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公開番号2024157571
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-08
出願番号2023071911
出願日2023-04-26
発明の名称回答装置及び回答方法
出願人堺財経電算合同会社
代理人個人
主分類H04L 51/02 20220101AFI20241031BHJP(電気通信技術)
要約【課題】対話型AIを用いたチャットボットにおいてチャット画面に入力されたメッセージに対する誤情報を含む回答及び社会通念上不適切な回答を防止する回答装置及び回答方法を提供する。
【解決手段】システム1において、回答装置は、複数の質問カテゴリー及び複数の質問カテゴリーの夫々に対応する回答メッセージを記憶するデータベースと、ウェブサイトに表示されるチャット画面に入力されたメッセージをウェブサーバーから受信する受信部と、対話型AIに対して、受信したメッセージがデータベース内の複数の質問カテゴリーの何れに該当するかを選択させるための第1質問を送信し、対話型AIが選択した質問カテゴリーを受信し、受信した質問カテゴリーに対応する回答メッセージをデータベースから読み込む読込部と、読込部が読み込んだ回答メッセージをチャット画面に表示させるメッセージに対する回答としてウェブサーバーに送信する送信部と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
複数の質問カテゴリー及び前記複数の質問カテゴリーのそれぞれに対応する回答メッセージを記憶するデータベースと、
ウェブサイトに表示されるチャット画面に入力されたメッセージを、前記ウェブサイトを提供するウェブサーバーより受信する受信部と、
対話型AI(対話型人工知能)に対して前記受信部により受信した前記メッセージが前記データベース内の前記複数の質問カテゴリーの何れに該当するかを選択させるための第1質問を送信し、前記対話型AIにおいて選択された前記質問カテゴリーを受信し、受信した前記質問カテゴリーに対応する前記回答メッセージを前記データベースから読み込む読込部と、
前記読込部により読み込まれた前記回答メッセージを前記チャット画面に表示させる前記メッセージに対する回答として前記ウェブサーバーに送信する送信部と、
を備えることを特徴とする回答装置。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記読込部は、前記対話型AIにおいて2つ以上の前記質問カテゴリーが選択される場合、前記対話型AIに対して選択された質問カテゴリーのそれぞれの該当確率を問う第2質問を送信し、前記対話型AIより前記該当確率を受信し、
前記送信部は、前記読込部により読み込まれた2つ以上の前記質問カテゴリーのそれぞれに対応する前記回答メッセージを、前記該当確率が高い順に前記チャット画面に表示されるように送信することを特徴とする請求項1記載の回答装置。
【請求項3】
前記受信部により受信した前記メッセージ及び該メッセージに対する回答として前記送信部により送信した前記回答メッセージを関連付けて記憶する記憶部を更に備えることを特徴とする請求項1または請求項2記載の回答装置。
【請求項4】
前記読込部は、前記対話型AIに対して所定の言語で前記第1質問を送信し、前記対話型AIから前記所定の言語で返答を受信することを特徴とする請求項1または請求項2記載の回答装置。
【請求項5】
ウェブサイトに表示されるチャット画面に入力されたメッセージを、前記ウェブサイトを提供するウェブサーバーより受信する受信工程と、
対話型AI(対話型人工知能)に対して受信工程において受信した前記メッセージが複数の質問カテゴリー及び前記複数の質問カテゴリーのそれぞれに対応する回答メッセージを記憶するデータベース内の前記複数の質問カテゴリーの何れに該当するかを選択させるための第1質問を送信し、前記対話型AIにおいて選択された前記質問カテゴリーを受信し、受信した前記質問カテゴリーに対応する前記回答メッセージを前記データベースから読み込む読込工程と、
前記読込工程において読み込まれた前記質問カテゴリーに対応する前記回答メッセージを、前記チャット画面に表示させる前記メッセージに対する回答として、前記ウェブサーバーに送信する送信工程と、
を含むことを特徴とする回答方法。
【請求項6】
前記読込工程は、前記対話型AIにおいて2つ以上の前記質問カテゴリーが選択される場合、前記対話型AIに対して選択された質問カテゴリーのそれぞれの該当確率を問う第2質問を送信し、前記対話型AIより前記該当確率を受信し、
前記送信工程は、前記読込工程において読み込まれた2つ以上の前記質問カテゴリーのそれぞれに対応する前記回答メッセージを、前記該当確率が高い順に前記チャット画面に表示されるように送信することを特徴とする請求項5記載の回答方法。
【請求項7】
前記受信工程において受信した前記メッセージ及び該メッセージに対する回答として前記送信工程において送信した前記回答メッセージを関連付けて記憶する記憶工程を更に含むことを特徴とする請求項5または請求項6記載の回答方法。
【請求項8】
前記読込工程は、前記対話型AIに対して所定の言語で前記第1質問を送信し、前記対話型AIから前記所定の言語で返答を受信することを特徴とする請求項5または請求項6記載の回答方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、入力されたメッセージに対して自動回答する回答装置及び該回答装置を用いた回答方法に関するものである。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
ウェブサイトのチャット画面に入力されたメッセージに対して自動で応答するコンピュータープログラム(チャットボット)が実装された自動応答サービスが知られている(例えば特許文献1参照)。また、チャットボットの一つとして、AI(人口知能)がチャット画面に入力されたメッセージを認識し、応答する対話型AI(人口知能)を用いた対話型自動応答サービスが知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-81444号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述した対話型AIによる対話型自動応答サービスにおいては、入力されたメッセージに対して対話型AIがダイレクトに応答するため、入力されたメッセージに対して誤った情報や不適切な用語を含む回答を伝達する可能性があった。
【0005】
本発明の目的は、対話型AIを用いたチャットボットにおいてチャット画面に入力されたメッセージに対する誤情報を含む回答及び社会通念上不適切な回答を防止する回答装置及び該回答装置を用いた回答方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の回答装置は、複数の質問カテゴリー及び前記複数の質問カテゴリーのそれぞれに対応する回答メッセージを記憶するデータベースと、ウェブサイトに表示されるチャット画面に入力されたメッセージを、前記ウェブサイトを提供するウェブサーバーより受信する受信部と、対話型AI(対話型人工知能)に対して前記受信部により受信した前記メッセージが前記データベース内の前記複数の質問カテゴリーの何れに該当するかを選択させるための第1質問を送信し、前記対話型AIにおいて選択された前記質問カテゴリーを受信し、受信した前記質問カテゴリーに対応する前記回答メッセージを前記データベースから読み込む読込部と、前記読込部により読み込まれた前記回答メッセージを前記チャット画面に表示させる前記メッセージに対する回答として前記ウェブサーバーに送信する送信部と、を備えることを特徴とする。
【0007】
また、本発明の回答装置は、前記読込部が、前記対話型AIにおいて2つ以上の前記質問カテゴリーが選択される場合、前記対話型AIに対して選択された質問カテゴリーのそれぞれの該当確率を問う第2質問を送信し、前記対話型AIより前記該当確率を受信し、前記送信部は、前記読込部により読み込まれた2つ以上の前記質問カテゴリーのそれぞれに対応する前記回答メッセージを、前記該当確率が高い順に前記チャット画面に表示されるように送信することを特徴とする。
【0008】
また、本発明の回答装置は、前記受信部により受信した前記メッセージ及び該メッセージに対する回答として前記送信部により送信した前記回答メッセージを関連付けて記憶する記憶部を更に備えることを特徴とする。
【0009】
また、本発明の回答装置は、前記読込部が、前記対話型AIに対して所定の言語で前記第1質問を送信し、前記対話型AIから前記所定の言語で返答を受信することを特徴とする。
【0010】
また、本発明の回答方法は、ウェブサイトに表示されるチャット画面に入力されたメッセージを、前記ウェブサイトを提供するウェブサーバーより受信する受信工程と、対話型AI(対話型人工知能)に対して受信工程において受信した前記メッセージが複数の質問カテゴリー及び前記複数の質問カテゴリーのそれぞれに対応する回答メッセージを記憶するデータベース内の前記複数の質問カテゴリーの何れに該当するかを選択させるための第1質問を送信し、前記対話型AIにおいて選択された前記質問カテゴリーを受信し、受信した前記質問カテゴリーに対応する前記回答メッセージを前記データベースから読み込む読込工程と、前記読込工程において読み込まれた前記質問カテゴリーに対応する前記回答メッセージを、前記チャット画面に表示させる前記メッセージに対する回答として、前記ウェブサーバーに送信する送信工程と、を含むことを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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