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公開番号2025030596
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-07
出願番号2023136041
出願日2023-08-24
発明の名称洗浄機能付き処理システム及び洗浄方法
出願人株式会社神鋼環境ソリューション
代理人個人,個人,個人
主分類B08B 3/02 20060101AFI20250228BHJP(清掃)
要約【課題】ノズルの増加を抑えつつ洗浄可能な範囲の増大を図ることが可能な洗浄機能付き処理システムを提供する。
【解決手段】洗浄機能付き処理システム1Aは、被処理物を処理するための容器2と、容器2内の被処理物を撹拌するための撹拌装置3と、容器2内に配置されたノズル41から液を噴射する洗浄装置4と、被処理物が排出された後の容器2内に液を溜めた状態で、撹拌装置3を駆動しながら、ノズル4から液を噴射させる制御装置5と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
被処理物を処理するための容器と、
前記容器内の被処理物を撹拌するための撹拌装置と、
前記容器内に配置されたノズルから液を噴射する洗浄装置と、
被処理物が排出された後の前記容器内に液を溜めた状態で、前記撹拌装置を駆動しながら、前記ノズルから液を噴射させる制御装置と、
を備える、洗浄機能付き処理システム。
続きを表示(約 860 文字)【請求項2】
前記撹拌装置は、前記容器内に配置された撹拌軸を備え、
前記ノズルからの液の噴流は、前記撹拌軸に向かう噴流を含む、
請求項1に記載の洗浄機能付き処理システム。
【請求項3】
前記ノズルからの液の噴流は、前記容器の内壁に向かう噴流を含む、
請求項1に記載の洗浄機能付き処理システム。
【請求項4】
前記ノズルからの液の噴流は、前記ノズルから水平方向及び/又は水平方向よりも上方に向かう噴流を含む、
請求項1に記載の洗浄機能付き処理システム。
【請求項5】
前記制御装置は、前記撹拌装置により撹拌中の前記容器内の液面の端が、前記容器の内壁に向かう噴流の前記容器の内壁における下端よりも上方に位置するように、前記容器内の液量を制御する、
請求項3に記載の洗浄機能付き処理システム。
【請求項6】
前記制御装置は、前記撹拌装置により撹拌中又は撹拌停止中の前記容器内の液面が、前記ノズルよりも下方に位置するように、前記容器内の液量を制御する、
請求項1に記載の洗浄機能付き処理システム。
【請求項7】
前記制御装置は、前記撹拌装置により撹拌中の前記容器内の液面が、前記撹拌軸の位置において、前記撹拌軸に向かう噴流の前記撹拌軸における下端よりも上方に位置するように、前記容器内の液量を制御する、
請求項2に記載の洗浄機能付き処理システム。
【請求項8】
前記ノズルは、前記容器内に固定され、前記被処理物の処理時にも前記容器内に存在する、
請求項1に記載の洗浄機能付き処理システム。
【請求項9】
被処理物を撹拌するための撹拌装置が設けられた容器の洗浄方法であって、
前記容器から被処理物を排出し、
前記容器内に液を溜めた状態で、前記撹拌装置を駆動しながら、前記容器内に配置されたノズルから液を噴射させる、
洗浄方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、洗浄機能付き処理システム及び洗浄方法に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、タンク洗浄用のノズルによりタンクの内面を洗浄する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6926137号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、ノズルによる洗浄では、単数または少数のノズルで洗浄可能な範囲に限界があるため、大型の容器などには、多数のノズルを設ける対応が採られる。しかしながら、そのためには、ノズルを挿入・固定するための多数の開口部を容器に設ける必要が生じてしまう。
【0005】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、その主な目的は、ノズル数の増加を抑えつつ洗浄可能な範囲の増大を図ることが可能な洗浄機能付き処理システム及び洗浄方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するため、本発明の一の態様の洗浄機能付き処理システムは、被処理物を処理するための容器と、前記容器内の被処理物を撹拌するための撹拌装置と、前記容器内に配置されたノズルから液を噴射する洗浄装置と、被処理物が排出された後の前記容器内に液を溜めた状態で、前記撹拌装置を駆動しながら、前記ノズルから液を噴射させる制御装置と、を備える。これによれば、ノズル数の増加を抑えつつ洗浄可能な範囲の増大を図ることが可能となる。
【0007】
上記態様において、前記撹拌装置は、前記容器内に配置された撹拌軸を備え、前記ノズルからの液の噴流は、前記撹拌軸に向かう噴流を含んでもよい。これによれば、撹拌軸を直接的に洗浄することが可能となる。
【0008】
上記態様において、前記撹拌軸に向かう噴流は、前記撹拌軸の軸方向に扇形状に広がってもよい。これによれば、棒状の噴流と比較して、ノズル数の増加を抑えつつ、撹拌軸における直接的に洗浄されない箇所の発生を抑制することが可能となる。
【0009】
上記態様において、前記ノズルからの液の噴流は、前記容器の内壁に向かう噴流を含んでもよい。これによれば、容器の内壁を直接的に洗浄することが可能となる。
【0010】
上記態様において、前記ノズルからの液の噴流は、前記ノズルから水平方向及び/又は水平方向よりも上方に向かう噴流を含んでもよい。これによれば、ノズルからの液の噴流で容器内の液に浸かっていない部分を主に洗浄することが可能となる。
(【0011】以降は省略されています)

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