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公開番号2025028489
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-03
出願番号2023133334
出願日2023-08-18
発明の名称容器洗浄装置、容器洗浄方法および容器洗浄・脱水装置
出願人株式会社クレオ
代理人個人,個人,個人,個人
主分類B08B 3/02 20060101AFI20250221BHJP(清掃)
要約【課題】容器の殺菌を確実に行うことができ、容器洗浄装置が設置されている部屋の環境が悪化することを防止することができるとともに、環境負荷を小さくすることができる容器洗浄装置を提供する。
【解決手段】洗浄対象である外箱3を、洗剤を用いて洗浄する容器洗浄部11と、容器洗浄部11で洗浄された外箱3のすすぎを、過酢酸の水溶液を用いておこなう容器すすぎ部13とを有する容器洗浄装置5である。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
洗浄対象である容器を、洗剤を用いて洗浄する容器洗浄部と、
前記容器洗浄部で洗浄された前記容器のすすぎを、過酢酸の水溶液を用いておこなう容器すすぎ部と、
を有する容器洗浄装置。
続きを表示(約 580 文字)【請求項2】
前記容器すすぎ部でのすすぎは、常温の過酢酸の溶液を用いてなされる請求項1に記載の容器洗浄装置。
【請求項3】
前記容器すすぎ部は、水を収容する水収容部と、過酢酸の原液を収容する過酢酸原液収容部とを備えて構成されており、前記容器のすすぎで用いられる前記過酢酸の溶液における過酢酸の濃度が所定の濃度になるようにするために、前記水収容部に収容されている水と前記過酢酸原液収容部に収容されている過酢酸原液とを混合して使用する請求項1に記載の容器洗浄装置。
【請求項4】
前記容器は、包装された食品が内部に収容される外箱である請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の容器洗浄装置。
【請求項5】
請求項4項に記載の容器洗浄装置と、
前記容器洗浄装置で洗浄された容器を重ねる容器積み重ね装置と、
前記容器積み重ね装置で重ねられた複数の容器の脱水をする容器脱水装置、
を有する容器洗浄・脱水装置。
【請求項6】
洗浄対象である容器を、洗剤を用いて洗浄する容器洗浄工程と、
前記容器洗浄工程で洗浄された前記容器のすすぎを、過酢酸の水溶液を用いておこなう容器すすぎ工程と、
を有し、前記容器は、包装された食品が内部に収容される外箱である容器洗浄方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、容器洗浄装置、容器洗浄方法および容器洗浄・脱水装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来の容器洗浄装置(容器の洗浄装置)では、高温(たとえば60℃程度)の洗浄液と高温(たとえば60℃程度)のすすぎ液とを用いて、食材等を収容する容器の洗浄をおこなっている。高温の洗浄液と高温のすすぎ液とを用いている理由は、殺菌を確実にするため、および、洗浄後における容器の乾燥をしやすくするためである。ここで、従来の技術に関する文献として特許文献1を掲げる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-92903号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、従来の容器洗浄装置では、高温の洗浄液と高温のすすぎ液とを用いるので、洗浄装置が設置されている部屋の温度が高くなり、部屋の環境が悪化してしまう。また、従来の容器洗浄装置では、洗浄液とすすぎ液の温度を上げるために多くのエネルギーを使用しCO

の排出量が増えてしまい、環境負荷が大きくなってしまう。
【0005】
本発明は、容器の殺菌を確実に行うことができ、容器洗浄装置が設置されている部屋の環境が悪化することを防止することができるとともに、環境負荷を小さくすることができる容器洗浄装置等を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の態様に係る容器洗浄装置は、洗浄対象である容器を、洗剤を用いて洗浄する容器洗浄部と、前記容器洗浄部で洗浄された前記容器のすすぎを、過酢酸の水溶液を用いておこなう容器すすぎ部とを有する容器洗浄装置である。
【0007】
また、本発明の態様に係る容器洗浄装置では、前記容器すすぎ部でのすすぎが、常温の過酢酸の溶液を用いてなされる。
【0008】
また、本発明の態様に係る容器洗浄装置では、前記容器すすぎ部が、水を収容する水収容部と、過酢酸の原液を収容する過酢酸原液収容部とを備えて構成されており、前記容器のすすぎで用いられる前記過酢酸の溶液における過酢酸の濃度が所定の濃度になるようにするために、前記水収容部に収容されている水と前記過酢酸原液収容部に収容されている過酢酸原液とを混合して使用する。
【0009】
また、本発明の態様に係る容器洗浄装置は、前記容器が、包装された食品が内部に収容される外箱である容器洗浄装置である。
【0010】
また、本発明の態様に係る容器洗浄・脱水装置は、前記容器洗浄装置と、前記容器洗浄装置で洗浄された容器を重ねる容器積み重ね装置と、前記容器積み重ね装置で重ねられた複数の容器の脱水をする容器脱水装置とを有する容器洗浄・脱水装置である。
(【0011】以降は省略されています)

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