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公開番号2024160020
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-08
出願番号2024151581,2023096002
出願日2024-09-03,2016-03-30
発明の名称玩具
出願人株式会社バンダイ
代理人
主分類H01Q 7/00 20060101AFI20241031BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】簡潔な構成によって二つの情報保持媒体から電子情報をそれぞれ取得でき、電力及びコストを抑制可能な非接触通信装置及び玩具を提供する。
【解決手段】アンテナコイル21は、筐体11の第1面13に沿って配置された第1コイルループ部211と、筐体11の第2面14に沿って配置された第2コイルループ部212とを有する。そして、第1コイルループ部211及び第2コイルループ部212は、アンテナコイル21を貫く直線CL上に設けられた電磁遮蔽体22を間に挟んで配置されるとともに、直線CLまわりに同じ方向に巻かれ且つ互いに直列に回路に接続されている。このため、簡潔な構成によって二つの情報保持媒体100から電子情報をそれぞれ取得でき、電力及びコストを抑制することができる。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
電子情報を保持する情報保持媒体との間で無線通信する非接触通信装置であって、
アンテナコイルと、
前記アンテナコイルを介して前記情報保持媒体との間で伝達される信号を処理する回路が実装された回路基板と、
前記アンテナコイル及び前記回路基板を収容した筐体と、
電磁遮蔽体と、
を備え、
前記アンテナコイルは、前記筐体の第1面近傍に配置された第1コイルループ部と、前記筐体の前記第1面とは反対側の第2面近傍に配置された第2コイルループ部と、を有し、
前記電磁遮蔽体は、前記第1コイルループ部及び前記第2コイルループ部を貫く直線上で、かつ、前記第1コイルループ部及び前記第2コイルループ部の間に配置され、
前記第1コイルループ部及び前記第2コイルループ部は、
前記直線まわりに同じ方向に巻かれ且つ、互いに直列に前記回路に接続されている非接触通信装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
請求項1記載の非接触通信装置であって、
前記電磁遮蔽体は、前記回路基板である非接触通信装置。
【請求項3】
請求項1又は2記載の非接触通信装置であって、
前記第1コイルループ部及び前記第2コイルループ部は、互いに相似なループ形状を有する非接触通信装置。
【請求項4】
請求項3記載の非接触通信装置であって、
前記第1コイルループ部及び前記第2コイルループ部は、互いに同一なループ形状を有する非接触通信装置。
【請求項5】
請求項1から4のいずれか一項記載の非接触通信装置であって、
前記第1コイルループ部がその上にある第1平面と、前記第2コイルループ部がその上にある第2平面とは、互いに平行に配置されている非接触通信装置。
【請求項6】
請求項5記載の非接触通信装置であって、
前記第1コイルループ部の中心及び前記第2コイルループ部の中心は、互いに同一軸上に配置されている非接触通信装置。
【請求項7】
請求項1から6のいずれか一項記載の非接触通信装置であって、
前記直線の延長方向視において、前記電磁遮蔽体は、前記第1コイルループ部の内径及び前記第2コイルループ部の内径の内側に配置されている非接触通信装置。
【請求項8】
請求項1から7のいずれか一項記載の非接触通信装置であって、
前記第1コイルループ部の巻き数は、前記第2コイルループ部の巻き数より少ない非接触通信装置。
【請求項9】
請求項8に記載の非接触通信装置であって、
前記筐体の前記第1面には、前記情報保持媒体が装着される装着部が設けられている非接触通信装置。
【請求項10】
請求項1から9のいずれか一項記載の非接触通信装置によって構成される通信部と、
前記非接触通信装置の前記筐体に収容された、動作部、記憶部、及び制御部と、
を備え、
前記記憶部は、前記動作部を動作させるための複数の動作データを前記電子情報に関連付けて記憶しており、
前記制御部は、前記記憶部に記憶された前記複数の動作データのうち前記通信部によって取得された前記電子情報に対応する動作データに基づいて前記動作部を動作させる玩具。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電子情報を保持する情報保持媒体との間で無線通信する非接触通信装置及び玩具に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1に記載された玩具は、非接触通信装置を備える主玩具体と、情報保持媒体としての副玩具体とを備え、主玩具体に対して副玩具体が近接されると、副玩具体の電子情報が主玩具体によって取得される。副玩具体の電子情報を取得した主玩具体は、取得した電子情報に応じて、音や光を用いた演出を出力する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-004263号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載された玩具のように、情報保持媒体との間の非接触通信によって情報保持媒体から電子情報を取得し、取得した電子情報に応じて演出を出力するように構成された玩具において、二つの情報保持媒体から電子情報をそれぞれ取得し、取得した二つの電子情報の組み合わせに応じて演出を変化させることにより、演出を多様化して玩具の興趣性を高めることが可能となる。
【0005】
例えばアンテナコイル、及びアンテナコイルを介して情報保持媒体との間で伝達される信号を処理する信号処理回路を二組用いることにより、二つの情報保持媒体から電子情報をそれぞれ取得することが可能である。また、二つのアンテナコイルを一つの信号処理回路に高周波スイッチを介して逐次切り替えて接続することによっても、二つの情報保持媒体から電子情報をそれぞれ取得することが可能である。
【0006】
しかし、アンテナコイル及び信号処理回路を二組用いる場合、及び二つのアンテナコイルを一つの信号処理回路に高周波スイッチを介して逐次切り替えて接続する場合のいずれも消費電力及び製造コストの増加が懸念され、電力及びコストの制約が比較的厳しい玩具には不向きである。
【0007】
本発明は、上述した事情に鑑みなされたものであり、簡潔な構成によって二つの情報保持媒体から電子情報をそれぞれ取得でき、電力及びコストを抑制可能な非接触通信装置及び玩具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明に係る非接触通信装置は、電子情報を保持する情報保持媒体との間で無線通信する非接触通信装置であって、アンテナコイルと、前記アンテナコイルを介して前記情報保持媒体との間で伝達される信号を処理する回路が実装された回路基板と、前記アンテナコイル及び前記回路基板を収容した筐体と、電磁遮蔽体と、を備え、前記アンテナコイルは、前記筐体の第1面近傍に配置された第1コイルループ部と、前記筐体の前記第1面とは反対側の第2面近傍に配置された第2コイルループ部と、を有し、前記電磁遮蔽体は、前記第1コイルループ部及び前記第2コイルループ部を貫く直線上で、かつ、前記第1コイルループ部及び前記第2コイルループ部の間に配置され、前記第1コイルループ部及び前記第2コイルループ部は、前記直線まわりに同じ方向に巻かれ且つ、互いに直列に前記回路に接続されていることを特徴とする。
【0009】
また、本発明に係る非接触通信装置においては、前記電磁遮蔽体は、前記回路基板であってもよい。
【0010】
また、本発明に係る非接触通信装置においては、前記第1コイルループ部及び前記第2コイルループ部は、互いに相似なループ形状を有してもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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