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公開番号
2024156248
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-06
出願番号
2023070550
出願日
2023-04-24
発明の名称
乾燥機、乾燥用ホルダー、および乾燥ユニット
出願人
合同会社blue tube
代理人
IPTech弁理士法人
主分類
F26B
9/00 20060101AFI20241029BHJP(乾燥)
要約
【課題】内部に多くの水を含む被乾燥物を効率的に乾燥させることができる乾燥機を提供する。
【解決手段】
本発明に係る乾燥機は、周壁が径方向に貫かれた複数の貫通孔を有する中空状の筐体と、筐体の内部のうち、貫通孔の上方に配置された送風ファンと、複数の貫通孔それぞれに連結された複数のコネクタと、複数のコネクタそれぞれに接続され、送風ファンからの送風を外部に向けて排出する可撓性を備えた複数のチューブと、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
周壁を径方向に貫く複数の貫通孔を有する中空状の筐体と、
前記筐体の内部のうち、前記貫通孔の上方に配置された送風ファンと、
複数の前記貫通孔それぞれに連結された複数のコネクタと、
複数の前記コネクタそれぞれに接続され、前記送風ファンからの送風を外部に向けて排出する可撓性を備えた複数のチューブと、を備えた乾燥機。
続きを表示(約 860 文字)
【請求項2】
前記筐体は、円筒状の本体筒と、前記本体筒の下端開口を閉塞する有底筒状の底蓋12と、を有し、
前記送風ファンは、前記筐体の上端開口に挿入されている、請求項1に記載の乾燥機。
【請求項3】
前記コネクタは、前記周壁から径方向の内側に向けて突出し、
前記送風ファンは、複数の前記コネクタのうち、最上部に位置する前記コネクタと干渉することで、前記筐体と軸方向に位置決めされている、請求項2に記載の乾燥機。
【請求項4】
前記周壁における上端縁には、前記送風ファンの電源コードが挿入される引込口が形成されている、請求項1に記載の乾燥機。
【請求項5】
前記コネクタは、前記周壁から径方向の外側に向けて突出し、
前記チューブは、前記コネクタの内部に挿入されている、請求項1に記載の乾燥機。
【請求項6】
前記チューブは、径方向の外側に向かうに従って、次第に周方向の一方側に向けて延びるように湾曲している、請求項1に記載の乾燥機。
【請求項7】
前記チューブの先端には、当該先端の位置を固定可能な固定部材が取り付けられている、請求項1に記載の乾燥機。
【請求項8】
上下方向に延びる複数のピラー部材、および横方向に延びるとともに複数の前記ピラー部材と連結されるビーム部材を有し、
請求項1から7のいずれかに記載の乾燥機を使用する際に、前記ピラー部材の先端に被乾燥物が引っ掛けられることで、当該被乾燥物を保持する乾燥用ホルダー。
【請求項9】
前記ピラー部材の先端には、請求項5に記載の乾燥機を使用する際に、前記固定部材が着脱自在に取り付けられる取り付け部が形成されている、請求項8に記載の乾燥用ホルダー。
【請求項10】
請求項1から7のいずれか1項に記載の乾燥機と、
請求項8又は9のいずれか1項に記載の乾燥用ホルダーと、を備えた乾燥ユニット。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、乾燥機、乾燥用ホルダー、および乾燥ユニットに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、靴を乾燥させるための乾燥機が広く用いられている。
例えば、下記特許文献1には、乾燥機の吹出口を被乾燥物である靴の内部に配置して靴の内部に送風を行う乾燥機が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実用新案登録第3085286号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、サーフブーツやサーフグローブ等のようなマリンスポーツで使用される道具は使用後に内部に水を多く含んだ状態となる。このため、例えば特許文献1に記載の乾燥機を用いて乾燥を試みると、内部の水が乾燥機の内部に進入することで不具合が生じ、乾燥機の故障の原因となることがあった。
このため、内部に多くの水を含むサーフブーツやサーフグローブを効率的に乾燥させることができる乾燥機が求められていた。
【0005】
本開示の目的は、内部に多くの水を含む被乾燥物を効率的に乾燥させることができる乾燥機を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る乾燥機は、周壁が径方向に貫かれた複数の貫通孔を有する中空状の筐体と、筐体の内部のうち、貫通孔の上方に配置された送風ファンと、複数の貫通孔それぞれに連結された複数のコネクタと、複数のコネクタそれぞれに接続され、送風ファンからの送風を外部に向けて排出する可撓性を備えた複数のチューブと、を備える。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、内部に多くの水を含む被乾燥物を効率的に乾燥させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の一実施形態に係る乾燥機の外観図である。
図1に示す乾燥機の縦断面図である。
図2に示す送風ファンの外観図である。
図1に示す乾燥機から送風ファンを取り外した状態の平面図である。
本発明の一実施形態に係る乾燥用ホルダーの外観図である。
本発明の一実施形態に係る乾燥ユニットの外観図である。
図6に示す乾燥ユニットの使用状態を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
(1)乾燥機1の構成
以下、図面を参照しつつ、本開示の実施形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付し、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
【0010】
本発明の一実施形態に係る乾燥機1は、例えばサーフィンなどのマリンスポーツに用いられる道具(装身具)の乾燥に特に適した乾燥器具である。以下の説明では、サーフグローブおよびサーフブーツを乾燥させる場合の使用を例に挙げて説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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