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公開番号2025094378
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-25
出願番号2023209854
出願日2023-12-13
発明の名称排水管洗浄システムの高圧ホース供給機
出願人個人
代理人個人,弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類B08B 9/043 20060101AFI20250618BHJP(清掃)
要約【課題】 作業が一人でも可能になるなど、作業労力を低減するとともに、作業時間の短縮化及び効率化に寄与する。
【解決手段】 一端に高圧の洗浄水Wsを供給する給水装置Mpを接続する洗浄水取込口2iを有し、かつ他端に洗浄水Wsを噴射する洗浄ノズルNを接続した洗浄水吐出口2oに有する送水ホース部2を備える高圧ホース供給機であって、支持フレーム部3sを有するフレームユニットUfと、支持フレーム部3sに対して位置を固定した軸受部3rにより回動自在に支持される巻取リール部4r及びこの巻取リール部4rに巻回した送水ホース部2を有するホース供給ユニットUsと、巻取リール部4rを回転駆動する電動モータ5を用いた回転駆動ユニットUdと、少なくとも電動モータ5に対する駆動制御を行う制御ユニットUcとを備える。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
一端に高圧の洗浄水を供給する給水装置を接続する洗浄水取込口を有し、かつ他端に前記洗浄水を噴射する洗浄ノズルを接続する洗浄水吐出口に有する送水ホース部を備える排水管洗浄システムの高圧ホース供給機であって、支持フレーム部を有するフレームユニットと、前記支持フレーム部に対して位置を固定した軸受部により回動自在に支持される巻取リール部及びこの巻取リール部に巻回した前記送水ホース部を有するホース供給ユニットと、前記巻取リール部を回転駆動する電動モータを用いた回転駆動ユニットと、少なくとも前記電動モータに対する駆動制御を行う制御ユニットとを備えることを特徴とする排水管洗浄システムの高圧ホース供給機。
続きを表示(約 870 文字)【請求項2】
前記フレームユニットに対して、前記ホース供給ユニット,前記回転駆動ユニット,及び前記制御ユニットは、組付可能又は分解可能に構成することを特徴とする請求項1記載の排水管洗浄システムの高圧ホース供給機。
【請求項3】
前記フレームユニットは、前記支持フレーム部の下端部を上面で支持する着脱可能な基礎フレーム部を備えることを特徴とする請求項1記載の排水管洗浄システムの高圧ホース供給機。
【請求項4】
前記フレームユニットは、前記巻取リール部から繰出される前記送水ホース部又は前記巻取リール部に巻取られる前記送水ホース部をガイドする一又は二以上のガイドローラ部を用いたホースガイドユニットを備えることを特徴とする請求項1記載の排水管洗浄システムの高圧ホース供給機。
【請求項5】
前記電動モータは、三相交流モータを用いることを特徴とする請求項1記載の排水管洗浄システムの高圧ホース供給機。
【請求項6】
前記制御ユニットは、前記巻取リール部の回転又は前記ガイドローラ部の回転を検出することにより、少なくとも検出した回転量に基づく前記送水ホース部の繰出時又は巻取時の長さを表示する表示機能部を備えることを特徴とする請求項4記載の排水管洗浄システムの高圧ホース供給機。
【請求項7】
前記制御ユニットは、前記回転駆動ユニットを制御することにより回転速度を可変する回転速度調整部を備えることを特徴とする請求項1記載の排水管洗浄システムの高圧ホース供給機。
【請求項8】
前記送水ホース部は、前記排水管の内部を撮影し、かつ前記洗浄ノズルに対して着脱可能なカメラユニットを備えることを特徴とする請求項1記載の排水管洗浄システムの高圧ホース供給機。
【請求項9】
前記カメラユニットは、撮影した画像データを無線通信方式により送信可能な通信部を備えることを備えることを特徴とする請求項8記載の排水管洗浄システムの高圧ホース供給機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、高層の集合住宅等に付設される排水管を洗浄する際に用いて好適な排水管洗浄システムの高圧ホース供給機に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、高層の集合住宅等に付設される排水管を洗浄する排水管洗浄システムは知られており、既に、本出願人もこの種の洗浄システムに用いて好適な排水管洗浄システムを特許文献1により提案した。
【0003】
同文献1に記載の排水管洗浄システムは、トラブル発生時に、速やかに送水を停止させることにより、住宅やビルディング内の廊下や階段等が水浸しになる不具合を最低限に抑えることができるようにすることを目的としたものであり、具体的には、洗浄水を収容する貯水タンクと、この貯水タンクの洗浄水を送出する送出ポンプと、この送出ポンプを駆動するポンプ駆動部と、送出ポンプにより送出される洗浄水を送水するとともに、排水管に差し込み可能な洗浄ノズルを先端口に有する送水ホース部と、この送水ホース部により送水される洗浄水の水圧を調整する水圧調整部とを有する洗浄機本体を備えた排水管洗浄システムを構成し、特に、ON側に切換可能な停止ボタン及びこの停止ボタンのON側への切換により出力する停止指令信号を無線通信手段により送信可能なモバイル通信部を少なくとも有してなるモバイル端末を備えるとともに、洗浄機本体に、少なくとも、停止指令信号を受信する本体通信部及びこの本体通信部により受信した停止指令信号に基づいてポンプ駆動部を停止制御する停止制御部を設けて構成したものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2019-157474号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、上述した特許文献1に記載される従来の排水管洗浄システムは、次のような解決すべき課題も存在した。
【0006】
第一に、タワーマンションのような高層の集合住宅等の場合、図1に示すように、屋上Buに設けられているメンテナンス開口部Peuから排水管Peの内部に、洗浄ノズルN側から送水ホース部2を挿入して洗浄を行うため、排水管Peに挿入する送水ホース部2の長さ(高さ)は、数十メートル以上に達することも多い。この場合、通常、複数の作業者により作業を行うが、送水ホース部2の重量は、数十~百〔kg〕程度にも及ぶため、大変な作業労力を強いられるとともに、作業時間も長時間になりやすい。
【0007】
第二、洗浄時には、送水ホース部2の先端に備える洗浄ノズルNを、排水管Peに内部における所定の高さまで下降させ、この下降位置から洗浄ノズルNを引上げながら洗浄を行う。この場合、通常、作業者の経験や勘に頼って行われているため、引上げ速度が不安定でバラつきを生じ、結果的に洗浄能力もバラつくとともに、洗浄不足を生じる懸念もある。しかも、洗浄状態をリアルタイムで確認できないため、洗浄品質や洗浄不足が見逃される虞れもあり、洗浄品質を確保し、信頼性及び安定性をより高める観点からは更なる改善の余地があった。
【0008】
本発明は、このような背景技術に存在する課題を解決した排水管洗浄システムの高圧ホース供給機の提供を目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明に係る排水管洗浄システムMの高圧ホース供給機1は、上述した課題を解決するため、一端に高圧の洗浄水Wsを供給する給水装置Mpを接続する洗浄水取込口2iを有し、かつ他端に洗浄水Wsを噴射する洗浄ノズルNを接続した洗浄水吐出口2oに有する送水ホース部2を備える高圧ホース供給機であって、支持フレーム部3sを有するフレームユニットUfと、支持フレーム部3sに対して位置を固定した軸受部3rにより回動自在に支持される巻取リール部4r及びこの巻取リール部4rに巻回した送水ホース部2を有するホース供給ユニットUsと、巻取リール部4rを回転駆動する電動モータ5を用いた回転駆動ユニットUdと、少なくとも電動モータ5に対する駆動制御を行う制御ユニットUcとを備えることを特徴とする。
【0010】
この場合、発明の好適な態様により、フレームユニットUfに対して、ホース供給ユニットUs,回転駆動ユニットUd,及び制御ユニットUc,は組付可能又は分解可能に構成することができる。一方、フレームユニットUfには、支持フレーム部3sの下端部3sdを上面3buで支持する着脱可能な基礎フレーム部3bを設けることができるとともに、巻取リール部4rから繰出される送水ホース部2又は巻取リール部4rに巻取られる送水ホース部2をガイドする一又は二以上のガイドローラ部6m,6a,6bを用いたホースガイドユニットUgを設けることができる。なお、電動モータ5には、三相交流モータ5mを用いることが望ましい。さらに、制御ユニットUcには、巻取リール部4rの回転又はガイドローラ部6m…の回転を検出することにより、少なくとも検出した回転量に基づく送水ホース部2の繰出時又は巻取時の長さを表示する表示機能部7を設けることができるとともに、回転駆動ユニットUdを制御することにより回転速度を可変する回転速度調整部8を設けることができる。他方、送水ホース部2には、排水管Peの内部を撮影し、かつ洗浄ノズルNに対して着脱可能なカメラユニットUvを設けることができるとともに、このカメラユニットUvには、撮影した画像データを無線通信方式により送信可能な通信部9を設けることができる。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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