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公開番号2025028793
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-04
出願番号2023133719
出願日2023-08-19
発明の名称無人ATM施設のエアコン室内機の熱交換器アルミフィンの洗浄方法
出願人エアマル株式会社,テクノエース株式会社
代理人個人
主分類B08B 3/02 20060101AFI20250225BHJP(清掃)
要約【課題】銀行の営業所店舗外の無人ATM施設に設置のエアコンの熱交換器アルミフィンの洗浄を高圧洗浄機で水を使用して洗浄する方法を提供する。
【解決手段】本発明では、蓄電池11を選択し、DC・ACインバーター装置12に接続し、インバーター装置の出力、AC100V電源コンセントに高圧洗浄機の電源コードを接続することにより前記の熱交換器アルミフィンを洗浄することができる。蓄電池11への充電方法として、作業車の屋根に設置した太陽光パネル21からの電気及び作業車のシガレットソケット24からの電気を前記蓄電池11に蓄電して使用するシステムを形成する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
銀行の営業所店舗外の無人ATM施設に設置のエアコン室内機の熱交換器アルミフィンの洗浄を高圧洗浄機で水を使用して洗浄する方法において、
蓄電池の出力端子にDC・ACインバーター装置を接続してAC100V電源コンセントを構成し、前記高圧洗浄機にAC100V電源を供給することを特徴とする無人ATM施設に設置のエアコン室内機の熱交換器アルミフィンの洗浄方法。
続きを表示(約 130 文字)【請求項2】
前記のAC100V電源装置を構成する、前記蓄電池への充電作業を作業車の屋根に設置した太陽光パネルを利用した前記蓄電池への充電システムで構成したことを特徴とする請求項1に記載の無人ATM施設に設置のエアコン室内機の熱交換器アルミフィンの洗浄方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、銀行の営業所店舗外の無人ATM(現金自動預け払い機)施設に設置されているエアコンの熱交換器アルミフィンの洗浄方法に関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
銀行の営業所店舗外の施設、無人ATM施設は日本全国に多数ある。前記施設は、お客様が出入するお客様コーナーとATM機器を制御している機械室から構成されている。
一般的には、機械室にエアコンを設置して、ATMがトラブルを起こさないで正常の動作を持続するようにATMから発生する熱量を24時間、365日連続して冷却している。
【0003】
図1は、上記した無人ATM施設1を説明する構成図(平面図)である。
無人ATM施設1は、お客様コーナー2と機械室3からなり、機械室3にはATM4が1台~数台程度設置されている。ATM4をパーテーション的に使用、機械室3はお客様コーナー2から分離している。機械室3にエアコン5を設置してATM4からの放熱を回収し、冷却するように動作している。なお大型のATM施設では、お客様コーナー2にもエアコンを設置して、お客様への快適空間を提供している。
【0004】
図1の施設において、エアコン5は外気温度に対応して年中稼働している。2~3年使用すると空調機の熱交換器アルミフィンは、汚れて熱効率が低下し、薬液による洗浄が必要となる。
【0005】
本願発明者等は、壁掛け形アコン室内機の熱交換器アルミフィン及び送風ファンの洗浄方法に関して、前面パネルを取り外し専用の洗浄カバーで密封して洗浄する装置の特許を登録(下記特許文献1参照)している。また、下記特許文献1以外にも、エアコン室内機の洗浄方法に関するものが出願されている(例えば下記特許文献2~4参照)
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特許第3406038号公報
特開平05-001897号公報
特許平09-113186号公報
特開2000-337791号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
無人ATM施設1の機械室3に設置のエアコン5は、年中連続して稼働している。無人ATMはスーパーマーケット等の駐車場の一角に配置されている例が多い、したがって、自動車の排気ガスを吸い込んで大変汚れており、1~2年間程度で室内機の吸込み面の熱交換器アルミフィンは粉塵等で目詰まり状態、冷却機能が低下している状況がある。1~2年周期での高圧洗浄機を使用しての薬液による洗浄が必要な状態となっている。
【0008】
本願発明者等は、無人ATM施設のエアコンの洗浄方法を考案して事業化を進めている。
その際に使用する高圧洗浄機の電源は、機械室内の配電盤6から供給しているAC100V電源コンセントからの供給で高圧洗浄機を動作している。前記のAC100V電源コンセントは、機械室3のATM4、照明器具等の電気設備が接続されており、電源回路を共有している。
【0009】
前記高圧洗浄機の消費電力は1500wと大きい。万一、高圧洗浄機の不具合で、AC100V電源が遮断し、ATM4がダウンあるいはコンピューターのエラー等の不測の事態を発生させる恐れを感じている。できれば、前記高圧洗浄機のAC100V電源コンセントは、事前にポータブル発電機を用意して持ち込むことが望ましい。
【0010】
持ち込むポータブル電源としては、ガソリンあるいはプロパンボンベでエンジン動作して発電するものが市販されており、エアコンの高圧洗浄機を駆動できる電力容量の大きい物も容易に入手できる環境がある。
前記ポータブル電源は、動作時のエンジン音が大きく、騒音となり実用性に欠ける。たま排ガスを発生するので、使用を控えたい時流がある。さらに、重量も20kg程度と重く持ち運ぶに苦労している課題がある。またガソリンを使用しているので、火災発生の心配がある。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)

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