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公開番号
2025085636
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-05
出願番号
2024204307
出願日
2024-11-22
発明の名称
整備ステーションを用いたクリーニングユニットの整備方法
出願人
ハンス ゲオルク ハーグライトナー
,
Hans Georg Hagleitner
代理人
アインゼル・フェリックス=ラインハルト
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B08B
1/30 20240101AFI20250529BHJP(清掃)
要約
【課題】医療用撮像装置において整備担当者の負荷が少ないクリーニングユニット、及びクリーニング方法を提供する。
【解決手段】クリーニングユニット(1)の整備方法であって、クリーニングユニット(1)は、医療用撮像装置の患者受入エリアの周囲の筐体のクリーニングのために設けられており、クリーニングユニット(1)は、支持構造体とクリーニングコンポーネント(6)とを備え、該方法を、医療用撮像装置とは別個にかつその近傍に配置された整備ステーションを用いて実施し、-クリーニングユニット(1)を整備ステーションへと移動させ、次いで、少なくとも1つの整備ステップを実施し、該ステップによりクリーニングユニット(1)を後続のクリーニングに向けて整備する、方法。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
クリーニングユニット(1)の整備方法であって、前記クリーニングユニット(1)は、医療用撮像装置(4)の患者受入エリア(2)の周囲の筐体(3)のクリーニングのために設けられており、前記クリーニングユニット(1)は、支持構造体(5)とクリーニングコンポーネント(6)とを備え、前記整備方法を、前記医療用撮像装置(4)とは別個にかつその近傍に配置された整備ステーション(7)を用いて実施し、
- 前記クリーニングユニット(1)を前記整備ステーション(7)へと移動させ、
- 次いで、少なくとも1つの整備ステップを実施し、前記整備ステップにより前記クリーニングユニット(1)を後続のクリーニングに向けて整備する、方法。
続きを表示(約 2,800 文字)
【請求項2】
以下:
- 前記クリーニングユニット(1)を前記整備ステーション(7)に、好ましくは連結装置(30)を用いて取外し可能に接続するステップ、
- 力蓄積体および/またはエネルギー貯蔵体への供給を行うステップ、
- 圧力媒体の充填により、または圧力媒体の除去により、前記クリーニングコンポーネント(6)を変形、好ましくは膨張させるステップ、
- 前記クリーニングコンポーネント(6)のクリーニング層(16)を、前記クリーニングコンポーネント(6)のクリーニング基体(15)上に、好ましくは前記クリーニング基体(15)の外輪郭(17)に沿って配置し、好ましくは広げるステップ、
- 前記クリーニングコンポーネント(6)のクリーニング層(16)上および/または内にクリーニング剤を施与および/または導入し、前記施与および/または導入を好ましくは、前記クリーニングコンポーネント(6)の前記クリーニング層(16)を前記クリーニングコンポーネント(6)のクリーニング基体(15)上に配置する前、最中および/または後に実施するものとするステップ
の方法ステップのうち少なくとも1つを含む、請求項1記載の方法。
【請求項3】
以下:
- 好ましくは連結装置(30)によって前記整備ステーション(7)に取外し可能に接続された前記クリーニングユニット(1)を取外すステップ、
- 前記クリーニングユニット(1)を前記医療用撮像装置(4)と前記整備ステーション(7)との間で移送するステップ、
- 前記クリーニングユニット(1)を前記医療用撮像装置(4)に取外し可能に接続するステップ、
- 前記クリーニングユニット(1)を前記医療用撮像装置(4)から取外すステップ
の方法ステップのうち少なくとも1つを含む、請求項1または2記載の方法。
【請求項4】
医療用撮像装置(4)の患者受入エリア(2)の周囲の筐体(3)のクリーニング方法であって、前記方法を、以下:
- クリーニングユニット(1)であって、前記クリーニングユニット(1)は、支持構造体(5)とクリーニングコンポーネント(6)とを備えるものとするクリーニングユニット(1)と、
- 整備ステーション(7)であって、前記整備ステーション(7)は、好ましくは前記医療用撮像装置(4)とは別個にかつその近傍に配置されており、かつ少なくとも1つの整備装置と少なくとも1つの走行装置(18)とを備え、ここで、前記クリーニングユニット(1)は、前記整備ステーション(7)に取外し可能に接続されているものとする整備ステーション(7)と
を用いて実施し、
・好ましくは請求項1から3までのいずれか1項記載の少なくとも1つの整備ステップを、前記少なくとも1つの整備装置によって実施し、前記整備装置によって、前記クリーニングユニット(1)を後続のクリーニングに向けて整備し、
・前記クリーニングを、整備済みの前記クリーニングユニット(1)を前記医療用撮像装置(4)内で少なくとも1つの方向(21,22)、好ましくは少なくとも2つの方向に移動させることによって実施する、
方法。
【請求項5】
クリーニングユニット(1)を整備する整備ステーション(7)であって、前記クリーニングユニット(1)は、医療用撮像装置(4)の患者受入エリア(2)の周囲の筐体(3)のクリーニングのために設けられており、前記クリーニングユニット(1)は、支持構造体(5)とクリーニングコンポーネント(6)とを備え、前記整備ステーション(7)は、前記医療用撮像装置(4)とは別個にかつその近傍に配置されており、前記整備ステーション(7)は、前記クリーニングユニット(1)を後続のクリーニングに向けて整備する少なくとも1つの整備装置を備える、整備ステーション(7)。
【請求項6】
前記少なくとも1つの整備装置が、以下:
- 前記クリーニングユニット(1)を前記整備ステーション(7)に取外し可能に接続する連結装置(30)、
- 力蓄積体および/またはエネルギー貯蔵体への供給を行う供給装置、
- 前記クリーニングコンポーネント(6)を変形させる変形装置(12)、
- 前記クリーニングコンポーネント(6)のクリーニング層(16)を前記クリーニングコンポーネント(6)のクリーニング基体(15)上に配置する配置装置、または
- 前記クリーニングコンポーネント(6)のクリーニング層(16)上および/または内にクリーニング剤を施与する施与装置(32)
を備える、請求項5記載の整備ステーション(7)。
【請求項7】
前記変形装置(12)が、変形駆動部(13)と、圧力媒体と、前記クリーニングコンポーネント(6)を前記変形駆動部(13)に好ましくは取外し可能または取外し不可能に接続する接続ライン(14)とを備え、前記圧力媒体は、前記変形駆動部(13)によって前記クリーニングコンポーネント(6)に充填可能および/または前記クリーニングコンポーネント(6)から除去可能であり、前記クリーニングコンポーネント(6)は、前記圧力媒体の充填および/または前記圧力媒体の除去により変形可能である、請求項6記載の整備ステーション(7)。
【請求項8】
前記クリーニング層(16)を前記配置装置によって前記クリーニング基体(15)上に、好ましくは前記クリーニング基体(15)の外輪郭(17)に沿って配置することができ、好ましくは広げることができる、請求項6または7記載の整備ステーション(7)。
【請求項9】
前記配置装置が、配置駆動部と、前記クリーニング層(16)に好ましくは取外し可能または取外し不可能に接続するための接続装置とを備え、前記接続装置に接続された前記クリーニング層(16)は、前記配置駆動部によって前記クリーニング基体(15)上の動作位置まで移動可能であり、好ましくはロールから巻出し可能である、請求項6から8までのいずれか1項記載の整備ステーション(7)。
【請求項10】
前記クリーニング層(16)を前記クリーニング基体(15)上に配置する前、最中および/または後に、前記施与装置(32)によって前記クリーニング層(16)上および/または内に前記クリーニング剤を施与することができる、請求項6から9までのいずれか1項記載の整備ステーション(7)。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、
- クリーニングユニットの整備方法であって、該クリーニングユニットが、医療用撮像装置の患者受入エリアの周囲の筐体のクリーニングのために設けられている方法、
- 医療用撮像装置の患者受入エリアの周囲の筐体のクリーニング方法、該クリーニングユニットの整備および/またはクリーニング方法用の整備ステーション、
- 該整備ステーション、ならびに
- 該整備ステーションを備えた設備
に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【0002】
医療用撮像装置は放射線医学で使用され、例えばMRI機器やCT機器がある。これらは、使用時に汚染され、かつ/または細菌および/もしくはウイルスで汚染される。このようなことは例えば、医療用撮像装置内で検査対象者自身が咳やくしゃみ、荒い息づかい、医療用撮像装置への物理的接触などによって細菌やその他の汚染物質を残した場合に起こり得る。このような汚染物質は、医療用撮像装置の特に内部、具体的には筐体に残る。
【0003】
手動によるクリーニングは、この場合、例えば米国特許第5918342号明細書に開示されているように、任意にポールに固定されたクリーニング器具を用いて実施される。
【0004】
この場合の欠点は、このタイプのクリーニングは非常に煩雑で時間がかかり、かつ/またはクリーニング担当者が医療用撮像装置の非常に近くに、もしくは部分的に医療用撮像装置の内部にまで入り込むことである。その場合、医療用撮像装置から放射される例えばX線や磁場などの放射線による影響が不快となり得る。
【0005】
また、例えば中国実用新案第219251060号明細書または独国特許出願公開第102021210471号明細書に開示されているように、医療用撮像装置内に自動クリーニングユニットを設けることも知られている。その場合、クリーニングユニットは、クリーニングユニットを筐体の一端から筐体の他端まで走行させることにより拭き取りクリーニングを行うことができる。
【0006】
この場合の欠点は、このようなクリーニングユニットの整備には時間も手間もかかることである。整備中は、医療用撮像装置を使用できないか、あるいは限定的にしか使用できないため、医療用撮像装置の稼働時間が制限される。
【0007】
したがって、本発明の課題は、従来技術の欠点を少なくとも部分的に解消し、かつ従来技術に対して改善されたクリーニングユニットの整備方法を規定することであり、本方法は、特に整備担当者の負荷が少ないことを特徴とする。また、この課題は、クリーニングユニットのクリーニング方法、該クリーニングユニットの整備および/またはクリーニング方法用の整備ステーション、ならびに該整備ステーションを備えた設備を規定することにある。
【0008】
この課題は、請求項1、4、5および18の特徴によって解決される。
【0009】
この課題は、請求項1記載の方法、すなわち、クリーニングユニットの整備方法であって、該クリーニングユニットは、医療用撮像装置の患者受入エリアの周囲の筐体のクリーニングのために設けられており、該クリーニングユニットは、支持構造体とクリーニングコンポーネントとを備え、該方法を、医療用撮像装置とは別個にかつその近傍に配置された整備ステーションを用いて実施し、
- クリーニングユニットを整備ステーションへと移動させ、
- 次いで、少なくとも1つの整備ステップを実施し、該ステップによりクリーニングユニットを後続のクリーニングに向けて整備する
方法によって解決される。
【0010】
クリーニングユニットの整備には、多くの場合、様々な整備ステップが必要となる。新たな撮像のためにクリーニングユニットが医療用撮像装置の直上で整備される場合、新たな撮像が実施されるまでに少なくとも必要な時間が長くなり得る。例えば、患者は、クリーニングユニットが完全に整備されるまで待機しなければならず、その後ようやく患者用診察台につくことができる。本発明による方法により、医療用撮像装置とは別個にかつその近傍に配置された整備ステーションを用いて、クリーニングユニットを、整備中にも医療用撮像装置が少なくとも部分的にアクセス可能であり、かつ少なくとも部分的に使用可能となるように整備することができる。例えば、クリーニングユニットの整備方法は、患者の入替え中に実施することができる。特に高齢な患者や虚弱患者の場合には患者の入替えに時間がかかるが、その間にクリーニングユニットの整備を並行して行うことができるため、整備ステーションでクリーニングユニットの整備を行い、患者受入エリアがより容易にアクセス可能となることから、必要な時間が短縮される。
(【0011】以降は省略されています)
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