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公開番号2025075341
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-15
出願番号2023186423
出願日2023-10-31
発明の名称敷板の清掃方法、載置用台座、及び、敷板清掃装置
出願人ウエダ産業株式会社
代理人個人
主分類B08B 1/32 20240101AFI20250508BHJP(清掃)
要約【課題】現場で敷板の清掃を行うことができる、敷板の清掃方法を提供する。
【解決手段】敷板1の清掃方法は、地面Gに敷設された敷板1において上側を向く第1面1aが、重機7のアーム7aに取り付けられたアタッチメント6側を向くように、アタッチメント6に敷板1を持たせた状態で、重機7によって敷板1を持ち上げて移動させ、載置用台座11の載置面8上に、敷板1を仮置きする載置ステップと、第1面1aの反対側の第2面1bがアタッチメント6側を向くように、アタッチメント6に載置面8上の敷板1を持たせた後に、重機7によって敷板1を持ち上げて移動させ、清掃実施場所に、第2面1bが上側又は斜め上を向くように敷板1を載置する第2載置ステップと、清掃実施場所に載置された敷板1の第2面1bを清掃する清掃ステップとを行う。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項１】
現場に敷設されて使用される敷板を清掃する方法であって、
地面に敷設された敷板において上側を向く第１面が、重機のアームに取り付けられたアタッチメント側を向くように、前記アタッチメントに前記敷板を持たせた状態で、前記重機によって前記敷板を持ち上げて移動させ、載置用台座の載置面上に、前記敷板を仮置きする載置ステップと、
前記第１面の反対側の第２面が前記アタッチメント側を向くように、前記アタッチメントに前記載置面上の敷板を持たせた後に、前記重機によって前記敷板を持ち上げて移動させ、清掃実施場所に、前記第２面が上側又は斜め上を向くように前記敷板を載置する第２載置ステップと、
前記清掃実施場所に載置された前記敷板の前記第２面を清掃する清掃ステップとを行う、敷板の清掃方法。
続きを表示（約 820 文字）【請求項２】
前記載置ステップでは、斜め上を向く前記載置面上に、前記第２面が斜め上を向くように前記敷板が仮置きされる、請求項１に記載の敷板の清掃方法。
【請求項３】
現場に敷設されて使用される敷板を清掃する方法であって、
地面に敷設された敷板において上側を向く第１面が、重機のアームに取り付けられたアタッチメント側を向くように、前記アタッチメントに前記敷板を持たせた状態で、前記重機によって前記敷板を持ち上げて移動させ、載置用台座の載置面上に、前記第１面の反対側の第２面が上側又は斜め上を向くように前記敷板を載置する載置ステップと、
前記載置面に載置された前記敷板の前記第２面を清掃する清掃ステップとを行う、敷板の清掃方法。
【請求項４】
前記載置ステップ前に、地面に敷設された状態の前記敷板の前記第１面を清掃するステップが行われる、請求項１乃至３の何れか１つに記載の敷板の清掃方法。
【請求項５】
現場に敷設されて使用される敷板の清掃を行う作業過程で、前記敷板が載置される載置用台座であって、
前記敷板が載置される載置面を有する敷板載置部を備え、
前記載置面が地面に対して傾斜している、載置用台座。
【請求項６】
前記敷板載置部として、前記敷板のうち長手方向の一端側が載置される第１敷板載置部と、前記敷板のうち長手方向の他端側が載置される第２敷板載置部とを備え、
当該載置用台座の長手方向において、前記第１敷板載置部と前記第２敷板載置部との間には、前記アタッチメントを出し入れ可能なアタッチメント用空間が設けられている、請求項５に記載の載置用台座。
【請求項７】
請求項５又は６に記載された載置用台座と、
前記アタッチメントに着脱自在に取り付けられる回転ブラシとを少なくとも備えた、敷板清掃装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、工事現場等に敷設される敷板の清掃方法等に関する。
続きを表示（約 1,400 文字）【背景技術】
【０００２】
土木などの工事現場等では、地面に敷板を敷設することで、資材搬入路、重機の足場又は重量運搬機の足場などとして利用する仮設路が設けられる場合がある。敷板は、工事の終了後などに撤去される。敷板は、仮設路としての使用中に、泥や土砂などの汚れが付着する。この汚れを簡易に清掃することができれば便利である。
【０００３】
特許文献１には、敷き鉄板洗浄装置が記載されている。この装置では、洗浄機が、搬送ローラ装置の搬送方向の中間位置に跨いで配置されている。洗浄機は、敷き鉄板の表裏面に同時に洗浄液水を噴射させて鉄板表面の汚れを除去する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００４】
特開２０１５－８０７８３号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
ところで、従来の敷き鉄板洗浄装置は、洗浄機及び搬送ローラ装置などの機械装置が搭載されているため、重量が大きく運搬が困難であり、ヤード（資材置き場）にて使用される。現場からヤードに敷板を運搬し、ヤードの敷き鉄板洗浄装置にて敷板が洗浄される。従来は、ヤードに敷き鉄板洗浄装置の設置場所を確保する必要がある。それに対し、本願発明者は、敷板の敷設場所である現場で、敷板を清掃することができれば便利であると考えた。
【０００６】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、現場で敷板の清掃を行うことができる、敷板の清掃方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００７】
上述の課題を解決するべく、第１の発明は、現場に敷設されて使用される敷板を清掃する方法であって、地面に敷設された敷板において上側を向く第１面が、重機のアームに取り付けられたアタッチメント側を向くように、アタッチメントに敷板を持たせた状態で、重機によって敷板を持ち上げて移動させ、載置用台座の載置面上に、敷板を仮置きする載置ステップと、第１面の反対側の第２面がアタッチメント側を向くように、アタッチメントに載置面上の敷板を持たせた後に、重機によって敷板を持ち上げて移動させ、清掃実施場所に、第２面が上側又は斜め上を向くように敷板を載置する第２載置ステップと、清掃実施場所に載置された敷板の第２面を清掃する清掃ステップとを行う、敷板の清掃方法である。
【０００８】
第２の発明は、第１の発明において、載置ステップでは、斜め上を向く載置面上に、第２面が斜め上を向くように敷板が仮置きされる。
【０００９】
第３の発明は、現場に敷設されて使用される敷板を清掃する方法であって、地面に敷設された敷板において上側を向く第１面が、重機のアームに取り付けられたアタッチメント側を向くように、アタッチメントに敷板を持たせた状態で、重機によって敷板を持ち上げて移動させ、載置用台座の載置面上に、第１面の反対側の第２面が上側又は斜め上を向くように敷板を載置する載置ステップと、載置面に載置された敷板の第２面を清掃する清掃ステップとを行う、敷板の清掃方法である。
【００１０】
第４の発明は、第１乃至第３の何れか１つの発明において、載置ステップ前に、地面に敷設された状態の敷板の第１面を清掃するステップが行われる。
（【００１１】以降は省略されています）

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