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公開番号2024154343
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-30
出願番号2023068155
出願日2023-04-18
発明の名称台車用養生カバー、及びそれを備える運搬台車
出願人藤本貴昭株式会社
代理人個人
主分類B62B 5/00 20060101AFI20241023BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約【課題】台車本体の側面部における屈曲部分においてカバー本体がだぶついて取り付けられることを抑制できる台車用養生カバーを提供する。
【解決手段】台車用養生カバーは、運搬台車の台車本体の側面部を養生する台車用養生カバーであって、第1方向に延在し、筒状部材を一部切欠くようにして形成されるカバー本体を備え、カバー本体は、第1方向に互いに離れて配置される筒状部と、隣接する2つの筒状部を繋ぐようにそれらの間に介在する板状部と、を含み、筒状部は、第1方向一端から他端まで延在し且つ第1方向に直交する第2方向一方に開口する開口部を外周面に有し、開口部を広げることによって台車本体の側面部を入れることができ、板状部は、カバー本体の第2方向一方側部分を切欠くようにして形成され、曲げることができるように構成されている。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
運搬台車の台車本体の側面部を養生する台車用養生カバーであって、
第1方向に延在し、筒状部材を一部切欠くようにして形成されるカバー本体を備え、
前記カバー本体は、第1方向に互いに離れて配置される筒状部と、隣接する2つの前記筒状部を繋ぐようにそれらの間に介在する板状部と、を含み、
前記筒状部は、第1方向一端から他端まで延在し且つ第1方向に直交する第2方向一方に開口する開口部を外周面に有し、前記開口部を広げることによって前記台車本体の側面部を入れることができ、
前記板状部は、前記カバー本体の第2方向一方側部分を切欠くようにして形成され、曲げることができるように構成されている、台車用養生カバー。
続きを表示(約 490 文字)【請求項2】
前記筒状部は、弾発性を有し、且つ第1方向に見て断面C字状に形成されている、請求項1に記載の台車用養生カバー。
【請求項3】
前記筒状部は、第1方向に見て、各辺が養生部分及び2つの腕部をなす断面三角形状に形成され、
前記養生部分の両端部の各々には、各腕部が形成され、
前記2つの腕部は、前記養生部分の各端部から互いに近接するように延在し、且つ互いに隣接する端部の間に前記開口部を形成している、請求項2に記載の台車用養生カバー。
【請求項4】
前記板状部は、前記養生部分から隣接する前記養生部分まで延在している、請求項3に記載の台車用養生カバー。
【請求項5】
前記養生部分は、第1方向に見て、外側に膨らむように湾曲している、請求項3に記載の台車用養生カバー。
【請求項6】
荷役を載せる台車本体と、
前記台車本体に設けられる複数のキャスターと、
前記台車本体の側面部に取り付けられる請求項1乃至5の何れか1つに記載の台車用養生カバーとを備える、運搬台車。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、運搬台車の台車本体の側面部を養生する台車用養生カバー、及びそれを備える運搬台車に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
荷物等を搬送する際、運搬台車が使用される。運搬台車として、例えば特許文献1のような荷物運搬台車が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-187409号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
運搬台車では、荷物を搬送する際に台車本体の側面部に柱及び壁等をぶつけて、側面部を傷つけることがある。このような事態を避けるべく台車本体の側面部を養生カバー等によって養生することが考えられる。養生カバーとして、例えば所定方向に延在し且つ断面U字状に形成されている。それ故、養生材の外周面において所定方向一端から他端までにわたって開口部が形成されている。養生材は、例えば以下のようにして運搬台車に取り付けられる。即ち、養生カバーは、開口部を広げて養生カバー内に台車本体の側面部を入れることによって側面部に取り付けられる。これにより、養生カバーによって台車本体の側面部が被覆されて養生される。
【0005】
他方、台車本体の側面部において角部分等の屈曲部分を養生する場合、養生カバーを折り曲げる等して配置する必要がある。しかし、筒状に形成される養生カバーは、折り曲げた部分にだぶつきが生じる。そうすると、台車本体に載せた荷物等が引っ掛かったり、ハンドルを備える運搬台車においてハンドルの根元にあたって取り付けることができなかったりする。
【0006】
そこで本発明は、台車本体の側面部における屈曲部分においてカバー本体がだぶついて取り付けられることを抑制できる台車用養生カバー、及びそれを備える運搬台車を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の台車用養生カバーは、運搬台車の台車本体の側面部を養生する台車用養生カバーであって、第1方向に延在し、筒状部材を一部切欠くようにして形成されるカバー本体を備え、前記カバー本体は、第1方向に互いに離れて配置される筒状部と、隣接する2つの前記筒状部を繋ぐようにそれらの間に介在する板状部と、を含み、前記筒状部は、第1方向一端から他端まで延在し且つ第1方向に直交する第2方向一方に開口する開口部を外周面に有し、前記開口部を広げることによって前記台車本体の側面部を入れることができ、前記板状部は、前記カバー本体の第2方向一方側部分を切欠くようにして形成され、曲げることができるように構成されているものである。
【0008】
本発明に従えば、筒状部は、開口部を外周面に有し、開口部を広げることによって台車本体の側面部を筒状部内に入れることができる。また、板状部は、隣接する2つの筒状部を繋ぐようにそれらの間に介在する。更に、板状部は、カバー本体を第2方向一方側に切欠くようにして形成され、曲げることができるように構成されている。それ故、台車本体の側面部の屈曲する部分(例えば、角部分)において、カバー本体が以下のようにして取り付けられる。即ち、板状部が屈曲する部分に沿わせるように被せられ、且つ屈曲する部分の両側に筒状部が取り付けられる。これにより、台車本体の側面部における屈曲部分において養生カバーがだぶついて取り付けられることが抑制される。
【0009】
本発明の運搬台車は、荷役を載せる台車本体と、前記台車本体に設けられる複数のキャスターと、前記台車本体の側面部に取り付けられる前述する台車用養生カバーとを備えるものである。
【0010】
本発明に従えば、前述するような機能を有する運搬台車を実現することができる。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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