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公開番号2024158262
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-08
出願番号2023073315
出願日2023-04-27
発明の名称燃料電池モジュール
出願人株式会社豊田自動織機,トヨタ自動車株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H01M 8/04746 20160101AFI20241031BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】燃料電池モジュールの起動時間の短縮を図る。
【解決手段】燃料電池モジュールFCMの終了時、ロータリーバルブRVの開度を0%に変化させるとともに初期化完了フラグをオンし、燃料電池モジュールFCMの起動時、初期化完了フラグがオンである場合、ロータリーバルブRVの初期開度として0%を設定し、燃料電池モジュールFCMの起動時、初期化完了フラグがオフである場合、ロータリーバルブRVの開度を0%に変化させるとともにロータリーバルブRVの初期開度として0%を設定する。
【選択図】図1


特許請求の範囲【請求項1】
燃料電池モジュールであって、
燃料電池と、
前記燃料電池に供給される流体が流れる流路に設けられるバルブと、
前記燃料電池の発電及び前記バルブの開度を制御する制御部と、
を備え、
前記制御部は、
前記燃料電池モジュールの終了時、前記バルブの開度を所定開度に変化させた後、初期化完了フラグをオンし、
前記燃料電池モジュールの起動時、前記初期化完了フラグがオンである場合、前記バルブの初期開度として前記所定開度を設定し、
前記燃料電池モジュールの起動時、前記初期化完了フラグがオフである場合、前記バルブの開度を前記所定開度に変化させた後、前記バルブの初期開度として前記所定開度を設定する
燃料電池モジュール。
続きを表示(約 910 文字)【請求項2】
請求項1に記載の燃料電池モジュールであって、
前記流体は、冷却水であり、
前記制御部は、
前記燃料電池モジュールの終了時、前記バルブの開度を0%に変化させるとともに前記初期化完了フラグをオンし、
前記燃料電池モジュールの起動時、前記初期化完了フラグがオンである場合、前記バルブの初期開度として0%を設定した後、前記燃料電池の温度に基づいて、前記バルブの開度を制御し、
前記燃料電池モジュールの起動時、前記初期化完了フラグがオフである場合、前記バルブの開度を0%に変化させるとともに前記バルブの初期開度として0%を設定した後、前記燃料電池の温度に基づいて、前記バルブの開度を制御する
燃料電池モジュール。
【請求項3】
請求項1に記載の燃料電池モジュールであって、
前記バルブの開度が0%に近づくほど、冷却水である前記流体がラジエタよりイオン交換器に多く流れ、前記バルブの開度が100%に近づくほど、前記流体が前記イオン交換器より前記ラジエタに多く流れる場合、
前記制御部は、
前記燃料電池モジュールの終了時、前記燃料電池の温度が閾値以下である場合、前記バルブの開度を0%に変化させた後、前記初期化完了フラグをオンするとともに全閉フラグをオンし、
前記燃料電池モジュールの終了時、前記燃料電池の温度が前記閾値より大きい場合、前記バルブの開度を100%に変化させた後、前記初期化完了フラグをオンするとともに前記全閉フラグをオフし、
前記燃料電池モジュールの起動時、前記初期化完了フラグがオフである場合、前記バルブの開度を0%に変化させるとともに前記バルブの初期開度として0%を設定し、
前記燃料電池モジュールの起動時、前記初期化完了フラグ及び前記全閉フラグがオンである場合、前記バルブの初期開度として0%を設定し、
前記燃料電池モジュールの起動時、前記初期化完了フラグがオンであり前記全閉フラグがオフである場合、前記バルブの初期開度として100%を設定する
燃料電池モジュール。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、燃料電池モジュールに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
燃料電池モジュールとして、燃料電池に供給される冷却水などの流体が流れる流路に設けられるバルブの開度を変化させることで、燃料電池の温度を調整するものがある。関連する技術として、特許文献1がある。
【0003】
ところで、バルブの現在の開度が何%であるかが分からない場合、燃料電池モジュールの起動時、バルブの開度を0%または100%に変化させた後にバルブの初期開度として0%または100%を設定する必要がある。
【0004】
そのため、上記燃料電池モジュールでは、バルブの現在の開度が何%であるかが分からない場合、起動時にバルブの開度を0%または100%に変化させるために時間を要するため、起動時間が増加するという懸念がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2008-293869号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明の一側面に係る目的は、燃料電池モジュールの起動時間の短縮を図ることである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る一つの形態である燃料電池モジュールは、燃料電池と、前記燃料電池に供給される流体が流れる流路に設けられるバルブと、前記燃料電池の発電及び前記バルブの開度を制御する制御部とを備える。
【0008】
前記制御部は、前記燃料電池モジュールの終了時、前記バルブの開度を所定開度に変化させた後、初期化完了フラグをオンし、前記燃料電池モジュールの起動時、前記初期化完了フラグがオンである場合、前記バルブの初期開度として前記所定開度を設定し、前記燃料電池モジュールの起動時、前記初期化完了フラグがオフである場合、前記バルブの開度を前記所定開度に変化させた後、前記バルブの初期開度として前記所定開度を設定する。
【0009】
これにより、燃料電池モジュールの終了時においてバルブの開度を所定開度に変化させることが可能な場合、燃料電池モジュールの起動時においてバルブの初期開度の設定のためにバルブを所定開度に変化させる必要がないため、起動時間の短縮を図ることができる。
【0010】
また、上記燃料電池モジュールにおいて、前記流体を冷却水とし、前記制御部は、前記燃料電池モジュールの終了時、前記バルブの開度を0%に変化させるとともに前記初期化完了フラグをオンし、前記燃料電池モジュールの起動時、前記初期化完了フラグがオンである場合、前記バルブの初期開度として0%を設定した後、前記燃料電池の温度に基づいて、前記バルブの開度を制御し、前記燃料電池モジュールの起動時、前記初期化完了フラグがオフである場合、前記バルブの開度を0%に変化させるとともに前記バルブの初期開度として0%を設定した後、前記燃料電池の温度に基づいて、前記バルブの開度を制御するように構成してもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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