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公開番号2024121986
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-09
出願番号2023029265
出願日2023-02-28
発明の名称簡易構造物
出願人三協立山株式会社
代理人個人
主分類E04B 1/343 20060101AFI20240902BHJP(建築物)
要約【課題】 施工性の良い簡易構造物の提供。
【解決手段】 屋根7と、屋根7を支持する桁1,2と、屋根7の下方に設けた天井材60とを備え、天井材60は、桁1,2の下方までのびており、桁1,2は、下面の外周側に見切片62を有し、天井材60の小口110が見切片62で隠れている。
【選択図】 図7
特許請求の範囲【請求項1】
屋根と、屋根を支持する桁と、屋根の下方に設けた天井材とを備え、天井材は、桁の下方までのびており、桁は、下面の外周側に見切片を有し、天井材の小口が見切片で隠れていることを特徴とする簡易構造物。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、カーポート等の簡易構造物に関する。
続きを表示(約 2,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来より、住宅の敷地に設置されるカーポート等の簡易構造物が知られている。かかる簡易構造物においては、施工性の良いものが求められている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明は以上に述べた実情に鑑み、施工性の良い簡易構造物の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0004】
上記の課題を達成するために請求項1記載の発明による簡易構造物は、屋根と、屋根を支持する桁と、屋根の下方に設けた天井材とを備え、天井材は、桁の下方までのびており、桁は、下面の外周側に見切片を有し、天井材の小口が見切片で隠れていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0005】
請求項1記載の発明による簡易構造物は、屋根と、屋根を支持する桁と、屋根の下方に設けた天井材とを備え、天井材は、桁の下方までのびており、桁は、下面の外周側に見切片を有し、天井材の小口が見切片で隠れていることで、天井材を桁下までのばして小口を見切片で隠すだけで端部の処理が完了するので、施工性が良い。
【図面の簡単な説明】
【0006】
本発明の簡易構造物の第1実施形態を示す正面図である。
同簡易構造物の平面図である。
同簡易構造物の側面図である。
図1のA-A断面図である。
図2のB-B断面図である。
図5の右側を拡大して示す縦断面図である。
図2のC-C断面図である。
(a)は図2のE-E断面図であり、(b)は図2のF-F断面図である。
(a)は図2のD-D断面図であり、(b)は図9(a)のG-G断面図である。
図9(a)のH-H断面図である。
(a)は雨樋部の他の実施形態を示す縦断面図(図2のD-D断面図)であり、(b)は図11(a)のI-I断面図である。
図11(a)のJ-J断面図である。
前後の柱間に壁材を取付けた場合の例を示す横断面図である。
(a)は前桁と側桁とのコーナー部を拡大して示す平面図であり、(b)は図14(a)のK-K断面図である。
側桁の下部を拡大して示す縦断面図である。
目板落ち止め部品を取付けるときの様子を順に示す縦断面図である。
(a)は目板落ち止め部品の正面図、(b)は同側面図である。
第1実施形態の簡易構造物の変形例を示す縦断面図であって、前桁に柱が取付く場合の例を示す。
第1実施形態の簡易構造物の変形例を示す縦断面図であって、屋根の下に天井材を取付けない場合の例を示す。
前桁と側桁とのコーナー部を下から見た図である。
見切材の他の実施形態を示す縦断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。なお、請求項1に係る発明の実施形態についての説明は、主に段落[0023]~[0026]に記載されている。
図1~15は、本発明の簡易構造物の第1実施形態を示している。本簡易構造物は、図1に示すように、乗用車2台用のカーポートに適用したものである。
本簡易構造物は、図2に示すように、前桁1と後桁2と左右の側桁3,3とを四周枠組みして矩形の枠4が形成され、その枠4が左右の側桁3,3の前寄りの位置と後寄りの位置とにそれぞれ設けた4本の柱5に支持されている。図1,3に示すように、前桁1と後桁2と左右の側桁3,3は、何れも水平に配置され、4本の柱5は同じ長さになっている。
図2,5に示すように、前桁1及び後桁2の長手方向の中央位置には中央桁6が架設してあり、中央桁6と左右の側桁3,3との間の開口部に屋根7が設けてある。屋根7の下には、天井8が設けてある。
【0008】
左右の側桁3は、アルミニウム合金の押出形材を所定の長さに切断して形成したものであり、図6,9に示すように、矩形断面の中空部9と、下側が開放したコ字形断面の凹部10を長手方向に連続して有している。凹部10は、柱5を呑み込ませた部分を除いて、下方より目板11を嵌合取付けして塞いである。目板11は、図6に示すように、側桁3の下縁より下方に飛び出ており、目板3の下面が天井8を構成する天井材(パネル60、端部パネル68、カバー材75)の下面とほぼ同じ高さになっている。
凹部10の底壁10aには、柱固定金具12(図9参照)を取付けるための裏板13とボルト14の頭を長手方向に摺動可能に保持する溝15が形成されている。
【0009】
図15に示すように、側桁3の凹部10を形成する側壁15には、上部に矩形溝16が形成してあると共に、その下方に凹溝17が形成してある。凹溝17は、下側に水平な段部18を有し、上側に内向きに傾斜した傾斜面19を有している。
目板11は、側壁20の上端部に外向きに突出した係止部21を有し、その下方に凹溝22が形成してある。目板11は、側桁3の凹部10に下方より嵌め込むと、側壁20の上端が側桁3の側壁15の傾斜面19に押されて内側に曲がるように弾性変形し、傾斜面19を乗り越えると復帰して係止部21が側桁3の側壁15の矩形溝16に係止する。こうして目板11は、側桁3の凹部10に容易に外れないように嵌合取付けされている。
【0010】
さらに本簡易構造物は、目板11が落下することがないように、側桁3の側壁15と目板11の側壁20との間に目板落ち止め部品23が設けてある。目板落ち止め部品23は、ステンレスの薄い板をプレス加工して形成したものであり、図17に示すように、垂直片24と内向きに傾斜した係止片25とで略イ字形に形成してある。
この目板落ち止め部品23は、側桁3の凹部10に目板11を取付けた後、図16(a)に示すように、側桁3の側壁15と目板11の側壁20との隙間に下方から差し込まれる。差し込む際、目板落ち止め部品23は、図16(b)に示すように、係止片25がほぼ垂直になるように弾性変形し、側桁3の側壁15の凹溝17と目板11の側壁20の凹溝22間の空間に係止片25が達すると、図16(c)に示すように、係止片25が内向きに傾斜した状態に復帰し、係止片25の上端が目板11の側壁20の凹溝22の上側の段部26に係止し、係止片25の下端が側桁3の側壁15の凹溝17の下側の段部18に係止して、目板11の落下を規制する。これにより、目板11の落下を確実に防止することができる。目板落ち止め部品23は、目板11の長手方向に間隔をおいて複数設けられる。
(【0011】以降は省略されています)

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