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公開番号2024153598
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-29
出願番号2024066114
出願日2024-04-16
発明の名称シート設置装置
出願人恵和株式会社
代理人弁理士法人坂本国際特許商標事務所
主分類E04F 21/165 20060101AFI20241022BHJP(建築物)
要約【課題】平面以外の形状を有する対象面に対して対応可能なシート設置装置を提供する。
【解決手段】本開示は、例えば、折半屋根1の上面上を前方に移動させることによって折半屋根1の上面に対して保護シート2を設置するシート設置装置であって、保護シート2を折半屋根1の上面との間に挟み、折半屋根1の上面に対して押圧するシート押圧ローラ13を備える。シート押圧ローラ13は、折半屋根1の上面の谷部4の底面6上を前方へ向かって転がる際に、保護シート2を底面6との間に挟み、保護シート2を底面6に対して押圧する。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
対象物の対象面上を所定方向に移動させることによって前記対象面に対してシートを設置するシート設置装置であって、
前記シートを前記対象面との間に挟み、前記対象面に対して押圧するシート押圧部を備える
ことを特徴とするシート設置装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
ロール状に巻回された前記シートを繰り出し可能に保持するシート保持部を備え、
前記シート押圧部は、前記対象面上を前方へ向かって転がる際に、前記シート保持部から繰り出された前記シートを前記対象面との間に挟み、前記対象面に対して押圧するシート押圧ローラを含む
ことを特徴とする請求項1に記載のシート設置装置。
【請求項3】
前記シート押圧ローラよりも前方の幅方向の両側又は後方の幅方向の両側に配置される車輪を備える
ことを特徴とする請求項2に記載のシート設置装置。
【請求項4】
シート当接面を有し、前記シート押圧ローラの前方の前記対象面に近接する位置に配置され、前記シート保持部から繰り出された前記シートを前記シート押圧ローラで押圧する前に前記シート当接面に当接させることによって所定の形状になるように型を付ける型付け部を備える
ことを特徴とする請求項2に記載のシート設置装置。
【請求項5】
前記型付け部の前記シート当接面は、下方から前上方へ向かって延びる前面を含む
ことを特徴とする請求項4に記載のシート設置装置。
【請求項6】
前記型付け部の前記シート当接面の前記前面は、側面視において前方へ膨出するように湾曲している
ことを特徴とする請求項5に記載のシート設置装置。
【請求項7】
前記型付け部の前記シート当接面の幅方向の両端縁は、湾曲している
ことを特徴とする請求項4に記載のシート設置装置。
【請求項8】
前記シート保持部及び前記型付け部よりも前方、かつ前記シート保持部と前記型付け部との間の高さ位置に配置されて幅方向に延び、前記シート保持部から繰り出されて前記型付け部へ向かう前記シートを掛けるシート掛け部を備える
ことを特徴とする請求項4に記載のシート設置装置。
【請求項9】
前記シート掛け部は、前記シート掛け部に対する前記シートの幅方向への移動を規制する幅方向両側のストッパを有する
ことを特徴とする請求項8に記載のシート設置装置。
【請求項10】
前記型付け部からの衝撃を緩衝する緩衝機構を備える
ことを特徴とする請求項4に記載のシート設置装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、シート設置装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
コンクリートや金属製の構造物の対象面に対して、劣化防止や防水等のためにシートを貼り付ける場合がある。この場合、作業者が屈んで対象面に対してシートを手貼りで施工すると、時間が掛かってしまい、また作業者の身体的な負担も大きい。このような問題を解決するための装置としては、例えば特許文献1に開示されているシート貼付装置がある。
【0003】
特許文献1のシート貼付装置は、帯状をなす耐火シートを、ロール状に巻回された状態から連続的に送り出すとともに、回転自在に設けられた2つの押さえローラにより押さえ付けることで、屋根の隣接する断熱パネル同士の直線状をなす境界部に対して、貼付する際に用いられる。2つの押さえローラは、円筒状をなし、その幅が耐火シートの幅よりも大きく設定される。前進の際に、第1押さえローラの前方側から第1押さえローラと境界部との間に耐火シートを供給することで、第1押さえローラで境界部に耐火シートを押さえ付ける。また、第2押さえローラは、前進の際に、第1押さえローラにより境界部に対して貼付された耐火シートを、境界部にさらに押さえ付ける。これにより、屋根の断熱パネル同士の境界部に対して耐火シートを連続的に貼付する。なお、同公報には、第2押さえローラの長さが第1押さえローラよりも長い状態が図示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-195736号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、特許文献1に記載のシート貼付装置では、耐火シートの幅よりも大きく設定された2つの押さえローラを用いて耐火シート(シート)を屋根(対象面)に押さえつけるので、シートは平面状に貼り付けられる。また、長さが異なる2つの押さえローラを必要とするので、例えば、シートを溝に沿わせた状態で貼り付けるなど、平面以外の形状に沿ってシートを貼り付けることが難しい。
【0006】
そこで、本開示は、平面以外の形状を有する対象面に対して対応可能なシート設置装置の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するため、本発明の第1の態様は、対象物の対象面上を所定方向に移動させることによって前記対象面に対してシートを設置するシート設置装置であって、前記シートを前記対象面との間に挟み、前記対象面に対して押圧するシート押圧部を備える。
【0008】
本発明の第2の態様は、上記第1の態様のシート設置装置であって、ロール状に巻回された前記シートを繰り出し可能に保持するシート保持部を備え、前記シート押圧部は、前記対象面上を前方へ向かって転がる際に、前記シート保持部から繰り出された前記シートを前記対象面との間に挟み、前記対象面に対して押圧するシート押圧ローラを含む。
【0009】
本発明の第3の態様は、上記第2の態様のシート設置装置であって、前記シート押圧ローラよりも前方の幅方向の両側又は後方の幅方向の両側に配置される車輪を備える。
【0010】
本発明の第4の態様は、上記第2の態様のシート設置装置であって、シート当接面を有し、前記シート押圧ローラの前方の前記対象面に近接する位置に配置され、前記シート保持部から繰り出された前記シートを前記シート押圧ローラで押圧する前に前記シート当接面に当接させることによって所定の形状になるように型を付ける型付け部を備える。
(【0011】以降は省略されています)

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