TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025082312
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-28
出願番号2025014241,2021107895
出願日2025-01-30,2021-06-29
発明の名称洗浄装置及び吐出装置
出願人PACRAFT株式会社
代理人個人,個人
主分類B08B 9/093 20060101AFI20250521BHJP(清掃)
要約【課題】タンクが有する収容部を効率良く洗浄するのに有利な洗浄装置及び吐出装置を提供する。
【解決手段】洗浄装置10は、タンクが有する収容部を洗浄する。洗浄装置10は、洗浄液Lw及びガスGが流される配管流路13と、配管流路13に向かって突出し且つ洗浄液Lwを泡立てる突出部14と、を有する配管部11と、配管流路13に接続され、配管流路13を介して供給される洗浄液Lw及びガスGを吐出する複数の吐出口部16を有する洗浄液吐出部15と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
タンクが有する収容部を洗浄する洗浄装置であって、
洗浄液及びガスが流される配管流路と、前記配管流路に向かって突出し且つ前記洗浄液を泡立てる突出部と、を有する配管部と、
前記配管流路に接続され、前記配管流路を介して供給される前記洗浄液及び前記ガスを吐出する複数の吐出口部を有する洗浄液吐出部と、を備える洗浄装置。
続きを表示(約 760 文字)【請求項2】
前記突出部は、前記配管流路において、前記洗浄液及び前記ガスが流れる流れ方向と垂直を成す方向に延在する複数の突起体を含み、
前記複数の突起体のうちの2以上の突起体の延在方向は、お互いに異なる
請求項1に記載の洗浄装置。
【請求項3】
前記複数の吐出口部から吐出される前記洗浄液の吐出方向は、水平面への投影で、前記水平面と垂直を成す中心軸線のまわりの全方位にわたる放射方向であり、
前記水平面への投影において、隣り合う前記吐出方向は、前記中心軸線まわりにおいて90度よりも小さい角度を成す請求項1又は2に記載の洗浄装置。
【請求項4】
タンクと、
前記タンクに、流動性を有する内容物を供給する内容物供給部と、
前記タンクに吐出供給路を介して接続され、前記タンクから送られてくる流動体を吐出する吐出部と、
前記吐出供給路を流れる前記流動体の濁度及び色度のうちの少なくともいずれか一方を計測する流動体計測装置と、
前記流動体計測装置の計測結果に基づいて、前記吐出供給路を流れる前記流動体が、収容器に収容される内容物として適切か否かを判定する判定装置と、
を備える吐出装置。
【請求項5】
前記タンクに、流動性を有する洗浄液を供給する洗浄液供給部を備え、
前記吐出供給路には、内容物に先立って、前記洗浄液が流される
請求項4に記載の吐出装置。
【請求項6】
前記吐出供給路を開閉する開閉バルブを備え、
前記流動体計測装置は、前記吐出供給路のうち開閉バルブと前記吐出部との間の部分を流れる前記流動体に対する計測を行う
請求項4又は5に記載の吐出装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、洗浄装置及び吐出装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
袋詰め包装機は、袋に液状の内容物を注入する液体充填装置を備えることがある。袋詰め包装機で用いられる液体充填装置は、通常、タンクから供給される液状内容物を吐出ノズルから間欠的に吐出させ、連続的に送られてくる複数の袋の各々に適量の液状内容物を注入する(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特公昭50-023823号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
液状内容物が貯留されるタンクは、衛生状態を保つため、適宜洗浄される。特に、タンクに貯留する液状内容物が変えられる際には、タンクを洗浄した後に、新たな液状内容物がタンクに貯留される。
【0005】
このようなタンク洗浄が行われている間、タンクから吐出ノズルに液状内容物を送ることができず、袋等の容器への液状内容物の供給を行うことができない。したがって生産性向上の観点からは、タンク洗浄を効率良く行って、短時間でタンクを適切に洗浄することが望まれる。
【0006】
一方、吐出ノズルから各袋に吐出される液状内容物は、安定的に、所望の品質を持つことが求められる。例えば、タンクから吐出ノズルに至る流路に残留物(例えば水等の洗浄液)があると、当該残留物が液状内容物に混ざり、結果的に、袋に注入される液状内容物の濃度が所望濃度よりも薄くなる。
【0007】
袋に液状内容物を注入するのに先立ち、吐出ノズルから液状内容物を吐出させるいわゆるダミー吐出を行うことで、残留物を液状内容物により洗い流すことができる。しかしながらこの場合、残留物の有無にかかわらずダミー吐出が行われるため、常に所定量の液状内容物がダミー吐出により消費され、ダミー吐出のために相応の時間がとられる。したがって、残留物が無い状態でダミー吐出が行われる場合には、内容物及び時間がダミー吐出によって無駄に消費されることになる。また、ダミー吐出によって残留物が十分に除去されているか否かの確認が行われないので、袋に注入される液状内容物に対する残留物の影響が十分に低減されていることについては必ずしも保証されない。
【0008】
本開示は上述の事情に鑑みてなされたものであり、タンクが有する収容部を効率良く洗浄するのに有利な技術を提供する。また本開示は、所望の品質を有する内容物を安定的に容器に供給するのに有利な技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本開示の一態様は、タンクが有する収容部を洗浄する洗浄装置であって、洗浄液及びガスが流される配管流路と、配管流路に向かって突出し且つ洗浄液を泡立てる突出部とを有する配管部と、配管流路に接続され、配管流路を介して供給される洗浄液及びガスを吐出する複数の吐出口部を有する洗浄液吐出部と、を備える洗浄装置に関する。
【0010】
突出部は、配管流路において、洗浄液及びガスが流れる流れ方向と垂直を成す方向に延在する複数の突起体を含み、複数の突起体のうちの2以上の突起体の延在方向は、お互いに異なってもよい。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

CKD株式会社
除塵装置
2か月前
キヤノン株式会社
清掃装置
2か月前
富士古河E&C株式会社
孔内清掃治具
3か月前
株式会社鶴見製作所
敷板洗浄装置
3か月前
株式会社桜川ポンプ製作所
風管洗浄装置
2か月前
GOLDEN通商株式会社
灰バンカの清掃方法
1か月前
大和ハウス工業株式会社
泥回収容器
2か月前
株式会社マキタ
作業機
1か月前
株式会社ナカガワ エフ エム テイ
除水機及び除水方法
1か月前
トヨタ自動車株式会社
異物除去装置
2か月前
株式会社スギノマシン
洗浄機
2か月前
株式会社バルカー
スプレー回転体
2か月前
株式会社神鋼環境ソリューション
洗浄装置、容器および洗浄方法
1か月前
バンドー化学株式会社
クリーニング装置
5日前
ガイヘキメンテナンス株式会社
洗浄方法及び洗浄ブラシ及び洗浄装置
2か月前
株式会社ディスコ
洗浄機及び洗浄方法
1か月前
ウエダ産業株式会社
敷板の清掃方法、載置用台座、及び、敷板清掃装置
23日前
株式会社ブルー・スターR&D
超音波照射装置
1か月前
株式会社丸山製作所
高圧洗浄機
3か月前
日本電気硝子株式会社
シート支持具、シート材の洗浄装置及び洗浄方法
19日前
多摩火薬機工株式会社
氷嚢を含むゴム製又はプラスチック製袋乾燥機
2か月前
株式会社神鋼環境ソリューション
洗浄機能付き処理システム及び洗浄方法
3か月前
光洋機械産業株式会社
壁面洗浄装置
11日前
バンドー化学株式会社
クリーニング装置およびクリーニング方法
19日前
アイリスオーヤマ株式会社
清掃装置
2か月前
住友電気工業株式会社
異物除去装置、光ファイバ製造装置、及び光ファイバ製造方法
3か月前
株式会社クレオ
容器洗浄装置、容器洗浄方法および容器洗浄・脱水装置
3か月前
ジャパンマテックス株式会社
洗浄器及び洗浄器を含む洗浄装置
26日前
森合精機株式会社
洗浄装置
3か月前
株式会社キョウデンプレシジョン
洗浄機監視システム
1日前
個人
押圧式の圧力調整洗浄スプレーヘッド、容器洗浄器及びその洗浄水槽
23日前
イリノイ トゥール ワークス インコーポレイティド
接触クリーニングシステム
2か月前
PACRAFT株式会社
洗浄装置及び吐出装置
10日前
国立大学法人 長崎大学
清掃ロボット及び清掃ロボットユニット
1か月前
ジャパンマテックス株式会社
洗浄用部品、および洗浄用部品を含む洗浄装置
29日前
エアマル株式会社
無人ATM施設のエアコン室内機の熱交換器アルミフィンの洗浄方法
3か月前
続きを見る