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公開番号
2024159797
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-08
出願番号
2024135715,2021160754
出願日
2024-08-15,2021-09-30
発明の名称
加工装置
出願人
高周波熱錬株式会社
代理人
弁理士法人藤本パートナーズ
主分類
B23P
13/00 20060101AFI20241031BHJP(工作機械;他に分類されない金属加工)
要約
【課題】ワークの焼入れ等の熱処理と切削処理とを効率的にかつ品質良く行える加工装置を提供することを課題とする。
【解決手段】棒状のワークを支持する支持機構10と、支持機構10により支持されたワークWを切削する切削機構30と、切削液を回収する切削液回収機構40と、支持機構10により支持されたワークWと相対移動することによりワークWを誘導加熱するコイル部51を有する熱処理機構50と、支持機構10により支持されたワークWの誘導加熱時の軸ぶれを抑制する振れ止め機構20と、熱処理機構50と追従移動する冷却液回収機構60と、を備える、加工装置。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
一方の端部と他方の端部とを有する棒状のワークの軸が水平方向に沿うように支持する支持機構と、
前記支持機構により支持されたワークを切削する切削機構と、
切削時に前記ワークに供給された切削液を回収する切削液回収機構と、
前記支持機構により支持されたワークと相対移動することにより前記ワークを誘導加熱するコイル部を有する熱処理機構と、
前記支持機構により支持されたワークの誘導加熱時の軸ぶれを抑制する振れ止め機構と、
前記支持機構よりも下方に配置され、前記熱処理機構と追従移動する冷却液回収機構と、
を備え、
前記コイル部と前記ワークとの前記相対移動は、前記ワークの前記一方の端部から前記他方の端部を前記誘導加熱する移動である、加工装置。
続きを表示(約 410 文字)
【請求項2】
前記振れ止め機構は、前記支持機構により支持されたワークと相対移動可能であり、前記ワークに接触する接触位置と、前記ワークと相対移動する前記熱処理機構が通過可能なように前記ワークとの間に空間を形成する非接触位置との間を相対移動する、請求項1に記載の加工装置。
【請求項3】
前記切削機構は、前記支持機構により支持されたワークと相対移動可能であり、前記ワークに接触する接触位置と、前記ワークと相対移動する前記熱処理機構が通過可能なように前記ワークとの間に空間を形成する非接触位置との間を相対移動する、請求項2に記載の加工装置。
【請求項4】
前記コイル部は、前記ワークを囲み得る環状形状を有する、請求項1乃至3いずれか1項に記載の加工装置。
【請求項5】
前記コイル部が、前記ワークの側面に対向し得る湾曲面部を有する、請求項1乃至3いずれか1項に記載の加工装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、加工装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、切削処理に加えてレーザー焼入れも可能な加工装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2005-238253号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、ワークの焼入れ等の熱処理と切削処理とを効率的にかつ品質良く行える加工装置を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明に係る加工装置は、ワークを支持する支持機構と、前記支持機構により支持されたワークを切削する切削機構と、前記支持機構により支持されたワークと相対移動することにより前記ワークを誘導加熱するコイル部を有する熱処理機構と、前記支持機構により支持されたワークの誘導加熱時の軸ぶれを抑制する振れ止め機構と、を備える。
【0006】
本発明では、熱処理機構がコイル部による誘導加熱を採用する。誘導加熱は、所望の温度まで正確に急速加熱することができるため、効率的である。また、本発明における熱処理機構は、支持機構により支持されたワークとコイル部とが相対移動することにより、ワークの所望の箇所に誘導加熱による熱処理を行うことができるため、より効率的である。更に、本発明では、振れ止め機構が、支持機構により支持されたワークの誘導加熱時の軸ぶれを抑制するため、熱処理機構による熱処理を品質良く行うことができる。
【0007】
前記振れ止め機構は、前記支持機構により支持されたワークと相対移動可能であり、前記ワークに接触する接触位置と、前記ワークと相対移動する前記熱処理機構が通過可能なように前記ワークとの間に空間を形成する非接触位置との間を相対移動することが好ましい。
【0008】
斯かる構成によれば、必要に応じて振れ止め機構をワークとの接触位置と非接触位置との間を相対移動させることにより、コイル部のワークに対する移動が振れ止め機構に妨害されずに、ワークの誘導加熱を継続的に行うことができるため、効率的である。また、継続的な誘導加熱により、ワークにおける温度を均一化させ易いため、熱処理を品質良く行うことができる。
【0009】
前記切削機構は、前記支持機構により支持されたワークと相対移動可能であり、前記ワークに接触する接触位置と、前記ワークと相対移動する前記熱処理機構が通過可能なように前記ワークとの間に空間を形成する非接触位置との間を相対移動することが好ましい。
【0010】
斯かる構成によれば、振れ止め機構に加え、切削機構もワークとの接触位置と非接触位置との間を相対移動させることにより、コイル部のワークに対する移動が切削機構にも妨害されないため、切削処理および熱処理の各工程間の移行がスムーズになり、更に効率的である。
また、切削処理と熱処理とを同時に実施する場合には、コイル部のワークに対する移動が切削機構にも妨害されずに、ワークの誘導加熱を継続的に行うことができるため、より一層効率的である。更に、この継続的な誘導加熱により、ワークにおける温度を均一化させ易いため、熱処理を品質良く行うことができる。
(【0011】以降は省略されています)
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