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公開番号2025025555
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-21
出願番号2023130405
出願日2023-08-09
発明の名称高圧洗浄機
出願人株式会社丸山製作所,株式会社洲本整備機製作所
代理人個人,個人,個人,個人
主分類B08B 3/02 20060101AFI20250214BHJP(清掃)
要約【課題】全体としてコンパクトな構成で、短時間で微細気泡含有水を生成できる高圧洗浄機を提供する。
【解決手段】高圧洗浄機1は、給水口100から供給された水を高圧水にして洗浄ガン50から噴射させる。高圧洗浄機1は、水を貯留するタンク31と、タンク31内の水を高圧ポンプ41により圧送する高圧水供給部40と、高圧水供給部40から圧送された高圧水を噴射させる洗浄ガン50と、接続端部2と洗浄ガン50との間の少なくとも何れかの箇所に設けられ、水を流通させることで微細気泡含有水を生成する微細気泡生成部12と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
給水口(100)に接続端部(2)が接続されると共に前記給水口(100)から供給された水を高圧水にして洗浄ガン(50)から噴射させる高圧洗浄機(1)であって、
前記水を貯留するタンク(31)と、
前記タンク(31)内の前記水を高圧ポンプ(41)により圧送する高圧水供給部(40)と、
前記高圧水供給部(40)から圧送された前記高圧水を噴射させる前記洗浄ガン(50)と、
前記接続端部(2)と前記洗浄ガン(50)との間の少なくとも何れかの箇所に設けられ、前記水を流通させることで微細気泡含有水を生成する微細気泡生成部(12)と、を備える、高圧洗浄機(1)。
続きを表示(約 330 文字)【請求項2】
前記微細気泡生成部(12)は、前記給水口(100)からの供給水圧よりも水圧の低い低水圧領域(R)に設けられる、請求項1に記載の高圧洗浄機(1)。
【請求項3】
前記給水口(100)と前記微細気泡生成部(12)との間に圧力調整弁(V1)が設けられている、請求項2に記載の高圧洗浄機(1)。
【請求項4】
前記タンク(31)には水位センサ(33)が設けられ、
前記タンク(31)内に前記水を導入する導入ライン(L2)に設けられ、前記水位センサ(33)によって検出される水位に基づき開閉することで前記水の導入・停止を切り替える自動弁(V3)を更に備える、請求項1~3の何れか一項に記載の高圧洗浄機(1)。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、微細気泡含有水を高圧噴射する高圧洗浄機に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来、特許文献1に記載されるように、水を加熱保温する電気温水器と、電気温水器からの湯水を高圧噴射させる洗浄ガンと、洗浄ガンに高圧水を供給駆動するポンプと、ポンプの入口側に設けられたフローとタンクと、を備えた温水洗浄機が知られている。
【0003】
一方、特許文献2に記載されるように、微細気泡発生部において複数のノズルが交換可能となっており、ノズルの仕様に応じて所定の粒径の微細気泡を含んだ液体を発生させる装置が知られている。微細気泡液は貯留槽に貯留され、ポンプによって製品貯留槽へ供給され、検査工程及び容器封入工程を経て製品として出荷される。また特許文献3に記載されるように、筒状部材の端壁部材に液体吐出孔が設けられ、鏡面仕上げされた筒状部材の内周面に複数の環状溝が形成された微細気泡発生装置が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平9-123879号公報
国際公開第2019/234962号
特開2008-272739号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
高圧洗浄機において微細気泡含有水を噴射させるには、上述の特許文献1のような高圧洗浄機と、上述の特許文献2,3のような微細気泡発生装置とを組み合わせる必要がある。そこで、まず微細気泡発生装置で微細気泡含有水を生成して貯留し、貯留された微細気泡含有水を原水として高圧洗浄機で利用するシステムが考えられる。しかしながら、そのように別々の装置を組み合わせただけでは、微細気泡含有水の生成にも時間がかかり、システム全体が大型化する傾向にある。
【0006】
本発明は、全体としてコンパクトな構成で、短時間で微細気泡含有水を生成できる高圧洗浄機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
[1]本発明の一態様は、給水口(100)に接続端部(2)が接続されると共に給水口(100)から供給された水を高圧水にして洗浄ガン(50)から噴射させる高圧洗浄機(1)であって、水を貯留するタンク(31)と、タンク(31)内の水を高圧ポンプ(41)により圧送する高圧水供給部(40)と、高圧水供給部(40)から圧送された高圧水を噴射させる洗浄ガン(50)と、接続端部(2)と洗浄ガン(50)との間の少なくとも何れかの箇所に設けられ、水を流通させることで微細気泡含有水を生成する微細気泡生成部(12)とを備える。
【0008】
[1]の高圧洗浄機(1)は、接続端部(2)が給水口(100)に接続されることにより使用される。微細気泡生成部(12)が、接続端部(2)と洗浄ガン(50)との間の少なくとも何れかの箇所に設けられる。洗浄ガン(50)により、高圧水供給部(40)から圧送された高圧の微細気泡含有水が噴射される。この高圧洗浄機(1)によれば、微細気泡生成部(12)を含む接続端部(2)から洗浄ガン(50)までのラインがワンパスで構成されているため、短時間で微細気泡含有水を生成できる。微細気泡生成部(12)が組み込まれているため、微細気泡発生装置を別途設ける必要がない。よって、高圧洗浄機(1)全体としての構成がコンパクトである。
【0009】
[2]上記[1]の高圧洗浄機(1)において、微細気泡生成部(12)は、給水口(100)からの供給水圧よりも水圧の低い低水圧領域(R)に設けられてもよい。この構成によれば、微細気泡生成部(12)に高い水圧がかからないため、微細気泡生成部(12)の内部構造における摩耗や変形が低減される。微細気泡生成部(12)の耐久性を向上させることができる。
【0010】
[3]上記[2]の高圧洗浄機(1)において、給水口(100)と微細気泡生成部(12)との間に圧力調整弁(V1)が設けられていてもよい。この構成によれば、上記した微細気泡生成部(12)の保護効果に加え、給水口(100)から受け入れる水の給水圧力に変動やばらつきがある場合でも、微細気泡生成部(12)には一定圧力の水が流入する。よって、微細気泡含有水を安定して生成できる。
(【0011】以降は省略されています)

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