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公開番号
2024154484
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-31
出願番号
2023068297
出願日
2023-04-19
発明の名称
防水構造およびワイヤハーネス
出願人
矢崎総業株式会社
代理人
弁理士法人虎ノ門知的財産事務所
主分類
H02G
3/22 20060101AFI20241024BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】止水性を向上できる防水構造およびワイヤハーネスを提供する。
【解決手段】防水構造1は、電線2が挿入されるコルゲートチューブ3と、コルゲートチューブが挿入される第一筒部41を有し、かつコルゲートチューブを保持するグロメット4と、を備え、第一筒部は、第一筒部の中心軸線に向けて突出しており、かつコルゲートチューブの外周面に密着する第一シール部43と、中心軸線に向けて突出しており、かつコルゲートチューブの外周面に密着する第二シール部44と、第一シール部と第二シール部との間に配置され、かつ湾曲可能な可撓部45と、を有する。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
電線が挿入されるコルゲートチューブと、
前記コルゲートチューブが挿入される第一筒部を有し、かつ前記コルゲートチューブを保持するグロメットと、
を備え、
前記第一筒部は、前記第一筒部の中心軸線に向けて突出しており、かつ前記コルゲートチューブの外周面に密着する第一シール部と、前記中心軸線に向けて突出しており、かつ前記コルゲートチューブの外周面に密着する第二シール部と、前記第一シール部と前記第二シール部との間に配置され、かつ湾曲可能な可撓部と、を有する
ことを特徴とする防水構造。
続きを表示(約 790 文字)
【請求項2】
前記コルゲートチューブの山部は、頂面を有し、
前記中心軸線の方向における前記第一シール部および前記第二シール部の長さは、前記コルゲートチューブにおける隣り合う二つの前記頂面を覆うことができる長さである
請求項1に記載の防水構造。
【請求項3】
前記グロメットは、パネルの貫通孔に対して嵌合する嵌合部を有し、かつ前記嵌合部は、前記第二シール部に対して前記第一シール部の側とは反対側に配置されており、
前記中心軸線の方向における前記第一シール部の長さは、前記第二シール部の長さよりも大きい
請求項2に記載の防水構造。
【請求項4】
前記可撓部は、蛇腹形状を有しており、かつ前記可撓部の最内径は、前記コルゲートチューブの外径よりも大きい
請求項1に記載の防水構造。
【請求項5】
前記可撓部と前記第一シール部との間には、肉厚が変化するテーパ部が設けられており、
前記テーパ部の肉厚は、前記中心軸線の方向に沿って前記第一シール部から遠ざかるに従って小さくなる
請求項1に記載の防水構造。
【請求項6】
電線と、
前記電線が挿入されるコルゲートチューブと、
前記コルゲートチューブが挿入される第一筒部を有し、かつ前記コルゲートチューブを保持するグロメットと、
を備え、
前記第一筒部は、前記第一筒部の中心軸線に向けて突出しており、かつ前記コルゲートチューブの外周面に密着する第一シール部と、前記中心軸線に向けて突出しており、かつ前記コルゲートチューブの外周面に密着する第二シール部と、前記第一シール部と前記第二シール部との間に配置され、かつ湾曲可能な可撓部と、を有する
ことを特徴とするワイヤハーネス。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、防水構造およびワイヤハーネスに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、コルゲートチューブに取り付けられるグロメットがある。特許文献1には、コルゲートチューブの外周側にシール状態で接続可能な筒状のコルゲート側端部と、コルゲート側端部の内周面において、コルゲートチューブの谷部に密着するように設けられた複数のシール用リップとを備えるグロメットが開示されている。
【0003】
特許文献2には、グロメット筒部と、内筒部と、外筒部と、結束部材組み付け部と、外筒側挟持部と、内筒側挟持部とを有するグロメットが開示されている。内筒部は、コルゲートチューブの端部からこの内部に挿入される。外筒部は、コルゲートチューブの端部から外部にかけて覆う部分に形成される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2017-225339号公報
特開2021-13253号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
コルゲートチューブおよびグロメットを有する防水構造およびワイヤハーネスにおいて、止水性を向上できることが望ましい。例えば、コルゲートチューブが湾曲しながら配索される場合の止水性を向上できることが好ましい。
【0006】
本発明の目的は、止水性を向上できる防水構造およびワイヤハーネスを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の防水構造は、電線が挿入されるコルゲートチューブと、前記コルゲートチューブが挿入される第一筒部を有し、かつ前記コルゲートチューブを保持するグロメットと、を備え、前記第一筒部は、前記第一筒部の中心軸線に向けて突出しており、かつ前記コルゲートチューブの外周面に密着する第一シール部と、前記中心軸線に向けて突出しており、かつ前記コルゲートチューブの外周面に密着する第二シール部と、前記第一シール部と前記第二シール部との間に配置され、かつ湾曲可能な可撓部と、を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明に係る防水構造において、グロメットの第一筒部は、第一筒部の中心軸線に向けて突出しており、かつコルゲートチューブの外周面に密着する第一シール部と、中心軸線に向けて突出しており、かつコルゲートチューブの外周面に密着する第二シール部と、第一シール部と第二シール部との間に配置され、かつ湾曲可能な可撓部と、を有する。本発明に係る防水構造によれば、止水性を向上できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、実施形態に係る防水構造およびワイヤハーネスの斜視図である。
図2は、実施形態に係る防水構造およびワイヤハーネスの平面図である。
図3は、実施形態に係る防水構造の分解斜視図である。
図4は、実施形態に係るグロメットの断面図である。
図5は、実施形態に係るコルゲートチューブの断面図である。
図6は、実施形態に係る防水構造の断面図である。
図7は、実施形態に係る防水構造の断面図である。
図8は、実施形態に係る防水構造の断面図である。
図9は、湾曲変形したグロメットおよびコルゲートチューブの断面図である。
図10は、実施形態の第1変形例に係る防水構造およびワイヤハーネスを示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に、本発明の実施形態に係る防水構造およびワイヤハーネスにつき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記の実施形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるものあるいは実質的に同一のものが含まれる。
(【0011】以降は省略されています)
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