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公開番号2024153169
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-29
出願番号2023066895
出願日2023-04-17
発明の名称コネクタ
出願人矢崎総業株式会社
代理人弁理士法人虎ノ門知的財産事務所
主分類H01R 13/629 20060101AFI20241022BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】ハウジングからのカバーの脱落を抑制できるコネクタを提供する。
【解決手段】コネクタ1は、端子を保持するハウジング2と、ハウジングに対して組み付けられるレバー3と、レバーが回転する回転軸の軸線方向に沿ってスライドしながらハウジングに取り付けられるカバー4と、第一回転方向へのレバーの回転を規制し、かつ第二回転方向へのレバーの回転を許容する係止部22と、を備え、レバーのアームには、軸線方向にアームを貫通する切欠き37が設けられており、カバーは、ハウジングによって軸線方向に案内される板状部45を有し、板状部には、ハウジングと係合する係合部が設けられており、板状部は、係止部によって係止されているレバーを第二回転方向R2に回転させながら軸線方向に沿って切欠きに挿入され、係合部は、板状部が切欠きを通過した後にハウジングと係合する。
【選択図】図11
特許請求の範囲【請求項1】
端子を保持するハウジングと、
前記ハウジングに対して回転可能なように前記ハウジングに対して組み付けられるレバーと、
前記レバーが回転する回転軸の軸線方向に沿ってスライドしながら前記ハウジングに取り付けられ、かつ前記端子に接続される電線を覆うカバーと、
第一回転方向への前記レバーの回転を規制し、かつ第二回転方向への前記レバーの回転を許容するように前記レバーを係止する係止部と、
を備え、
前記レバーのアームには、前記軸線方向に沿って前記アームを貫通する切欠きが設けられており、
前記カバーは、前記ハウジングによって前記軸線方向に案内される板状部を有し、前記板状部の形状は、前記切欠きを通過可能な形状であり、
前記板状部には、前記ハウジングと係合する係合部が設けられており、
前記板状部は、前記係止部によって係止されている前記レバーを前記第二回転方向に回転させながら前記軸線方向に沿って前記切欠きに挿入され、
前記係合部は、前記板状部が前記切欠きを通過した後に前記ハウジングと係合する
ことを特徴とするコネクタ。
続きを表示(約 410 文字)【請求項2】
前記切欠きは、前記軸線方向に向いて開口する入口部および出口部を有し、
前記入口部は、前記カバーが前記ハウジングに取り付けられるときに前記板状部が挿入される挿入口であり、
前記出口部は、前記板状部が前記切欠きを通過した後で前記軸線方向において前記板状部と対向し、
前記入口部および前記出口部のうち、前記入口部は、前記板状部を誘い込むテーパ形状を有する
請求項1に記載のコネクタ。
【請求項3】
前記端子は、前記軸線方向と直交する第一方向に沿って前記ハウジングに挿入され、
前記レバーが前記係止部によって係止されている状態において、
前記切欠きは前記第一方向に対して傾斜しており、
前記切欠きの縁部は、前記軸線方向において前記板状部と対向し、前記ハウジングからの前記カバーの脱落を規制する
請求項1に記載のコネクタ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、コネクタに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来、電線を覆うカバーを有するコネクタがある。特許文献1には、第一のコネクタハウジングからの電線の導出部に設けられて電線を覆うカバーを備えるコネクタが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011-134579号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
カバーを有するコネクタにおいて、ハウジングからのカバーの脱落を適切に抑制できることが望ましい。
【0005】
本発明の目的は、ハウジングからのカバーの脱落を抑制できるコネクタを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明のコネクタは、端子を保持するハウジングと、前記ハウジングに対して回転可能なように前記ハウジングに対して組み付けられるレバーと、前記レバーが回転する回転軸の軸線方向に沿ってスライドしながら前記ハウジングに取り付けられ、かつ前記端子に接続される電線を覆うカバーと、第一回転方向への前記レバーの回転を規制し、かつ第二回転方向への前記レバーの回転を許容するように前記レバーを係止する係止部と、を備え、前記レバーのアームには、前記軸線方向に沿って前記アームを貫通する切欠きが設けられており、前記カバーは、前記ハウジングによって前記軸線方向に案内される板状部を有し、前記板状部の形状は、前記切欠きを通過可能な形状であり、前記板状部には、前記ハウジングと係合する係合部が設けられており、前記板状部は、前記係止部によって係止されている前記レバーを前記第二回転方向に回転させながら前記軸線方向に沿って前記切欠きに挿入され、前記係合部は、前記板状部が前記切欠きを通過した後に前記ハウジングと係合することを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明に係るコネクタにおいて、カバーの板状部は、係止部によって係止されているレバーを第二回転方向に回転させながら軸線方向に沿って切欠きに挿入され、カバーの係合部は、板状部が切欠きを通過した後にハウジングと係合する。本発明に係るコネクタによれば、板状部が切欠きを通過した後には、レバーが元の回転位置に戻る。元の回転位置に戻ったアームは、板状部を係止することができる。よって、本発明のコネクタは、ハウジングからのカバーの脱落を抑制できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態に係るコネクタの斜視図である。
図2は、実施形態に係るコネクタの分解斜視図である。
図3は、実施形態に係るハウジングの斜視図である。
図4は、実施形態に係るレバーの斜視図である。
図5は、実施形態に係るレバーの断面図である。
図6は、実施形態に係るカバーの斜視図である。
図7は、実施形態に係るハウジングおよびレバーの斜視図である。
図8は、実施形態に係るハウジングおよびレバーの斜視図である。
図9は、実施形態に係るハウジングおよびレバーの側面図である。
図10は、ハウジングに取り付けられるカバーの斜視図である。
図11は、レバーを回転させる板状部を示す図である。
図12は、ハウジングに取り付けられたカバーの斜視図である。
図13は、実施形態に係るコネクタの断面図である。
図14は、実施形態の板状部と切欠きとの位置関係を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本発明の実施形態に係るコネクタにつき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記の実施形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるものあるいは実質的に同一のものが含まれる。
【0010】
[実施形態]
図1から図14を参照して、実施形態について説明する。本実施形態は、コネクタに関する。図1は、実施形態に係るコネクタの斜視図、図2は、実施形態に係るコネクタの分解斜視図、図3は、実施形態に係るハウジングの斜視図、図4は、実施形態に係るレバーの斜視図、図5は、実施形態に係るレバーの断面図、図6は、実施形態に係るカバーの斜視図、図7および図8は、実施形態に係るハウジングおよびレバーの斜視図、図9は、実施形態に係るハウジングおよびレバーの側面図、図10は、ハウジングに取り付けられるカバーの斜視図、図11は、レバーを回転させる板状部を示す図、図12は、ハウジングに取り付けられたカバーの斜視図、図13は、実施形態に係るコネクタの断面図、図14は、実施形態の板状部と切欠きとの位置関係を示す図である。
(【0011】以降は省略されています)

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