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公開番号
2024123396
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-12
出願番号
2023030781
出願日
2023-03-01
発明の名称
面取り装置
出願人
個人
代理人
主分類
B23C
3/12 20060101AFI20240905BHJP(工作機械;他に分類されない金属加工)
要約
【課題】操作が簡単で、金属・樹脂等ワークの材質関係なく、ワークに傷をつけず、切削面に工具軌跡が残らず、二次カエリも生じない面取り機を提供する。
【解決手段】水平面を上面として有するテーブルと、テーブル上面に対して垂直な基準面を有する基準バーと、水平面に対して平行で、先端角がX°の刃(面取り用エンドミル)を有する刃物部を備え、基準バーは、上記テーブルの縁部よりも外側、かつ、テーブル上面よりも上に位置し、基準バーの長手方向は上記テーブルの縁部と平行になり、テーブルの縁部と向かい合う長手方向の側面が基準面であり、ワークが上記テーブル上面に置かれ、基準バーの基準面に押し当てられテーブル上面の縁部と基準バーの基準面下縁部から突出した上記ワークの稜線部を、基準バーの長手方向に刃物部をスライドさせ、刃物部に設置された刃(面取り用エンドミル)によって削り取ることを特徴とする面取り装置。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
水平面を上面として有するテーブルと、
テーブル上面に対して垂直な基準面を有する基準バーと、
水平面に対して平行な刃(面取り用エンドミル)を有する刃物部を備え、
基準バーは、上記テーブルの縁部よりも外側、かつ、テーブル上面よりも上に位置し、基準バーの長手方向は上記テーブルの縁部と平行になり、テーブルの縁部と向かい合う長手方向の側面が基準面であり、
ワークが上記テーブル上面に置かれ、基準バーの基準面に押し当てられテーブル上面の縁部と基準バーの基準面下縁部から突出した上記ワークの稜線部を、基準バーの長手方向に刃物部をスライドさせ、刃物部に設置された刃(面取り用エンドミル)によって削り取ることを特徴とする面取り装置。
続きを表示(約 610 文字)
【請求項2】
上記テーブルには、水平面に対してX°(30°以上60°以下)の刃の逃げ加工がなされていることを特徴とする請求項1又に記載の面取り装置。
【請求項3】
上記基準バーには、水平面に対してX°(30°以上60°以下)の刃の逃げ加工がなされていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の面取り装置。
【請求項4】
上記刃物部は、
スライダー部、
スライダー部に設置されるスピンドルホルダー部、
スピンドルホルダー部に設置され刃(面取り用エンドミル)を有するスピンドル部、
を備えていることを特徴とする請求項1乃至請求項3に記載の面取り装置。
【請求項5】
上記スライダー部は、設置されるスピンドルホルダー部を水平面に対して平行に保持し、かつ、その位置を垂直に上下移動させる往復移動手段を有することを特徴とする請求項4に記載の面取り装置。
【請求項6】
上記スピンドルホルダー部は、設置されるスピンドル部を水平面に対して平行に保持しつつ、前後移動させる往復移動手段を有することを特徴とする請求項4乃至請求項5に記載の面取り装置。
【請求項7】
上記スピンドル部は、設置される刃(面取り用エンドミル)を水平面に対して平行に保持する手段を有することを特徴とする請求項4乃至請求項6に記載の面取り装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、金属製または合成樹脂のブロックを面取り加工する面取り機に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
一般に、金属製または合成樹脂のブロック(以下ワークという)は、フライス盤による切削、電動カッター等による切断などによって製造される。しかし、このようにして得られたワークは、稜線部分が先鋭化し、また、加工時に形成されたバリが残留しており、取扱上危険であるほか、後の工程の支障となる。そのため、通常は、稜線部分を削り、バリを取る面取り加工がおこなわれる。
【0003】
従来、面取り加工は、鉄工ヤスリを用いたヤスリ掛け、円柱状のヤスリを電動で回転させる電動ヤスリを用いたヤスリ掛け、旋削チップや面取りカッター等の刃物を用いたカッター式面取り機で行われるのが一般的である。
【0004】
また、エンドミルを刃物に用いたエンドミル式面取り機もある(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特許第6966129号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
鉄工ヤスリ・電動ヤスリを用いたヤスリ掛けは技能を必要とするため、作業者によって加工精度にばらつきが生じてしまう。また、ヤスリ掛けによって、ワークの稜線部分に二次カエリが出る場合が多く、それを削る作業が追加で発生してしまう。以上の理由により、大量のワークを加工する場合、作業者の負担が大きく、時間もかかる。
【0007】
従来のカッター式面取り機では、固定された場所で旋削チップや面取りカッター等の刃物が回転し、そこへワークをスライドさせて面取りを行う。ワークをスライドさせるだけで面取りができるため、ヤスリ掛けよりも短時間で多くのワークを加工できる。しかし、ワークをスライドさせるため、ワークの稜線部に加わる力を一定にすることが難しい。その結果、面取り量にばらつきが発生しやすく、面取り面を綺麗にすることも難しい。また、ワークをスライドさせる際に、ワークにすり傷がついてしまう。
【0008】
エンドミル式面取り機(特許文献1)では、ワークを固定し、そこへモーターで回転させたX°に傾斜したエンドミルをスライドさせて面取りを行う。エンドミルをスライドさせるだけで面取りができるため、短時間で多くのワークを加工でき、かつ、ワークが固定されているため、ワークにすり傷もつかない。しかし、本来、傾けて使用することを前提としていないエンドミルを傾けて使用しているため、ワークに工具軌跡が残る。
【0009】
また、鉄工ヤスリ・電動ヤスリを用いたヤスリ掛け、従来のカッター式面取り機、エンドミル式面取り機(特許文献1)のいずれにおいても、ワークの稜線部をX°の傾斜で削る糸面取り・C面取りは可能だが、稜線部を丸めて削るR面取りはできない。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記の課題を解決するために、本発明は下記の構成となっている。
(【0011】以降は省略されています)
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