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公開番号
2025160624
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-23
出願番号
2024063276
出願日
2024-04-10
発明の名称
衣服立体乾燥機の吊り下げ型掃除用具
出願人
株式会社三幸社
代理人
個人
主分類
B08B
1/30 20240101AFI20251016BHJP(清掃)
要約
【課題】 衣服立体乾燥機において、通路の内壁面に付着する綿屑等の塵埃の掃除にかかる手間暇やコストを軽減化、低減化し、ひいては衣服の乾燥仕上げの作業能率を向上できるようにする。
【解決手段】 本発明は、衣服立体乾燥機4の通路3の内壁面3aを掃除するのに使用する掃除用具5である。掃除用具5を、非通気質に且つ熱風の流入口6cより熱風の流出口6dが小さい状態で筒状に形成する拭き取り具6と、この拭き取り具6を通路3内に吊り下げるための吊り下げ具7とで形成する。拭き取り具6は、通路3内に吊り下げ状態で移送され、熱風で膨張して通路3の内壁面3aに押し付けられ、内壁面3aに付着している塵埃を拭き取るためのものである。吊り下げ具7は、熱風の流入口6cを開口させた状態で拭き取り具6に着脱自在に形成する。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
洗濯物としての衣服をハンガーに吊した状態でトンネル状の通路を移送し、この衣服に上方から熱風を吹き付け、この熱風によって衣服を乾燥仕上げする衣服立体乾燥機の上記通路の内壁面を掃除するのに使用する掃除用具であって、上記の通路内に吊り下げ状態で移送され、上記の熱風で膨張して通路の内壁面に押し付けられ、内壁面に付着している塵埃を拭き取るための拭き取り具と、この拭き取り具を通路内に吊り下げるための吊り下げ具とで形成され、上記の拭き取り具が非通気質に且つ熱風の流入口より熱風の流出口が小さい状態で筒状に形成され、上記の吊り下げ具が拭き取り具の熱風の流入口を開口させた状態で拭き取り具に着脱自在に形成されていることを特徴とする衣服立体乾燥機の吊り下げ型掃除用具。
続きを表示(約 240 文字)
【請求項2】
請求項1記載の吊り下げ型掃除用具であって、拭き取り具が、熱風の流入口から流出口に向かって先細り状に形成されていることを特徴とする衣服立体乾燥機の吊り下げ型掃除用具。
【請求項3】
請求項1又は2記載の吊り下げ型掃除用具であって、拭き取り具の胴部分に、拭き取り具の長手方向に延びて胴部分を二等分する仕切りが設けられ、この仕切りによって胴部分に熱風の流路が隣り合って並列状に形成されていることを特徴とする衣服立体乾燥機の吊り下げ型掃除用具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、衣服立体乾燥機の吊り下げ型掃除用具に関し、更に詳しくは洗濯物としての衣服をハンガーに吊した状態でトンネル状の通路を移送して熱風で乾燥仕上げする衣服立体乾燥機において、上記通路の内壁面に付着する塵埃を除去するのに使用する吊り下げ型掃除用具に関するものである。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、この種の衣服立体乾燥機としては、例えば特許文献1に記載されているものが知られている。この従来機は、衣服をハンガーに掛け、このハンガーをチェーンコンベアに吊るした状態でトンネル状の通路に通し、ハンガーが通路を移動する間に蒸気を衣服に吹き付け、蒸気で蒸らした後、熱風を吹き付けて衣服を乾燥仕上げするよう形成されている。
【0003】
而して、この種の衣服立体乾燥機は、衣服に熱風等を上から吹き付けると、吊るされた状態の衣服が前後に大きく波打つように揺れ動き、通路の内壁面にあたりながら、移送される。
従って、この種の乾燥機を使用すると、衣服から綿埃等の塵埃が生じ、この種の塵埃が通路の内壁面に付着し、通路の内壁面が汚れるのを避けられない。
【0004】
この種の汚れは、放置すると、衣服の仕上がり具合に悪影響を及ぼすことから、従来は、この種の汚れを掃除するため、通路の出入口の側から通路内にモップ等の掃除用具を差し入れ、この種の掃除用具で通路の内壁面を定期的に拭き掃除するのが通例であった。
従って、従来は、この種の掃除に手間暇やコストがかかり、ひいては衣服の乾燥仕上げの作業能率が低下する、という問題点があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
実開平6-75395号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、このような従来技術の問題点に鑑み、提案されたものである。
従って、本発明の解決しようとする技術的課題は、衣服をハンガーに吊るした状態で通路を移送し、衣服を乾燥仕上げする衣服立体乾燥機において、上記通路の内壁面に付着する綿屑等の塵埃の掃除にかかる手間暇やコストの軽減化、低減化を可能にし、ひいては衣服の乾燥仕上げの作業能率の向上を図ることができるよう形成した衣服立体乾燥機の吊り下げ型掃除用具を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、上記の課題を解決するため、次のような技術的手段を採る。
即ち、本発明は、図1等に示されるように、洗濯物としての衣服1をハンガー2に吊した状態でトンネル状の通路3を移送し、この衣服1に上方から熱風を吹き付け、この熱風によって衣服1を乾燥仕上げする衣服立体乾燥機4の上記通路3の内壁面3aを掃除するのに使用する掃除用具5であって、上記の通路3内に吊り下げ状態で移送され、上記の熱風で膨張して通路3の内壁面3aに押し付けられ、内壁面3aに付着している塵埃を拭き取るための拭き取り具6と、この拭き取り具6を通路3内に吊り下げるための吊り下げ具7とで形成され、上記の拭き取り具6が非通気質に且つ熱風の流入口6cより熱風の流出口6dが小さい状態で筒状に形成され、上記の吊り下げ具7が拭き取り具6の熱風の流入口6cを開口させた状態で拭き取り具6に着脱自在に形成されていることを特徴とする。
【0008】
本発明の場合、上記の拭き取り具6は、非通気質に且つ熱風の流入口6cより熱風の流出口6dが小さい状態で筒状に形成されている。従って、これによると、熱風が内部で滞留して通路3の内壁面3aとの接触摩擦が大きくなり、内壁面3aにしっかりと押し付けられ、牽引時に下部が後方に流れて傾斜した姿勢で運ばれることを防止でき、内壁面3aの汚れを綺麗に掃除できる。
【0009】
而して、この種の効果を得られる実施形態としては、図1B等に示されるように、拭き取り具6が、熱風の流入口6cから流出口6dに向かって先細り状に形成される場合がある。
【0010】
また本発明の掃除用具5は、拭き取り具6の胴部分6eに、拭き取り具6の長手方向に延びて胴部分6eを二等分する仕切り6fが設けられ、この仕切り6fによって胴部分6eに熱風の流路が隣り合って並列状に形成されているのが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)
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