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公開番号
2024156344
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-06
出願番号
2023070725
出願日
2023-04-24
発明の名称
切断装置および切断方法
出願人
清水建設株式会社
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
B23K
7/10 20060101AFI20241029BHJP(工作機械;他に分類されない金属加工)
要約
【課題】切断作業の安全性および作業性の向上に寄与することができる切断装置および切断方法を提供する。
【解決手段】切断対象物Sをガス切断する切断火口12を有する切断装置10であって、切断対象物Sを載置する載置手段24と、切断対象物Sを載置した状態で前記載置手段24を回転軸C周りに回転する回転手段26と、前記切断火口12を回転軸C方向に直交する方向に移動可能に前記切断火口12を保持する保持手段30と、前記保持手段30を回転軸C方向に沿って昇降可能に支持する支持手段28と、前記回転手段26で前記載置手段24を回転させながら、前記保持手段30および前記支持手段28により位置決めした前記切断火口12により切断対象物Sをガス切断する制御手段20とを備えるようにする。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
切断対象物をガス切断する切断火口を有する切断装置であって、
切断対象物を載置する載置手段と、切断対象物を載置した状態で前記載置手段を回転軸周りに回転する回転手段と、前記切断火口を回転軸方向に直交する方向に移動可能に前記切断火口を保持する保持手段と、前記保持手段を回転軸方向に沿って昇降可能に支持する支持手段と、前記回転手段で前記載置手段を回転させながら、前記保持手段および前記支持手段により位置決めした前記切断火口により切断対象物をガス切断する制御手段とを備えることを特徴とする切断装置。
続きを表示(約 460 文字)
【請求項2】
切断対象物と前記切断火口の間の距離を測定する距離測定手段をさらに備え、前記制御手段は、前記距離測定手段で測定した距離に基づいて前記保持手段を制御し、所定の位置まで前記切断火口を移動させることを特徴とする請求項1に記載の切断装置。
【請求項3】
請求項1または2に記載の切断装置を用いて切断対象物をガス切断する切断方法であって、
前記回転手段で前記載置手段を回転させながら、前記保持手段および前記支持手段により位置決めした前記切断火口により切断対象物をガス切断することを特徴とする切断方法。
【請求項4】
請求項2に記載の切断装置を用いて切断対象物をガス切断する切断方法であって、
前記距離測定手段で測定した距離に基づいて前記保持手段を制御し、所定の位置まで前記切断火口を移動させた後、前記回転手段で前記載置手段を回転させながら、前記保持手段および前記支持手段により位置決めした前記切断火口により切断対象物をガス切断することを特徴とする切断方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、風力発電等に用いられる風車などの解体部材の切断に好適な切断装置および切断方法に関するものである。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、風力発電用の風車を解体する工事が行われている(例えば、特許文献1を参照)。図3に示すように、風車1から解体される部材として、羽根2を取り付けるハブ3(羽根取付部)がある。図4(1)に示すように、このハブ3は、プラズマでは切断不能な非常に厚い鋳鉄(例えば、厚さ150mm程度)で製作された大型の部材である。このため、図4(2)に示すように、熟練した作業員が強力なガス切断装置(例えば、特許文献2を参照)を手持ち操作し、ハブを溶鉱炉に収容可能な大きさ(例えば、1m×1m程度)に切断してから、解体現場から搬出している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-175883号公報
特開2001-321932号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、ガス切断装置を用いたハブの切断作業は非常に難度の高い作業であり、作業員は火傷しないよう注意しながら、長い時間をかけ、慎重に切断作業を行う必要があり、作業安全性および作業性に劣るという問題があった。
【0005】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、切断作業の安全性および作業性の向上に寄与することができる切断装置および切断方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る切断装置は、切断対象物をガス切断する切断火口を有する切断装置であって、切断対象物を載置する載置手段と、切断対象物を載置した状態で前記載置手段を回転軸周りに回転する回転手段と、前記切断火口を回転軸方向に直交する方向に移動可能に前記切断火口を保持する保持手段と、前記保持手段を回転軸方向に沿って昇降可能に支持する支持手段と、前記回転手段で前記載置手段を回転させながら、前記保持手段および前記支持手段により位置決めした前記切断火口により切断対象物をガス切断する制御手段とを備えることを特徴とする。
【0007】
また、本発明に係る他の切断装置は、上述した発明において、切断対象物と前記切断火口の間の距離を測定する距離測定手段をさらに備え、前記制御手段は、前記距離測定手段で測定した距離に基づいて前記保持手段を制御し、所定の位置まで前記切断火口を移動させることを特徴とする。
【0008】
また、本発明に係る切断方法は、上述した切断装置を用いて切断対象物をガス切断する切断方法であって、前記回転手段で前記載置手段を回転させながら、前記保持手段および前記支持手段により位置決めした前記切断火口により切断対象物をガス切断することを特徴とする。
【0009】
また、本発明に係る他の切断方法は、上述した切断装置を用いて切断対象物をガス切断する切断方法であって、前記距離測定手段で測定した距離に基づいて前記保持手段を制御し、所定の位置まで前記切断火口を移動させた後、前記回転手段で前記載置手段を回転させながら、前記保持手段および前記支持手段により位置決めした前記切断火口により切断対象物をガス切断することを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明に係る切断装置によれば、切断対象物をガス切断する切断火口を有する切断装置であって、切断対象物を載置する載置手段と、切断対象物を載置した状態で前記載置手段を回転軸周りに回転する回転手段と、前記切断火口を回転軸方向に直交する方向に移動可能に前記切断火口を保持する保持手段と、前記保持手段を回転軸方向に沿って昇降可能に支持する支持手段と、前記回転手段で前記載置手段を回転させながら、前記保持手段および前記支持手段により位置決めした前記切断火口により切断対象物をガス切断する制御手段とを備えるので、作業員の手持ち操作によらないで切断作業を迅速に行うことができる。このため、切断作業の安全性および作業性の向上に寄与することができるという効果を奏する。
(【0011】以降は省略されています)
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