広く使用されている。特に「Glass Rinserカップ洗浄器」は、取り付けやすく、占有面積が小さく、洗浄が速く、残渣がなく、実験室、家庭キッチン、バー、喫茶店、ミルクティー店又はホテルなどのシーンにより適しており、該洗浄器は、主に洗浄トレイ及び押圧式の圧力調整洗浄スプレーヘッドで構成され、押圧式の洗浄スプレーヘッドは、洗浄スプレーパイプ、シールスライドコア、洗浄ノズル及び復帰ばねを含み、洗浄ノズルには器具を容易に倒置するための押圧フリーホイールが取り付けられる。ガラス器具を下向きに押圧フライホイールに倒置し、ガラス器具の底部を軽く押圧して押圧フライホイールを押し下げ、押圧フライホイールは洗浄ノズルを駆動して下へスライドさせ、続いて洗浄スプレーパイプ内のシールスライドコアを押し下げ、洗浄スプレーパイプ内の通路と洗浄ノズルを連通させ、水流は通路から洗浄ノズルに入って噴出され、強い水流は数秒以内にガラス器具内の残渣を徹底的に洗浄でき、水流はガラス器具に沿って洗浄トレイ内に流れ込んで排出される。しかしながら、上記カップ洗浄器は、必要に応じて水流の噴出量及び噴出水圧を調整できず、水資源の浪費をもたらすことが多い。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明の目的は、上記技術的問題を解決し、押圧式の圧力調整洗浄スプレーヘッド、容器洗浄器及びその洗浄水槽を提供することであり、水圧と噴射範囲を調整する機能を有し、物品の大きさ及び汚れ洗浄の難易度に応じて、適切な水圧と噴射範囲を選択して、洗浄効果を保証し、水を節約することができる。
【課題を解決するための手段】
【0004】
上記目的を達成するために、本発明は以下の解決手段を提供する。本発明は、押圧式の圧力調整洗浄スプレーヘッドを開示し、押圧式の洗浄スプレーヘッド及び流量調整可能な圧力調整式の霧化スプレーヘッドを含み、前記押圧式の洗浄スプレーヘッドに押圧部が設けられ、前記押圧部は圧力を受けて前記押圧式の洗浄スプレーヘッドの給水端と排水端を連通させることができ、前記押圧式の洗浄スプレーヘッドの給水端は前記圧力調整式の霧化スプレーヘッドの排水端に連通している。
【0005】
好ましくは、前記圧力調整式の霧化スプレーヘッドは、霧化ハウジング、圧縮ばね及び内部に給液通路が設けられた霧化コアを含み、前記霧化ハウジング内に取付通路が設けられ、前記取付通路は、水流方向に沿って順次設置されたねじ通路部、旋回流通路部及びテーパー形態通路部を含み、前記テーパー形態通路部の先端は噴霧孔を介して外部に連通しており、前記ねじ通路部の直径は前記旋回流通路部より大きく、前記霧化コアは、水流方向に沿って順次設置された調整ねじ部、旋回流形成部及び円形ボス部を含み、前記調整ねじ部は前記ねじ通路部にねじ接続され、前記旋回流形成部は前記旋回流通路部内に位置しており、前記旋回流形成部と前記旋回流通路部との間に旋回流隙間を有し、前記旋回流形成部には、前記給液通路と前記旋回流隙間を連通させる排出孔が設けられ、前記円形ボス部の円錐面と前記テーパー形態通路部の円錐面との間に噴射隙間を有し、前記圧縮ばねは前記旋回流形成部に嵌設され、前記圧縮ばねの両端は、それぞれ前記調整ねじ部、テーパー形態通路部に当接している。
【0006】
好ましくは、前記調整ねじ部の前記旋回流形成部から離れた一端には、回転するための回転調整ヘッドが固定して接続される。
【0007】
好ましくは、前記押圧式の洗浄スプレーヘッドは洗浄スプレーパイプ、シールスライドコア、洗浄ノズル及び復帰ばねを含み、前記洗浄スプレーパイプ内に洗浄通路が設けられ、前記洗浄通路内に前記洗浄通路を接続通路部とスライド通路部に分ける環状突起が設けられ、前記シールスライドコアは前記環状突起の中心孔にスライド可能に接続され、前記シールスライドコアの前記接続通路部内に位置する一端には、制限端及び給水孔が設けられ、前記制限端の直径は前記中心孔より大きく、前記シールスライドコア内に遷移通路が設けられ、前記遷移通路は前記給水孔を介して前記接続通路部に連通しており、前記給水孔は、前記シールスライドコアが前記接続通路部から離れる過程で前記環状突起により密閉されてもよく、前記洗浄ノズルは前記スライド通路部内にスライド可能に接続され、前記洗浄ノズルは前記シールスライドコアの前記スライド通路部に位置する一端に固定して接続され、前記洗浄ノズル内に噴射通路が設けられ、前記噴射通路は前記遷移通路に連通しており、前記復帰ばねは前記シールスライドコアに嵌設され、前記復帰ばねの両端は、それぞれ前記洗浄ノズル及び前記環状突起に当接しており、前記押圧部は前記洗浄ノズルに設置される。
【0008】
好ましくは、前記洗浄ノズルの端部に前記噴射通路に連通する複数の噴射孔が設けられる。
【0009】
容器洗浄器をさらに開示し、洗浄トレイ及び上記の押圧式の圧力調整洗浄スプレーヘッドを含み、前記洗浄トレイの側面に排水口が開設され、前記洗浄トレイの中央部に水源コネクタが設けられ、前記圧力調整式の霧化スプレーヘッドの給水端は前記水源コネクタに取り付けられ、前記押圧部は容器口によって押圧される押圧フライホイールである。
【0010】
好ましくは、前記圧力調整式の霧化スプレーヘッドの旋回流形成部は前記水源コネクタにねじ接続される。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

関連特許