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公開番号
2025030443
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-07
出願番号
2023135735
出願日
2023-08-23
発明の名称
敷板洗浄装置
出願人
株式会社鶴見製作所
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B08B
3/02 20060101AFI20250228BHJP(清掃)
要約
【課題】敷板の洗浄に用いた洗浄水を適切に再利用することができる敷板洗浄装置を提供する。
【解決手段】敷板洗浄装置100は、敷板Pを載置する載置部110と、載置部110に載置された敷板Pを搬送する搬送部130と、搬送部130によって敷板Pを移動させながら、複数の噴射部121から当該敷板Pに洗浄水を噴射することにより当該敷板Pを洗浄する洗浄部120と、敷板Pを洗浄するために噴射された洗浄水を貯留する水槽部150と、水槽部150に貯留された洗浄水を汲み上げるポンプ161と、ポンプ161に連結され、当該ポンプ161によって汲み上げられた洗浄水を洗浄部120における複数の噴射部121に導くように構成される配管180と、を備え、配管180は、当該配管180の終端近傍に開閉可能な排水口181を有する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
敷板を移動させながら洗浄する敷板洗浄装置であって、
前記敷板を載置する載置部と、
前記載置部に載置された敷板を搬送する搬送部と、
前記搬送部によって前記敷板を移動させながら、複数の噴射部から当該敷板に洗浄水を噴射することにより当該敷板を洗浄する洗浄部と、
前記敷板を洗浄するために噴射された洗浄水を貯留する水槽部と、
前記水槽部に貯留された洗浄水を汲み上げるポンプと、
前記ポンプに連結され、当該ポンプによって汲み上げられた洗浄水を前記洗浄部における複数の噴射部に導くように構成される配管と、を備え、
前記配管は、当該配管の終端近傍に開閉可能な排水口を有する、
敷板洗浄装置。
続きを表示(約 470 文字)
【請求項2】
前記排水口は、
前記ポンプを稼働させて前記複数の噴射部から洗浄水を噴射している第1期間では、閉状態であり、
前記第1期間における前記ポンプの回転数よりも小さい回転数である第2期間、又は前記ポンプが停止している第3期間に、閉状態から開状態にされる、
請求項1に記載の敷板洗浄装置。
【請求項3】
前記第2期間は、前記ポンプを停止させる停止動作制御期間である、
請求項2に記載の敷板洗浄装置。
【請求項4】
前記排水口は、前記ポンプ停止前の第1所定時間内に閉状態から開状態にされる、
請求項2に記載の敷板洗浄装置。
【請求項5】
前記排水口は、前記ポンプ停止時又は前記ポンプ停止後の第2所定時間内に閉状態から開状態にされる、
請求項2に記載の敷板洗浄装置。
【請求項6】
前記配管は、前記排水口の前記ポンプ側に当該排水口の開閉を制御するバルブを有する、
請求項1から5のいずれか一項に記載の敷板洗浄装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、敷板洗浄装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
一般的に、工事現場や作業現場などで用いられる敷板がある。敷板は、例えば、鉄製の敷鉄板であり、資材搬入路の確保、作業床や地盤の保護、及び軟弱地盤における足場の確保などの目的で敷設(仮設)される。
【0003】
そして、このような敷板を洗浄する洗浄装置が知られている。例えば、特許文献1では、工事現場で多用される仮設通路用の敷き鉄板を再使用に備えて安全かつ経済的に汚れを除去する敷き鉄板洗浄装置が開示されている。
【0004】
具体的には、特許文献1に開示されている敷き鉄板洗浄装置は、搬送ローラ装置によって敷き鉄板を搬送させながら、洗浄機によって洗浄液水を噴射させて鉄板表面の汚れを除去している。さらに、当該敷き鉄板洗浄装置では、洗浄機によって敷き鉄板の汚れを高圧洗浄して、そこで用いられた洗浄水を下方に配置してある貯留槽で受け止めて溜めて、循環路に設けられたフィルタによってろ過することにより再利用している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2015-80783号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1に開示されている敷き鉄板洗浄装置では、循環路に汚れ成分の粒子サイズに応じて適切なフィルタを設ける必要があり、また、当該フィルタに汚泥が目詰まりすればフィルタを交換しなければならない。敷き鉄板から洗い流される汚れ成分には様々なものがあり、さらに、循環させて再利用するために洗浄水を貯留している貯留槽やポンプ室の上方からゴミや埃などの異物が侵入することも考えられる。これらの汚れ成分及びゴミや埃などの異物を、フィルタによって防ぐには限界がある。
【0007】
フィルタで防ぐことができなかった汚れ成分及びゴミや埃などの異物が、再利用するためにポンプによって汲み上げられる洗浄水に含まれていると、循環路(配管)に残留したり、噴射ノズルが目詰まりを起こしてしまったりするという問題がある。
【0008】
そこで、本発明は、上記のような課題に鑑みてなされたものであって、本発明の目的の1つは、敷板の洗浄に用いた洗浄水を適切に再利用することができる敷板洗浄装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の一態様に係る敷板洗浄装置は、敷板を移動させながら洗浄する敷板洗浄装置であって、敷板を載置する載置部と、載置部に載置された敷板を搬送する搬送部と、搬送部によって敷板を移動させながら、複数の噴射部から当該敷板に洗浄水を噴射することにより当該敷板を洗浄する洗浄部と、敷板を洗浄するために噴射された洗浄水を貯留する水槽部と、水槽部に貯留された洗浄水を汲み上げるポンプと、ポンプに連結され、当該ポンプによって汲み上げられた洗浄水を洗浄部における複数の噴射部に導くように構成される配管と、を備え、配管は、当該配管の終端近傍に開閉可能な排水口を有する。
【0010】
上記態様において、排水口は、ポンプを稼働させて複数の噴射部から洗浄水を噴射している第1期間では、閉状態であり、第1期間におけるポンプの回転数よりも小さい回転数である第2期間、又はポンプが停止している第3期間に、閉状態から開状態にされてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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