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公開番号
2024159463
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-08
出願番号
2023222889
出願日
2023-12-28
発明の名称
運転補助装置
出願人
本田技研工業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B60T
7/08 20060101AFI20241031BHJP(車両一般)
要約
【課題】自動的に、又は、簡単にブレーキ保持状態とすることができる運転補助装置を提供する。
【解決手段】運転補助装置1は、操作レバー101の操作状態と、車両の状態と、を検出した結果を取りまとめる制御部10を有し、制御部10は、操作レバー101の操作状態と車両の状態とに基づいて、保持部を保持状態とするか解除状態とするかの判断を行い、切り替え指示部13は、制御部10の判断の結果に応じて保持部を保持状態と解除状態とで切り替える指示を行う。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
車両の駆動力及び制動力の操作を行う操作レバーを有する運転補助装置であって、
前記操作レバーは、操作によって、車両に駆動力を発生させるアクセル領域と、車両に制動力を発生させるブレーキ領域と、に移動可能であり、
制動力を保持状態に維持する保持部と、
前記操作レバーの操作状態と、前記車両の状態と、により前記保持部を保持もしくは保持解除する制御部を有し、
前記制御部は、
車速が事前に定めた車速閾値以下であるか否かの判断を行う第1判断部と、
前記操作レバーの操作状態の判断を行う第2判断部と、
を有し、
前記第1判断部の判断結果が前記車速閾値を超える場合は、解除状態から保持状態に切り替え、
前記第1判断部の判断結果が前記車速閾値以下の場合は、第2判断部の結果によって解除状態から保持状態に切り替えること、
を特徴とする運転補助装置。
続きを表示(約 930 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の運転補助装置において、
前記保持部が保持状態の時、前記制御部が前記保持部を解除状態とする指示を行っている状態において、前記操作レバーが前記車両に制動力を発生させる向きに操作されることによって保持状態が解除されること、
を特徴とする運転補助装置。
【請求項3】
請求項1又は請求項2に記載の運転補助装置において、
前記制御部は、前記第2判断部が、前記操作レバーの操作速度が事前に定めた操作速度閾値以上であり、かつ、前記操作レバーが前記保持部を保持状態とすべきと判断する領域である保持判断領域にあると判断した場合に解除状態から保持状態に切り替える指示を行わせること、
を特徴とする運転補助装置。
【請求項4】
請求項1又は請求項2に記載の運転補助装置において、
前記制御部は、保持状態とする指示を行ってから一定以上の時間が経過することを解除状態から保持状態に切り替えるための要件の一つとして用いること、
を特徴とする運転補助装置。
【請求項5】
請求項1又は請求項2に記載の運転補助装置において、
前記操作レバーは、前記アクセル領域と前記ブレーキ領域とに加えて、ブレーキ保持領域に移動可能であり、
前記制御部は、前記操作レバーが前記ブレーキ保持領域に操作されると、解除状態から保持状態に切り替えること、
を特徴とする運転補助装置。
【請求項6】
請求項5に記載の運転補助装置において、
前記ブレーキ保持領域は、前記制動力を発生させる領域を超えて前記操作レバーを操作する位置に設けられる領域であること、
を特徴とする運転補助装置。
【請求項7】
請求項5に記載の運転補助装置において、
前記操作レバーは、ブレーキ保持解除領域にさらに移動可能であり、
前記制御部は、前記操作レバーが前記ブレーキ保持解除領域に操作されると、保持状態から解除状態に切り替える指示をブレーキが完全に解除されるまで維持すること、
を特徴とする運転補助装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、運転補助装置に関するものである。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、身体障害者の運転に適した運転補助装置として、アクセルペダルやブレーキペダルを手で操作可能とする操作レバー等を備える装置がある。特許文献1には、携帯型運転補助装置であって、ブレーキ作動状態でブレーキ位置をロックするラチェット機構を備え、ラチェット機構をリリースレバーで解除することで坂道や一時停止時にパーキングブレーキ操作を不要とする構造が開示されている。また、操作レバー等にブレーキ作動状態でブレーキ位置を保持させるためのブレーキホールドスイッチを設ける構成も従来から知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2007-45384号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、利用者の障害の程度によっては、操作レバーのリリースレバーやブレーキホールドスイッチ等を操作することが困難である場合もあり、ブレーキ保持を行うための操作性について改善が要望されていた。
【0005】
本開示の課題は、自動的に、又は、簡単にブレーキ保持状態とすることができる運転補助装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示は、以下のような解決手段により、前記課題を解決する。なお、理解を容易にするために、本開示の実施形態に対応する符号を付して説明するが、これに限定されるものではない。
【0007】
第1の開示は、車両の駆動力及び制動力の操作を行う操作レバー(101)を有する運転補助装置(1)であって、前記操作レバー(101)は、操作によって、車両に駆動力を発生させるアクセル領域と、車両に制動力を発生させるブレーキ領域と、に移動可能であり、制動力を保持状態に維持する保持部(108、110、111、112)と、前記操作レバー(101)の操作状態と、前記車両の状態と、により前記保持部(108、110、111、112)を保持もしくは保持解除する制御部(10)を有し、前記制御部(108、110、111、112)は、車速が事前に定めた車速閾値以下であるか否かの判断を行う第1判断部(11)と、前記操作レバー(101)の操作状態の判断を行う第2判断部(12)と、を有し、前記第1判断部(11)の判断結果が前記車速閾値を超える場合は、解除状態から保持状態に切り替え、前記第1判断部(11)の判断結果が前記車速閾値以下の場合は、第2判断部(12)の結果によって解除状態から保持状態に切り替えること、を特徴とする運転補助装置(1)である。
【0008】
第2の開示は、第1の開示に記載の運転補助装置(1)において、前記保持部(108、110、111、112)が保持状態の時、前記制御部(10)が前記保持部(108、110、111、112)を解除状態とする指示を行っている状態において、前記操作レバー(101)が前記車両に制動力を発生させる向きに操作されることによって保持状態が解除されること、を特徴とする運転補助装置(1)である。
【0009】
第3の開示は、第1の開示又は第2の開示に記載の運転補助装置(1)において、前記制御部(10)は、前記第2判断部(12)が、前記操作レバー(101)の操作速度が事前に定めた操作速度閾値以上であり、かつ、前記操作レバーが前記保持部を保持状態とすべきと判断する領域である保持判断領域にあると判断した場合に解除状態から保持状態に切り替える指示を行わせること、を特徴とする運転補助装置(1)である。
【0010】
第4の開示は、第1の開示又は第2の開示に記載の運転補助装置(1)において、前記制御部(10)は、保持状態とする指示を行ってから一定以上の時間が経過することを解除状態から保持状態に切り替えるための要件の一つとして用いること、を特徴とする運転補助装置(1)である。
(【0011】以降は省略されています)
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