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公開番号
2025032834
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-12
出願番号
2023138321
出願日
2023-08-28
発明の名称
異物除去装置
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類
B08B
5/00 20060101AFI20250305BHJP(清掃)
要約
【課題】電極体を高速で搬送した際においても当該電極体に付着した異物を除去する。
【解決手段】異物除去装置10は、シート状に形成された電極体12を搬送する搬送部20と、電極体12の長さ方向と直交する幅方向の全体にかけての範囲において電極体12に沿って設けられたクリーナ22と、を備えている。クリーナ22における電極体12側の面は、電極体12の表面に対して電極体12の搬送方向Aとは反対側へ5°以上かつ10°以下の範囲で傾けられている。また、クリーナ22は、電極体12へ向けて圧縮空気を噴射しながら電極体12に付着した異物を回収する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
シート状に形成された電極体を搬送する搬送部と、
前記電極体の長さ方向と直交する幅方向の全体にかけての範囲において前記電極体に沿って設けられ、前記電極体側の面が前記電極体の表面に対して前記電極体の搬送方向とは反対側へ5°以上かつ10°以下の範囲で傾けられ、前記電極体へ向けて圧縮空気を噴射しながら前記電極体に付着した異物を回収するクリーナと、
を備えた異物除去装置。
続きを表示(約 310 文字)
【請求項2】
前記クリーナに対して前記電極体の搬送方向側には、前記クリーナと前記電極体との間からすり抜けた前記異物を吸着する異物吸着部が設けられている請求項1に記載の異物除去装置。
【請求項3】
前記搬送部は、前記電極体を500m/s以上の速度で搬送する請求項1に記載の異物除去装置。
【請求項4】
前記搬送部は、長さ方向と直交する幅方向への寸法が1000mm以上の前記電極体を搬送する請求項1に記載の異物除去装置。
【請求項5】
前記クリーナに供給される圧縮空気の圧力が5kPaを超えかつ7.5kPa未満の範囲に設定された請求項1に記載の異物除去装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、異物除去装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
下記特許文献1には、二次電池の一部を構成する電極を製造するための電極製造装置が開示されている。この文献に記載された電極製造装置は、電極材料である電極体を搬送する搬送ロールと、電極体に付着した異物を吸引する吸引部と、を備えている。吸引部は、細長いパイプ状をなしていると共に負圧源に接続されている。そして、電極体が吸引部と隣接する箇所を通過することで、電極体に付着した異物を吸引部によって吸引することが可能となっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-18767号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上記特許文献1に記載された電極製造装置では、電極体の搬送速度を上げると、電極体に付着した異物を吸引部によって吸引しきれない可能性がある。
【0005】
本発明は上記事実を考慮し、電極体を高速で搬送した際においても当該電極体に付着した異物を除去することができる異物除去装置を得ることが目的である。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1の態様の異物除去装置は、シート状に形成された電極体を搬送する搬送部と、前記電極体の長さ方向と直交する幅方向の全体にかけての範囲において前記電極体に沿って設けられ、前記電極体側の面が前記電極体の表面に対して前記電極体の搬送方向とは反対側へ5°以上かつ10°以下の範囲で傾けられ、前記電極体へ向けて圧縮空気を噴射しながら前記電極体に付着した異物を回収するクリーナと、を備えている。
【0007】
第1の態様の異物除去装置では、シート状に形成された電極体が搬送部によって搬送される。また、クリーナは、電極体の長さ方向と直交する幅方向の全体にかけての範囲において電極体に沿って設けられている。このクリーナは、電極体へ向けて圧縮空気を噴射しながら電極体に付着した異物を回収する。ここで、クリーナにおける電極体側の面は、電極体の表面に対して電極体の搬送方向とは反対側へ5°以上かつ10°以下の範囲で傾けられている。これにより、電極体を高速で搬送した際においても当該電極体に付着した異物をクリーナ付近に留めることができる。これにより、当該異物を回収し除去することができる。
【0008】
第2の態様の異物除去装置は、第1の態様の異物除去装置において、前記クリーナに対して前記電極体の搬送方向側には、前記クリーナと前記電極体との間からすり抜けた前記異物を吸着する異物吸着部が設けられている。
【0009】
第2の態様の異物除去装置では、クリーナと電極体との間からすり抜けた異物を異物吸着部によって吸着することができる。
【0010】
第3の態様の異物除去装置は、第1の態様の異物除去装置において、前記搬送部は、前記電極体を500m/s以上の速度で搬送する。
(【0011】以降は省略されています)
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