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公開番号
2024154067
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-30
出願番号
2023067679
出願日
2023-04-18
発明の名称
運搬車
出願人
株式会社マキタ
代理人
弁理士法人 快友国際特許事務所
主分類
B62D
6/00 20060101AFI20241023BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約
【課題】運搬車において、ハンドルの回動角度を検出する回動角度センサが故障した場合に、ユーザおよび周囲の安全を確保することが可能な技術を提供する。
【解決手段】本明細書が開示する運搬車は、車台と、車台に支持されており、地面に接地する接地部と、接地部を駆動する原動機と、原動機を制御する制御ユニットと、車台に回動軸周りに回動可能に支持されており、ユーザによって操作されるハンドルと、ハンドルの回動軸周りの回動角度を検出する回動角度センサと、ハンドルの回動軸周りの回動を検出する回動検出センサを備えていてもよい。制御ユニットは、回動角度センサからの出力信号と、回動検出センサからの出力信号に基づいて、異常が発生しているか否かを判断するように構成されていてもよい。制御ユニットは、異常が発生していると判断した場合に、原動機を停止するように構成されていてもよい。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
運搬車であって、
車台と、
前記車台に支持されており、地面に接地する接地部と、
前記接地部を駆動する原動機と、
前記原動機を制御する制御ユニットと、
前記車台に回動軸周りに回動可能に支持されており、ユーザによって操作されるハンドルと、
前記ハンドルの前記回動軸周りの回動角度を検出する回動角度センサと、
前記ハンドルの前記回動軸周りの回動を検出する回動検出センサを備えており、
前記制御ユニットは、前記回動角度センサからの出力信号と、前記回動検出センサからの出力信号に基づいて、異常が発生しているか否かを判断するように構成されており、
前記制御ユニットは、異常が発生していると判断した場合に、前記原動機を停止するように構成されている、運搬車。
続きを表示(約 940 文字)
【請求項2】
前記回動角度センサが、前記ハンドルに対して位置が固定された磁石と、前記車台に対して位置が固定されたホール素子を備えている、請求項1の運搬車。
【請求項3】
前記回動検出センサが、前記ハンドルに対して位置が固定された遮光壁と、前記車台に対して位置が固定されたフォトインタラプタを備えており、
前記フォトインタラプタは、発光部と受光部を備えており、
前記遮光壁は、スリットを備えており、前記ハンドルが前記車台に対して回動する時に、前記発光部と前記受光部の間を通過する、請求項2の運搬車。
【請求項4】
前記ハンドルに対して位置が固定されており、前記遮光壁が形成されたベース部材をさらに備えており、
前記磁石が、前記ベース部材に保持されている、請求項3の運搬車。
【請求項5】
前記車台に対して位置が固定されたセンサ基板をさらに備えており、
前記ホール素子と、前記フォトインタラプタが、前記センサ基板上に実装されている、請求項3または4の運搬車。
【請求項6】
前記回動検出センサが、前記ハンドルに対して位置が固定された遮光壁と、前記車台に対して位置が固定されたフォトインタラプタを備えており、
前記フォトインタラプタは、発光部と受光部を備えており、
前記遮光壁は、スリットを備えており、前記ハンドルが前記車台に対して回動する時に、前記発光部と前記受光部の間を通過する、請求項1の運搬車。
【請求項7】
前記回動検出センサが、前記ハンドルに対して位置が固定された第2遮光壁と、前記車台に対して位置が固定された第2フォトインタラプタを備えており、
前記第2フォトインタラプタは、第2発光部と第2受光部を備えており、
前記第2遮光壁は、第2スリットを備えており、前記ハンドルが前記車台に対して回動する時に、前記第2発光部と前記第2受光部の間を通過する、請求項3から6の何れか一項の運搬車。
【請求項8】
前記回動角度センサと前記回動検出センサの周囲を覆うカバー部材をさらに備える、請求項1から7の何れか一項の運搬車。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本明細書で開示する技術は、運搬車に関する。
続きを表示(約 3,500 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、車両が開示されている。前記車両は、車台と、前記車台に支持されており、地面に接地する接地部と、前記接地部を駆動する原動機と、前記原動機を制御する制御ユニットと、前記車台に回動軸周りに回動可能に支持されており、ユーザによって操作されるハンドルと、前記ハンドルの前記回動軸周りの回動角度を検出する第1回動角度センサと、前記ハンドルの前記回動軸周りの回動角度を検出する第2回動角度センサを備えている。前記制御ユニットは、前記第1回動角度センサからの出力信号と、前記第2回動角度センサからの出力信号に基づいて、異常が発生しているか否かを判断するように構成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-28312号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の車両では、異常が発生していると判断される場合に、ユーザに異常が報知されるものの、原動機による接地部の駆動は継続して行われる。このため、ユーザが異常の報知に気づかない場合には、車両の走行が継続されるおそれがある。本明細書では、運搬車において、異常が発生した場合に、ユーザおよび周囲の安全を確保することが可能な技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本明細書が開示する運搬車は、車台と、前記車台に支持されており、地面に接地する接地部と、前記接地部を駆動する原動機と、前記原動機を制御する制御ユニットと、前記車台に回動軸周りに回動可能に支持されており、ユーザによって操作されるハンドルと、前記ハンドルの前記回動軸周りの回動角度を検出する回動角度センサと、前記ハンドルの前記回動軸周りの回動を検出する回動検出センサを備えていてもよい。前記制御ユニットは、前記回動角度センサからの出力信号と、前記回動検出センサからの出力信号に基づいて、異常が発生しているか否かを判断するように構成されていてもよい。前記制御ユニットは、異常が発生していると判断した場合に、前記原動機を停止するように構成されていてもよい。
【0006】
上記の構成によれば、異常が発生していると判断される場合に、原動機による接地部の駆動が停止される。このような構成とすることによって、ユーザおよび周囲の安全を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
実施例に係る運搬車2を前方右方上方から見た斜視図である。
実施例に係る運搬車2を後方右方上方から見た斜視図である。
実施例に係る車台ユニット4と荷台ユニット6を前後方向および上下方向に沿った断面で見た断面図である。
実施例に係るハンドルユニット8を後方右方上方から見た斜視図である。
実施例に係るハンドルユニット8を前方右方上方から見た斜視図である。
実施例に係るハンドルユニット8の支持パイプ52と、クランプスリーブ54と、上側アーム板58と、ハンドルスリーブ62を、後方右方上方から見た斜視図である。
実施例に係るハンドルユニット8の下部を前後方向および上下方向に沿った断面で見た断面図である。
実施例に係るハンドルユニット8の支持パイプ52と、下側アーム板60と、ハンドルスリーブ62と、ハンドルシャフト64と、スライドスリーブ70と、コイルバネ72と、センサベース78を、前方右方下方から見た斜視図である。
実施例に係るハンドルユニット8の下部を左右方向および上下方向に沿った断面で見た断面図である。
実施例に係るハンドルユニット8の支持パイプ52と、下側アーム板60と、ハンドルスリーブ62と、ハンドルシャフト64と、コイルバネ72と、センサベース78を、前方右方下方から見た斜視図である。
実施例に係るハンドルユニット8において、ユーザから右方向への回動操作が行われた状態での、ハンドルユニット8の下部を左右方向および上下方向に沿った断面で見た断面図である。
実施例に係るハンドルユニット8のセンサ基板115を後方右方上方から見た斜視図である。
実施例に係るハンドルユニット8のセンサベース78を前方右方下方から見た斜視図である。
実施例に係る操舵ユニット10と前輪ユニット12を前方左方上方から見た斜視図である。
実施例に係る操舵ユニット10を前方右方上方から見た斜視図である。
実施例に係る操舵ユニット10を前後方向および上下方向に沿った断面で見た断面図である。
実施例に係る操舵ユニット10を前後方向および左右方向に沿った断面で見た断面図である。
実施例に係る操舵ユニット10のスピンドル142、カムホイール144、スパーギヤ146、ストッパプレート148およびコイルバネ150を、前方左方上方から見た分解斜視図である。
実施例に係る操舵ユニット10を前後方向および上下方向に沿った別の断面で見た断面図である。
実施例に係る右前輪ユニット12aを前方左方上方から見た斜視図である。
実施例に係る右前輪ユニット12aを左右方向および上下方向に沿った断面で見た断面図である。
実施例に係る右前輪ユニット12aにおいて、右側キングピン172から取り外された状態の右側操舵プレート182を、前方左方上方から見た斜視図である。
実施例に係る右後輪ユニット14aを後方左方上方から見た斜視図である。
実施例に係るバンパユニット16を前方右方上方から見た斜視図である。
実施例に係るバンパユニット16を後方左方下方から見た斜視図である。
実施例に係るバンパユニット16の左部を前後方向および左右方向に沿った断面で見た断面図である。
実施例に係るバンパユニット16の軸受ボックス244、直動パイプ254、スイッチ支持部材270、当接プレート274および衝突検知スイッチ278を後方左方上方から見た斜視図である。
実施例に係る制御ユニット35が実行する旋回運転処理のフローチャートである。
実施例に係る制御ユニット35が操舵旋回運転を実行する際に行う処理のフローチャートである。
実施例に係る運搬車2が操舵旋回運転をする時の、ハンドルユニット8と、操舵ユニット10と、前輪ユニット12と、後輪ユニット14の様子を、上方から見た平面図である。
実施例に係る運搬車2が超信地旋回運転をする時の、ハンドルユニット8と、操舵ユニット10と、前輪ユニット12と、後輪ユニット14の様子を、上方から見た平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下では、本発明の代表的かつ非限定的な具体例について、図面を参照して詳細に説明する。この詳細な説明は、本発明の好ましい例を実施するための詳細を当業者に示すことを単純に意図しており、本発明の範囲を限定することを意図したものではない。また、以下に開示される追加的な特徴ならびに発明は、さらに改善された運搬車、その製造方法及び使用方法を提供するために、他の特徴や発明とは別に、又は共に用いることができる。
【0009】
また、以下の詳細な説明で開示される特徴や工程の組み合わせは、最も広い意味において本発明を実施する際に必須のものではなく、特に本発明の代表的な具体例を説明するためにのみ記載されるものである。さらに、上記及び下記の代表的な具体例の様々な特徴、ならびに、独立及び従属クレームに記載されるものの様々な特徴は、本発明の追加的かつ有用な実施形態を提供するにあたって、ここに記載される具体例のとおりに、あるいは列挙された順番のとおりに組合せなければならないものではない。
【0010】
本明細書及び/又は特許請求の範囲に記載された全ての特徴は、実施例及び/又はクレームに記載された特徴の構成とは別に、出願当初の開示ならびにクレームされた特定事項に対する限定として、個別に、かつ互いに独立して開示されることを意図するものである。さらに、全ての数値範囲及びグループ又は集団に関する記載は、出願当初の開示ならびにクレームされた特定事項に対する限定として、それらの中間の構成を開示する意図を持ってなされている。
(【0011】以降は省略されています)
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