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公開番号
2025015291
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-30
出願番号
2023118612
出願日
2023-07-20
発明の名称
携帯用加工機とともに使用するための長尺定規用のハンドル装置、および、ハンドル装置を備える長尺定規
出願人
株式会社マキタ
代理人
弁理士法人勇智国際特許事務所
主分類
B23D
47/02 20060101AFI20250123BHJP(工作機械;他に分類されない金属加工)
要約
【課題】 利便性が改善された携帯用加工機用の長尺定規を提供する。
【解決手段】 携帯用加工機とともに使用するための長尺定規用のハンドル装置は、ハンドル部と、長尺定規本体に取り付けた状態における長尺定規本体に対するハンドル部の相対位置を変更可能な位置変更部と、を備えている。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
携帯用加工機とともに使用するための長尺定規用のハンドル装置であって、
ハンドル部と、
長尺定規本体に取り付けた状態における前記長尺定規本体に対する前記ハンドル部の相対位置を変更可能な位置変更部と
を備えるハンドル装置。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
請求項1に記載のハンドル装置であって、
前記位置変更部は、前記長尺定規本体の長手方向に沿って無段階に前記ハンドル部の位置を変更可能に構成された
ハンドル装置。
【請求項3】
請求項2に記載のハンドル装置であって、
前記長尺定規本体の、前記長手方向に延在する溝または突条を利用して、前記長手方向にスライド可能、かつ、前記長尺定規に固定可能に構成された
ハンドル装置。
【請求項4】
請求項3に記載のハンドル装置であって、
前記長尺定規本体に連結可能な連結部と、
前記連結部に対して前記長尺定規本体と反対側で被加工材の上面に当接させるための当接面を有する支持部と
を備えるハンドル装置。
【請求項5】
請求項4に記載のハンドル装置であって、
使用時に前記被加工材の上面に当接しない位置で前記連結部と前記支持部との間を延在する中間部を備え、
前記ハンドル部は前記中間部上に配置された
ハンドル装置。
【請求項6】
請求項5に記載のハンドル装置であって、
前記中間部は、前記長手方向に離間して配置される第1の中間部および第2の中間部を備え、
前記ハンドル部は、前記第1の中間部と前記第2の中間部との間に架け渡されるように配置された
ハンドル装置。
【請求項7】
請求項4ないし請求項6のいずれか一項に記載のハンドル装置であって、
前記当接面は弾性部材によって形成された
ハンドル装置。
【請求項8】
携帯用加工機とともに使用するための長尺定規であって、
請求項1ないし請求項6のいずれか一項のハンドル装置と、
前記長尺定規本体と
を備える長尺定規。
【請求項9】
請求項8に記載の長尺定規であって、
前記長尺定規本体に対する位置を変更不能に前記長尺定規本体の下面から下方に突出する第1の当接部材であって、前記被加工材の側面に当接させるための第1の当接部を有する第1の当接部材と、
前記長尺定規本体の短手方向において前記第1の当接部材と離間して配置され、前記長尺定規本体に対する前記長手方向の位置を変更可能に前記長尺定規本体の前記下面から下方に突出する第2の当接部材であって、前記被加工材の側面に当接させるための第2の当接部を有する第2の当接部材と、
を備え、
前記第2の当接部材は、前記長手方向に延在する溝を利用して、前記長手方向にスライド可能、かつ、前記長尺定規本体に固定可能に構成された
長尺定規。
【請求項10】
請求項9に記載の長尺定規であって、
前記長尺定規本体の前記下面は、前記第1の当接部材と前記第2の当接部材との相対位置によって規定される加工角度を表す目盛りを備え、
前記長尺定規は、前記長手方向にスライド可能に前記長尺定規本体の前記溝内に保持されるスライダと、前記長手方向における前記第2の当接部材の位置に応じて前記目盛りを指し示すためのインジケータと
を備え、
前記スライダは、前記第2の当接部材と前記インジケータとに連結された
長尺定規。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、携帯用加工機とともに使用するための長尺定規用のハンドル装置、および、ハンドル装置を備える長尺定規に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
携帯用マルノコ(以下、単にマルノコと呼ぶ)と称される切断機は、ベースと、本体部と、を備えている。本体部は、電動モータと、電動モータによって回転駆動される略円形の刃具と、を備えている。本体部はベースに対して一方側に配置されるが、刃具の一部は、ベースを超えて他方側に突出する。かかる切断機を使用する際、ユーザは、刃具が回転した状態で、ベースの下面を被切断材に当接させ、切断機を前方へ移動させる。これによって、ベースを超えて突出した刃具が被切断材を切断する。
【0003】
このような切断作業を補助するために、マルノコとともに長尺定規が使用されることがある。例えば、マルノコのベースの底面に、切断方向に延在する直線状の溝部が形成されている場合には、この溝部に嵌合する直線状の突条が長手方向に沿って形成された長尺定規を使用することができる。具体的には、使用者は、長尺定規の突条とベースの溝部とが嵌合するように長尺定規およびマルノコを配置し、この嵌合状態を保ちながらマルノコを切断方向に移動させる。これにより、被切断材を切断開始位置から切断終了位置までまっすぐに切断することが可能である。このような長尺定規は、マルノコに限らず、ベースを有する種々の携帯用加工機とともに使用することができる。
【0004】
このような長尺定規を使用する際には、被切断材に対する長尺定規の位置を固定する必要がある。下記の特許文献1は、被切断材に対する長尺定規の位置を固定するためのカム式クランプ装置を開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2022-46090号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、従来の長尺定規は、利便性の面から改善の余地を残している。例えば、クランプ装置による固定作業は、ユーザにとって面倒なものである。特に、長尺定規の位置を変えながら複数回、切断作業を行う場合には、この問題は顕著になる。
【0007】
このようなことから、利便性が改善された携帯用加工機用の長尺定規を提供することが期待される。
【0008】
本明細書は、携帯用加工機とともに使用するための長尺定規用のハンドル装置を開示する。このハンドル装置は、ハンドル部と、長尺定規本体に取り付けた状態における長尺定規本体に対するハンドル部の相対位置を変更可能な位置変更部と、を備えていてもよい。「長尺定規本体」とは、付属品が取り付けられていない状態の長尺定規である。
【0009】
このハンドル装置は、長尺定規本体に取り付けられた状態で使用することができる。具体的には、ユーザは、被加工材の上に長尺定規を配置し、一方の手でハンドル部を握って、ハンドル部(ひいては、長尺定規本体)を被加工材に対して(換言すれば、下方に向けて)押圧する。これによって、被切断材に対する長尺定規本体の位置が固定される。ユーザは、この状態で、他方の手で携帯用加工機を持って加工作業を行うことができる。つまり、クランプ装置などの治具を使用することなく、被切断材に対する長尺定規本体の位置を固定できる。したがって、ユーザの利便性が向上する。しかも、ハンドル装置は、長尺定規本体に対するハンドル部の相対位置を変更可能に構成されるので、ユーザは、ハンドル部を被加工材に対して押圧しやすいようにハンドル部の相対位置を変更できる。したがって、ユーザの利便性がさらに向上する。
【図面の簡単な説明】
【0010】
長尺定規とともに使用するためのマルノコの斜視図である。
一実施形態による長尺定規の斜視図である。
一実施形態による長尺定規の斜視図である。
長尺定規本体の後側縁部付近を示す図2の部分拡大図である。
当接部材および斜め切りアセンブリ付近を示す図3の部分拡大図である。
長尺定規の正面図である。
ハンドル装置の斜視図である。
斜め切りアセンブリの斜視図である。
ハンドル装置の取付状態を示す部分断面図である。
斜め切りアセンブリの取付状態を示す部分断面図である。
長尺定規の使用方法を示す図である。
長尺定規の使用方法を示す図である。
長尺定規の使用方法を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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