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公開番号2024152428
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-25
出願番号2023066613
出願日2023-04-14
発明の名称加工システム
出願人株式会社サワイリエンジニアリング
代理人個人
主分類B23Q 1/01 20060101AFI20241018BHJP(工作機械;他に分類されない金属加工)
要約【課題】設置スペースを小さくすることができるとともに、移載装置によるワークの移載動作と加工装置によるワークの加工動作の同期を精度よく且つ良好に行わせることができる加工システムを提供する。
【解決手段】載置手段1に対してワークWを搬入及び搬出する移載装置2と、移載装置2を搬入位置と前記搬出位置との間で移動させるラックアンドピニオン機構と、載置手段1の加工領域に載置されたワークWを切削加工可能な加工ヘッド3aを有した加工装置3とを備えた加工システムであって、加工装置3は、ラックアンドピニオン機構にて移動可能とされるとともに、加工装置3がラックアンドピニオン機構で移動することにより加工ヘッド3aを同方向に移動させて加工領域のワークWを加工するものである。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
ワークを載置可能な載置手段と、
前記載置手段に対して前記ワークを搬入及び搬出するとともに、前記載置手段に前記ワークを搬入する搬入位置と前記載置手段から前記ワークを搬出させる搬出位置との間を移動可能とされた移載装置と、
前記移載装置を前記搬入位置と前記搬出位置との間で移動させる移動手段と、
前記載置手段の加工領域に載置された前記ワークを切削加工可能な加工ヘッドを有した加工装置と、
を備えた加工システムであって、
前記加工装置は、前記移動手段にて移動可能とされるとともに、前記加工装置が前記移動手段によって移動することにより前記加工ヘッドを同方向に移動させて前記加工領域の前記ワークを加工することを特徴とする加工システム。
続きを表示(約 580 文字)【請求項2】
前記加工装置は、前記加工領域に対して前記加工ヘッドをY軸方向及びZ軸方向に移動可能とされるとともに、前記加工装置が前記移動手段によって移動することにより前記加工ヘッドをX軸方向に移動させることを特徴とする請求項1記載の加工システム。
【請求項3】
前記移動手段は、前記載置手段に延設されたラックと、前記加工装置及び移載装置にそれぞれ形成されたピニオンとを有するラックアンドピニオン機構から成ることを特徴とする請求項1記載の加工システム。
【請求項4】
前記移動手段は、前記載置手段に延設されたボールネジと、前記加工装置及び移載装置にそれぞれ形成されたナットを有するボールネジ機構から成ることを特徴とする請求項1記載の加工システム。
【請求項5】
前記ボールネジ機構は、固定状態の前記ボールネジに対して前記ナットを回転駆動させることにより前記加工装置及び移載装置を移動可能とすることを特徴とする請求項4記載の加工システム。
【請求項6】
前記移載装置は、前記載置手段に複数配設され、前記ワークを移載するとき、前記ワークの長手方向の寸法に応じて互いに離間して配置されるとともに、前記加工装置による加工が行われるとき、互いに近接して配置されることを特徴とする請求項1記載の加工システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、載置部にワークを搬入及び搬出する載置部と、載置部に載置されたワークを加工するための加工装置とを有する加工システムに関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
一般に、NC加工装置は、ワーク(素材)に対して所定の加工を施すための加工ヘッドを有した加工装置と、ワークを載置可能な載置部とを有しており、クランプ手段等により載置部上のワークを位置決め固定した後、加工装置の加工ヘッドをX軸方向、Y軸方向及びZ軸方向に移動させることにより加工ヘッドに取り付けられた切削具にてワークに対する切削加工が行われていた。
【0003】
また、載置部には、ワークを位置決めしつつ保持する治具が載置され、その治具によって載置部の加工領域に位置決め固定されたワークに対して加工装置が所望の加工を行うよう構成されている。さらに、多関節ロボット等の移載装置を配設し、移載装置とNC加工装置とを同期させてワークの搬入及び搬出と、ワークの加工とを協働して行わせる加工システムが普及しており、加工の自動化が図られている。なお、かかる先行技術は、文献公知発明に係るものでないため、記載すべき先行技術文献情報はない。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来の加工システムにおいては、ワークを移載する移載装置と、ワークを加工する加工装置とが別個独立して設置されていたため、比較的広い設置スペースが必要とされてしまうとともに、移載装置によるワークの移載動作と加工装置によるワークの加工動作との同期を精度よく且つ良好に行わせるのが困難とされていた。
【0005】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、設置スペースを小さくすることができるとともに、移載装置によるワークの移載動作と加工装置によるワークの加工動作の同期を精度よく且つ良好に行わせることができる加工システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1記載の発明は、ワークを載置可能な載置手段と、前記載置手段に対して前記ワークを搬入及び搬出するとともに、前記載置手段に前記ワークを搬入する搬入位置と前記載置手段から前記ワークを搬出させる搬出位置との間を移動可能とされた移載装置と、前記移載装置を前記搬入位置と前記搬出位置との間で移動させる移動手段と、前記載置手段の加工領域に載置された前記ワークを切削加工可能な加工ヘッドを有した加工装置とを備えた加工システムであって、前記加工装置は、前記移動手段にて移動可能とされるとともに、前記加工装置が前記移動手段によって移動することにより前記加工ヘッドを同方向に移動させて前記加工領域の前記ワークを加工することを特徴とする。
【0007】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の加工システムにおいて、前記加工装置は、前記加工領域に対して前記加工ヘッドをY軸方向及びZ軸方向に移動可能とされるとともに、前記加工装置が前記移動手段によって移動することにより前記加工ヘッドをX軸方向に移動させることを特徴とする。
【0008】
請求項3記載の発明は、請求項1記載の加工システムにおいて、前記移動手段は、前記載置手段に延設されたラックと、前記加工装置及び移載装置にそれぞれ形成されたピニオンとを有するラックアンドピニオン機構から成ることを特徴とする。
【0009】
請求項4記載の発明は、請求項1記載の加工システムにおいて、前記移動手段は、前記載置手段に延設されたボールネジと、前記加工装置及び移載装置にそれぞれ形成されたナットを有するボールネジ機構から成ることを特徴とする。
【0010】
請求項5記載の発明は、請求項4記載の加工システムにおいて、前記ボールネジ機構は、固定状態の前記ボールネジに対して前記ナットを回転駆動させることにより前記加工装置及び移載装置を移動可能とすることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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