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公開番号2024152024
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-25
出願番号2023065921
出願日2023-04-13
発明の名称静電荷像現像用トナー、静電荷像現像剤、トナーカートリッジ、プロセスカートリッジ、画像形成装置、及び画像形成方法
出願人富士フイルム株式会社,富士フイルムビジネスイノベーション株式会社
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類G03G 9/09 20060101AFI20241018BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】細線再現性の低下が抑制される静電荷像現像用トナー、静電荷像現像剤、プロセスカートリッジ、画像形成装置、及び画像形成方法を提供する。
【解決手段】結着樹脂と、ローダミン色素と、ヒンダードアミン化合物とを含むトナー粒子を有する静電荷像現像用トナー、静電荷像現像剤、プロセスカートリッジ、画像形成装置、及び画像形成方法。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
結着樹脂と、ローダミン色素と、ヒンダードアミン化合物とを含むトナー粒子を有する静電荷像現像用トナー。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記結着樹脂が、ポリエステル樹脂を含む、請求項1に記載の静電荷像現像用トナー。
【請求項3】
前記ローダミン色素に対する、前記ヒンダードアミン化合物の含有量が0.1質量%以上200質量%以下である、請求項1に記載の静電荷像現像用トナー。
【請求項4】
前記トナー粒子に対する、前記ローダミン色素と前記ヒンダードアミン化合物との合計含有量が0.1質量%以上5質量%以下である、請求項3に記載の静電荷像現像用トナー。
【請求項5】
前記ローダミン色素が、下記一般式(R1)で表される化合物を含む、請求項1に記載の静電荷像現像用トナー。
JPEG
2024152024000011.jpg
40
75
一般式(R1)中、R
r1
~R
r7
は、各々独立に、水素原子、アルキル基、又は芳香族基を表し、X

は対アニオンを表す。
【請求項6】
前記ヒンダードアミン化合物が、下記一般式(H1)で表される構造を含む、請求項1に記載の静電荷像現像用トナー。
JPEG
2024152024000012.jpg
45
75
一般式(H1)中、R
H1
は、水素原子、酸素原子、アルキル基、又はアルコキシ基を表し、R
H2
~R
H6
及びR
H8
~R
H11
は、各々独立に、水素原子、又はアルキル基を表す。ただし、R
H2
及びR
H3
と、R
H4
及びR
H5
と、R
H8
及びR
H9
と、R
H10
及びR
H11
との少なくとも2つの組合わせは、アルキル基を示す。*は結合位置を示す。
【請求項7】
前記ヒンダードアミン化合物が、前記一般式(H1)で表される構造を2つ以上含む、請求項6に記載の静電荷像現像用トナー。
【請求項8】
請求項1~請求項7のいずれか1項に記載の静電荷像現像用トナーを含む静電荷像現像剤。
【請求項9】
請求項1~請求項7のいずれか1項に記載の静電荷像現像用トナーを収容し、画像形成装置に着脱されるトナーカートリッジ。
【請求項10】
請求項8に記載の静電荷像現像剤を収容し、前記静電荷像現像剤により、像保持体の表面に形成された静電荷像をトナー画像として現像する現像手段を備え、
画像形成装置に着脱されるプロセスカートリッジ。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、静電荷像現像用トナー、静電荷像現像剤、トナーカートリッジ、プロセスカートリッジ、画像形成装置、及び画像形成方法に関する。
続きを表示(約 3,000 文字)【背景技術】
【0002】
電子写真方式の画像形成では、像保持体上に形成された静電荷像を、静電荷像現像用トナー(以下、「トナー」とも称する)を含む静電荷像現像剤により現像し、得られたトナー画像を記録媒体に転写した後、定着して定着画像を形成する。
【0003】
近年、電子写真方式の画像形成では、商業印刷、出版、紙器パッケージ等の分野向けの印刷機が開発されており、それに伴い、色の再現性を高めるため、種々の色を呈するトナーも開発されている。その一つとして、着色剤としてローダミン色素を利用したトナーが知られている。ローダミン色素を利用したトナーは、例えば、橙色系から赤色系、又は橙色系から紫色系までの高彩度の蛍光色の再現性に優れるので有用である。
【0004】
例えば、特許文献1には、「水に不溶ないしは難溶性でかつ有機溶剤に可溶である蛍光染料を含有する、平均粒子径が1μm以下であり、20~1000eq. /ton の範囲にてイオン性基を含有するポリエステル樹脂の微粒子が水系媒体中に微分散してなる水性蛍光インクを利用した蛍光トナー。」が開示されている。
特許文献1には、蛍光トナーに適用できる色素として、カルコシド・ロ-ダミン・B・コンク、ロ-ダミン・B・ステアレ-ト・コンク、ロ-ダミン・B・エチルエステル等のローダミン色素が例示されている。
【0005】
また、例えば、特許文献2には、「酸性基を有する樹脂を含む結着樹脂、着色剤、塩基性分散剤、及び絶縁性液体を含有する液体現像剤の製造方法であって、工程I:前記結着樹脂と前記着色剤と前記塩基性分散剤を含む原料を前記結着樹脂のガラス転移温度以上の温度で撹拌する工程、及び工程II:工程Iの撹拌物に、該撹拌物100質量部に対して前記絶縁性液体50~500質量部を前記結着樹脂のガラス転移温度以上の温度で滴下することにより転相乳化して、トナー粒子の分散液を得る工程を含む、液体現像剤の製造方法」が開示されている。
特許文献2には、トナー用着色剤として、ローダミン-Bベース等のローダミン色素が例示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開平07-150098号公報
特開2018-106145号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、ローダミン色素を利用したトナーにより画像を形成すると、特定の条件下では、細線再現性が低下することがある。
そこで、本開示の課題は、細線再現性の低下が抑制される静電荷像現像用トナー、静電荷像現像剤、プロセスカートリッジ、画像形成装置、及び画像形成方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するための手段は、下記態様が含まれる。
<1>
結着樹脂と、ローダミン色素と、ヒンダードアミン化合物とを含むトナー粒子を有する静電荷像現像用トナー。
<2>
上記結着樹脂が、ポリエステル樹脂を含む、<1>に記載の静電荷像現像用トナー。
<3>
上記ローダミン色素に対する、上記ヒンダードアミン化合物の含有量が0.1質量%以上200質量%以下である、<1>又は<2>に記載の静電荷像現像用トナー。
<4>
上記トナー粒子に対する、上記ローダミン色素と上記ヒンダードアミン化合物との合計含有量が0.1質量%以上5質量%以下である、<1>~<3>のいずれか1つに記載の静電荷像現像用トナー。
<5>
上記ローダミン色素が、下記一般式(R1)で表される化合物を含む、<1>~<4>のいずれか1つに記載の静電荷像現像用トナー。
JPEG
2024152024000001.jpg
40
75
(一般式(R1)中、R
r1
~R
r7
は、各々独立に、水素原子、アルキル基、又は芳香族基を表し、X

は対アニオンを表す。)
<6>
上記ヒンダードアミン化合物が、下記一般式(H1)で表される構造を含む、<1>~<5>のいずれか1つに記載の静電荷像現像用トナー。
JPEG
2024152024000002.jpg
45
75
(一般式(H1)中、R
H1
は、水素原子、酸素原子、アルキル基、又はアルコキシ基を表し、R
H2
~R
H6
及びR
H8
~R
H11
は、各々独立に、水素原子、又はアルキル基を表す。ただし、R
H2
及びR
H3
と、R
H4
及びR
H5
と、R
H8
及びR
H9
と、R
H10
及びR
H11
との少なくとも2つの組合わせは、アルキル基を示す。*は結合位置を示す。)
<7>
上記ヒンダードアミン化合物が、上記一般式(H1)で表される構造を2つ以上含む、<6>に記載の静電荷像現像用トナー。
<8>
<1>~<7>のいずれか1つに記載の静電荷像現像用トナーを含む静電荷像現像剤。
<9>
<1>~<7>のいずれか1つに記載の静電荷像現像用トナーを収容し、画像形成装置に着脱されるトナーカートリッジ。
<10>
<8>に記載の静電荷像現像剤を収容し、上記静電荷像現像剤により、像保持体の表面に形成された静電荷像をトナー画像として現像する現像手段を備え、
画像形成装置に着脱されるプロセスカートリッジ。
<11>
像保持体と、
上記像保持体の表面を帯電する帯電手段と、
帯電した上記像保持体の表面に静電荷像を形成する静電荷像形成手段と、
<8>に記載の静電荷像現像剤を収容し、上記静電荷像現像剤により、上記像保持体の表面に形成された静電荷像をトナー画像として現像する現像手段と、
上記像保持体の表面に形成されたトナー画像を記録媒体の表面に転写する転写手段と、
上記記録媒体の表面に転写されたトナー画像を定着する定着手段と、
を備える画像形成装置。
【発明の効果】
【0009】
本開示によれば、細線再現性の低下が抑制される静電荷像現像用トナー、静電荷像現像剤、プロセスカートリッジ、画像形成装置、及び画像形成方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本実施形態に係る画像形成装置の一例を示す概略構成図である。
本実施形態に係る画像形成装置に着脱されるプロセスカートリッジの一例を示す概略構成図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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