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公開番号
2025016133
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-31
出願番号
2023119207
出願日
2023-07-21
発明の名称
排水管洗浄用バルブ開閉装置および排水管の洗浄方法
出願人
個人
,
個人
代理人
個人
主分類
B08B
9/04 20060101AFI20250124BHJP(清掃)
要約
【課題】高圧水の吐出制御を行うバルブを屋外に配置している場合でも、ノズルを持った作業員がバルブを開閉して排水管の洗浄作業を行う。
【解決手段】作業員の操作によって制御信号を送信するリモコン装置1と、リモコン装置1からの制御信号に基づきメインバルブ2cの通水路2c4を開閉して高圧洗浄機からの高圧水を噴射させるバルブ開閉機構部2とを備え、メインバルブ2cの弁は、弁開閉ハンドル2c3の回動操作に連動し水の通水路2c4を開閉するように構成されており、バルブ開閉機構部2は、リモコン装置1からの制御信号を受信して電流の供給を制御する電流供給制御部2aと、電流供給制御部2aから供給された電流によって回転軸を回転させるモータ2eと、モータ2aの回転軸に設けられ、弁開閉ハンドル2c3に連結されるハンドル連結部2d等を有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
高圧洗浄機から高圧水の噴射を制御して排水管を洗浄する排水管洗浄用バルブ開閉装置であって、
作業員の操作によって制御信号を送信するリモコン装置と、
前記リモコン装置からの前記制御信号に基づきメインバルブの通水路を開閉して高圧洗浄機からの高圧水を噴射させるバルブ開閉機構部と、
を有することを特徴とする排水管洗浄用バルブ開閉装置。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
請求項1記載の排水管洗浄用バルブ開閉装置において、
前記メインバルブは、弁開閉ハンドルの回動操作に連動し水の通水路を開閉するように構成されており、
前記バルブ開閉機構部は、
前記リモコン装置からの前記制御信号を受信して電流の供給を制御する電流供給制御部と、
前記電流供給制御部から供給された電流によって回転軸を回転させるモータと、
前記電流供給制御部および前記モータを搭載すると共に、脚部を有し、底面を少なくとも前記メインバルブの高さ以上浮かせたバルブ開閉機構部ボックスと、
前記バルブ開閉機構部ボックスの底面に固定された固定側メインバルブ挟持部と、
前記固定側メインバルブ挟持部に回動可能に連結され、回動して前記固定側メインバルブ挟持部との間で前記メインバルを挟持して固定する可動側メインバルブ挟持部と、
前記バルブ開閉機構部ボックスから突出する前記モータの回転軸に設けられ、前記バルブ開閉機構部ボックスの底面において前記固定側メインバルブ挟持部と前記可動側メインバルブ挟持部とによって固定された前記メインバルブの弁開閉ハンドルに連結されるハンドル連結部と、
を有することを特徴とする排水管洗浄用バルブ開閉装置。
【請求項3】
請求項2記載の排水管洗浄用バルブ開閉装置において、
前記バルブ開閉機構部には、さらに、
前記弁開閉ハンドルの全開状態を検出するハンドル全開状態検出センサと、
前記弁開閉ハンドルの全閉状態を検出するハンドル全閉状態検出センサとを有し、
前記電流供給制御部は、前記ハンドル全開状態検出センサおよび前記ハンドル全閉状態検出センサからセンサ信号に基づいて前記弁開閉ハンドルの全開状態または全閉状態が検出された場合、前記モータへの電流供給を停止するように制御することを特徴とする排水管洗浄用バルブ開閉装置。
【請求項4】
高圧洗浄機からの高圧水の排水管に噴射して洗浄する排水管の洗浄方法であって、
前記排水管洗浄用バルブ開閉装置のメインバルブは、サブハンドルの回動操作によって水の通水路を開閉するサブバルブを介して洗浄機側ホースに連結して当該サブバルブの通水路は開放しておき、
請求項1~請求項3のいずれか一の請求項に記載の排水管洗浄用バルブ開閉装置を使用して排水管の洗浄を行う場合、作業員は前記ノズル側ホース先端のノズルと、前記リモコン装置とを持って、前記リモコン装置の操作により前記バルブ開閉機構部に制御信号を送って排水管の洗浄を行い、
請求項1~請求項3のいずれか一の請求項に記載の排水管洗浄用バルブ開閉装置を取り外して排水管の洗浄を行う場合、前記サブバルブに前記ノズル側ホースを直接連結し、前記ノズル側ホース先端のノズルを持って排水管の洗浄作業を行う作業員と、前記サブバルブのサブハンドルを回動操作する作業員の2人で排水管の洗浄作業を行うことを特徴とする排水管の洗浄方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、高圧洗浄機からの高圧な水を集合住宅等の排水管に噴射することによって洗浄を行う排水管洗浄用バルブ開閉装置および排水管の洗浄方法に関する。
続きを表示(約 3,700 文字)
【背景技術】
【0002】
一戸建ての場合は、基本的に屋外の排水マスから高圧洗浄機のノズルを差し込んで洗浄するが、集合住宅等でキッチン等の排水管の配管洗浄を行う場合は、屋外の排水マスからの洗浄はできないため、各戸内の水まわりの排水口から高圧洗浄機のノズルを差し込み、排水管内を洗浄する。そして集合住宅等の排水管の洗浄作業の場合、ホースに足を引掛けてホースがバルブから外れる等の事故を防止するため、高圧水の吐出制御を行うバルブは、高圧洗浄車やその近くの屋外(戸外)に配置して高圧洗浄作業を行うことが普通である。そのため、集合住宅等の排水管の洗浄作業には、洗浄作業者とバルブ操作者の2名が必要であり、バルブ操作者は屋外(戸外)に待機して、洗浄作業者からの指示に従って屋外(戸外)でバルブの開閉を行っていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実用新案登録第3135608号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、上記特許文献1の排水管洗浄用バルブ開閉装置では、高圧水の吐出制御を行うバルブは高圧洗浄車やその近くの家の外すなわち屋外(戸外)に配置して高圧洗浄作業を行うため、洗浄作業には、ノズルを持って屋内で洗浄作業を行う者と、屋外(戸外)にてバルブの操作を行う者とで、少なくとも2名以上が必要である、という問題があった。
【0005】
そこで、本発明はこのような問題点に着目してなされたもので、高圧水の吐出制御を行うバルブを屋外(戸外)に配置している場合でも、ノズルを持った作業員がバルブを開閉して排水管の洗浄作業を行うことができる排水管洗浄用バルブ開閉装置および排水管の洗浄方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記課題を解決するため、本発明に係る排水管洗浄用バルブ開閉装置は、高圧洗浄機から高圧水の噴射を制御して排水管を洗浄する排水管洗浄用バルブ開閉装置であって、作業員の操作によって制御信号を送信するリモコン装置と、前記リモコン装置からの前記制御信号に基づきメインバルブの通水路を開閉して高圧洗浄機からの高圧水を噴射させるバルブ開閉機構部と、を有することを特徴とする。
また、本発明に係る排水管洗浄用バルブ開閉装置では、前記メインバルブは、弁開閉ハンドルの回動操作に連動し水の通水路を開閉するように構成されており、前記バルブ開閉機構部は、前記リモコン装置からの前記制御信号を受信して電流の供給を制御する電流供給制御部と、前記電流供給制御部から供給された電流によって回転軸を回転させるモータと、前記電流供給制御部および前記モータを搭載すると共に、脚部を有し、底面を少なくとも前記メインバルブの高さ以上浮かせたバルブ開閉機構部ボックスと、前記バルブ開閉機構部ボックスの底面に固定された固定側メインバルブ挟持部と、前記固定側メインバルブ挟持部に回動可能に連結され、回動して前記固定側メインバルブ挟持部との間で前記メインバルを挟持して固定する可動側メインバルブ挟持部と、前記バルブ開閉機構部ボックスから突出する前記モータの回転軸に設けられ、前記バルブ開閉機構部ボックスの底面において前記固定側メインバルブ挟持部と前記可動側メインバルブ挟持部とによって固定された前記メインバルブの弁開閉ハンドルに連結されるハンドル連結部と、を有することも特徴とする。
また、本発明に係る排水管洗浄用バルブ開閉装置では、前記バルブ開閉機構部には、さらに、前記弁開閉ハンドルの全開状態を検出するハンドル全開状態検出センサと、前記弁開閉ハンドルの全閉状態を検出するハンドル全閉状態検出センサとを有し、前記電流供給制御部は、前記ハンドル全開状態検出センサおよび前記ハンドル全閉状態検出センサからセンサ信号に基づいて前記弁開閉ハンドルの全開状態または全閉状態が検出された場合、前記モータへの電流供給を停止するように制御することも特徴とする。
また、本発明に係る排水管の洗浄方法は、高圧洗浄機からの高圧水の排水管に噴射して洗浄する排水管の洗浄方法であって、前記排水管洗浄用バルブ開閉装置のメインバルブは、サブハンドルの回動操作によって水の通水路を開閉するサブバルブを介して洗浄機側ホースに連結して当該サブバルブの通水路は開放しておき、上述のいずれかの排水管洗浄用バルブ開閉装置を使用して排水管の洗浄を行う場合、作業員は前記ノズル側ホース先端のノズルと、前記リモコン装置とを持って、前記リモコン装置の操作により前記バルブ開閉機構部に制御信号を送って排水管の洗浄を行い、上述のいずれかの排水管洗浄用バルブ開閉装置を取り外して排水管の洗浄を行う場合、前記サブバルブに前記ノズル側ホースを直接連結し、前記ノズル側ホース先端のノズルを持って排水管の洗浄作業を行う作業員と、前記サブバルブのサブハンドルを回動操作する作業員の2人で排水管の洗浄作業を行うことを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明に係る排水管洗浄用バルブ開閉装置は、作業員の操作によって制御信号を送信するリモコン装置と、リモコン装置からの制御信号を受信する電流供給制御部と、電流供給制御部が受信した制御信号に基づいて高圧水の吐出を制御するバルブの弁を開閉させるバルブ開閉機構部とを有する。
そのため、高圧水の吐出制御を行うバルブを屋外(戸外)に設置したままでも、作業員は高圧水を噴射するホース先端のノズルと、リモコン装置を所有して屋内(戸内)に入ってリモコン装置を操作することにより屋内(戸内)の排水管の高圧洗浄作業を行うことができるので、1名でも高圧洗浄作業を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明に係る実施形態の排水管洗浄用バルブ開閉装置を使用して屋内の排水管の洗浄作業を行っている状態を示す図である。
本発明に係る実施形態の排水管洗浄用バルブ開閉装置を構成するバルブ開閉機構部の構造を示す正面図である。
本発明に係る実施形態の排水管洗浄用バルブ開閉装置を構成するバルブ開閉機構部の構造を示す側面図である。
本発明に係る実施形態の排水管洗浄用バルブ開閉装置を構成するバルブ開閉機構部のバルブ開閉機構部ボックス内の状態を示す平面図である。
本発明に係る実施形態の排水管洗浄用バルブ開閉装置を構成するバルブ開閉機構部のメインバルブの構造を示す正面図である。
本発明に係る実施形態の排水管洗浄用バルブ開閉装置を構成するバルブ開閉機構部におけるハンドル全開状態検出センサとハンドル全閉状態検出センサの設置位置を示す要部拡大平面図である。
本発明に係る実施形態の排水管洗浄用バルブ開閉装置を構成するバルブ開閉機構部のメインバルブ挟持部において、可動側メインバルブ挟持部を開いて固定側メインバルブ挟持部との間でメインバルブを挟持する直前の状態を示す要部拡大側面図である。
本発明に係る実施形態の排水管洗浄用バルブ開閉装置を構成するバルブ開閉機構部のメインバルブ挟持部において、可動側メインバルブ挟持部と固定側メインバルブ挟持部との間でメインバルブを挟持した状態を示す要部拡大側面図である。
本発明に係る実施形態の排水管洗浄用バルブ開閉装置を構成するバルブ開閉機構部のメインバルブ挟持部の固定側メインバルブ挟持部にメインバルブを装着する直前の状態を示すす要部拡大正面図である。
本発明に係る実施形態の排水管洗浄用バルブ開閉装置を使用して屋内の排水管の洗浄作業を行う際のバルブ開閉機構部の接続関係を示す要部拡大図である。
本発明に係る実施形態の排水管洗浄用バルブ開閉装置を取り外して屋内の排水管の洗浄作業を行う際の接続関係を示す要部拡大図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
次に、本発明に係る実施形態の排水管洗浄用バルブ開閉装置および排水管の洗浄方法について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、下記に説明する実施の形態は、あくまで、本発明の一例であり、本発明は、下記に説明する実施の形態に限定されるものではない。
【0010】
<本発明に係る実施形態の排水管洗浄用バルブ開閉装置の構成>
本発明に係る実施形態の排水管洗浄用バルブ開閉装置は、リモコン装置1と、バルブ開閉機構部2と等を備えて構成されており、高圧洗浄機(図示せず。)に対して洗浄機側ホース3およびサブバルブ4を介して連結すると共に、ノズル側ホース5を介してノズル6と連結して、作業員はそのノズル6を集合住宅7の排水管7aに挿入し、リモコン装置1を操作して高圧洗浄機(図示せず。)からの高圧水を排水管7aに噴射して洗浄する。
(【0011】以降は省略されています)
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