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公開番号
2024151781
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-25
出願番号
2023065483
出願日
2023-04-13
発明の名称
現場映像共有システムおよび現場映像共有方法
出願人
株式会社東芝
,
東芝エネルギーシステムズ株式会社
代理人
弁理士法人東京国際特許事務所
主分類
H04N
23/60 20230101AFI20241018BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】複数のユーザで現場の映像を共有して現場の作業の効率化を図ることができる現場映像共有技術を提供する。
【解決手段】現場映像共有システムは、データベース6を含むサーバ3とクライアント4とを備え、サーバ3またはクライアント4の少なくとも1つは、映像Pからカメラの移動経路である撮影ルート30を推定し、撮影ルート30を現場の配置図面Lに位置合わせし、映像Pを撮影ルート30のそれぞれの地点32に紐づけてデータベース6に登録し、ブラウザBにそれぞれの地点32を表示し、少なくとも1人のユーザUが任意の地点32を指定したときに、指定された地点32に紐づけてデータベース6に登録されている映像PをブラウザBに表示する、ように構成されている。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
現場でカメラを用いて撮影された映像がネットワークを介してアップロードされ、このアップロードされた前記映像が登録される、1つ以上のデータベースを含むサーバと、
前記ネットワークを介して前記サーバにアクセスし、前記データベースに登録された前記映像をブラウザに表示する、1つ以上のクライアントと、
を備え、
前記サーバまたは前記クライアントの少なくとも1つは、
前記映像から前記カメラの移動経路である撮影ルートを推定し、
前記撮影ルートを前記現場の配置図面に位置合わせし、
前記映像を前記撮影ルートのそれぞれの地点に紐づけて前記データベースに登録し、
前記ブラウザにそれぞれの前記地点を表示し、
少なくとも1人のユーザが任意の前記地点を指定したときに、指定された前記地点に紐づけて前記データベースに登録されている前記映像を前記ブラウザに表示する、
ように構成されている、
現場映像共有システム。
続きを表示(約 2,200 文字)
【請求項2】
前記サーバまたは前記クライアントの少なくとも1つは、
前記映像から前記カメラの周辺の環境地図をあらわす複数の特徴点を推定し、
前記特徴点に基づいて、前記撮影ルートを前記配置図面に位置合わせする、
ように構成されている、
請求項1に記載の現場映像共有システム。
【請求項3】
前記サーバまたは前記クライアントの少なくとも1つは、
前記ユーザの操作に基づいて、前記撮影ルートを前記配置図面に位置合わせする、
ように構成されている、
請求項1または請求項2に記載の現場映像共有システム。
【請求項4】
前記映像が動画であり、
前記サーバまたは前記クライアントの少なくとも1つは、
前記配置図面に位置合わせした前記撮影ルートの一定の範囲毎または一定の間隔毎に前記地点を割り当てて、
前記映像のそれぞれのフレームを構成する複数の静止画からそれぞれの前記地点に対応する前記静止画を抽出し、
抽出した前記静止画を対応する前記地点に紐づけて前記データベースに登録する、
ように構成されている、
請求項1または請求項2に記載の現場映像共有システム。
【請求項5】
複数の前記ユーザが、第1ユーザと前記第1ユーザとは異なる第2ユーザとを含み、
前記サーバまたは前記クライアントの少なくとも1つは、
前記第1ユーザが入力したテキストデータを前記ブラウザに表示された前記映像に紐づけて前記データベースに登録し、
前記第2ユーザが前記第1ユーザと同じ前記映像を前記ブラウザに表示させているときに、この映像に紐づけられた前記テキストデータを前記ブラウザに表示する、
ように構成されている、
請求項1または請求項2に記載の現場映像共有システム。
【請求項6】
前記サーバまたは前記クライアントの少なくとも1つは、
前記ブラウザに表示された前記映像に対して紐づけられた前記地点と撮影方向を特定可能な情報を含むURLを生成し、
前記URLを示す文字列、前記URLを示す2次元コードまたは図形のうちの少なくともいずれかを出力する、
ように構成されている、
請求項1または請求項2に記載の現場映像共有システム。
【請求項7】
前記サーバまたは前記クライアントの少なくとも1つは、
前記配置図面に対応する3DCADのデータと前記現場を3Dレーザスキャンして取得したデータの少なくとも一方を含む3次元データを前記データベースに登録し、
前記ユーザが前記ブラウザを用いて任意の前記地点を指定したときに、指定された前記地点に紐づけて前記データベースに登録されている前記映像と同じ視点の前記3次元データを前記ブラウザに表示する、
ように構成されている、
請求項1または請求項2に記載の現場映像共有システム。
【請求項8】
複数の前記ユーザが、第1ユーザと前記第1ユーザとは異なる第2ユーザとを含み、
前記サーバまたは前記クライアントの少なくとも1つは、
前記第1ユーザが入力したテキストデータを前記ブラウザに表示された前記3次元データに紐づけて前記データベースに登録し、
前記第2ユーザが前記第1ユーザと同じ前記3次元データを前記ブラウザに表示させているときに、この3次元データに紐づけられた前記テキストデータを前記ブラウザに表示する、
ように構成されている、
請求項7に記載の現場映像共有システム。
【請求項9】
前記サーバまたは前記クライアントの少なくとも1つは、
前記ブラウザに表示された前記3次元データに対応する前記地点と視点方向を特定可能な情報を含むURLを生成し、
前記URLを示す文字列、前記URLを示す2次元コードまたは図形のうちの少なくともいずれかを出力する、
ように構成されている、
請求項7に記載の現場映像共有システム。
【請求項10】
現場でカメラを用いて撮影された映像がネットワークを介してアップロードされ、このアップロードされた前記映像が登録される、1つ以上のデータベースを含むサーバと、
前記ネットワークを介して前記サーバにアクセスし、前記データベースに登録された前記映像をブラウザに表示する、1つ以上のクライアントと、
を備える現場映像共有システムが実行する方法であり、
前記サーバまたは前記クライアントの少なくとも1つは、
前記映像から前記カメラの移動経路である撮影ルートを推定し、
前記撮影ルートを前記現場の配置図面に位置合わせし、
前記映像を前記撮影ルートのそれぞれの地点に紐づけて前記データベースに登録し、
前記ブラウザにそれぞれの前記地点を表示し、
少なくとも1人のユーザが任意の前記地点を指定したときに、指定された前記地点に紐づけて前記データベースに登録されている前記映像を前記ブラウザに表示する、
現場映像共有方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、現場映像共有技術に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
発電所などの工事においては、現場の状態と設計時に作成した3DCADと比較し、設計通りに建設工事が行われていることを確認している。また、改造工事においては、3Dレーザスキャンにより現場の3次元計測を行い、現場の状態の確認が行われている。ここで、工事の進捗状況を把握するために、現場の写真を撮影して管理している。現場の写真撮影においては、全方位を撮影可能な360度カメラによる撮影も行われている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2005-192057号公報
特開2021-152935号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
建設工事および改造工事においては、最新の現場状況を記録し、工事に関わる複数の関係者が互いに情報を共有する必要がある。3Dレーザスキャンによる3次元計測が行われることで、工事により設けられた物体の3次元寸法を正確に計測することができる。さらに、現場で位置調整した機器の位置と寸法も反映できるメリットがある。しかし、測定作業に数日かかることがあり、最新の状況を得られないという課題がある。また、現場の写真撮影においては、撮影した場所を記録することが重要であるが、撮影時に位置を記録する必要があり、作業性が悪いという課題がある。
【0005】
本発明の実施形態は、このような事情を考慮してなされたもので、複数のユーザで現場の映像を共有して現場の作業の効率化を図ることができる現場映像共有技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の実施形態に係る現場映像共有システムは、現場でカメラを用いて撮影された映像がネットワークを介してアップロードされ、このアップロードされた前記映像が登録される、1つ以上のデータベースを含むサーバと、前記ネットワークを介して前記サーバにアクセスし、前記データベースに登録された前記映像をブラウザに表示する、1つ以上のクライアントと、を備え、前記サーバまたは前記クライアントの少なくとも1つは、前記映像から前記カメラの移動経路である撮影ルートを推定し、前記撮影ルートを前記現場の配置図面に位置合わせし、前記映像を前記撮影ルートのそれぞれの地点に紐づけて前記データベースに登録し、前記ブラウザにそれぞれの前記地点を表示し、少なくとも1人のユーザが任意の前記地点を指定したときに、指定された前記地点に紐づけて前記データベースに登録されている前記映像を前記ブラウザに表示する、ように構成されている。
【発明の効果】
【0007】
本発明の実施形態により、複数のユーザで現場の映像を共有して現場の作業の効率化を図ることができる現場映像共有技術が提供される。
【図面の簡単な説明】
【0008】
現場映像共有システムの一例を示す構成図。
現場映像共有システムの他の例を示す構成図。
映像登録時の処理の流れを示す機能ブロック図。
映像閲覧時の処理の流れを示す機能ブロック図。
撮影ルートを配置図面に割り当てる前の状態を示す図。
撮影ルートを配置図面に割り当てた後の状態を示す図。
ブラウザの表示例を示す画面図。
メモをブラウザに表示した状態を示す画面図。
レポートを紙面に印刷した状態を示す説明図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照しながら、現場映像共有システムおよび現場映像共有方法の実施形態について詳細に説明する。
【0010】
図1の符号1は、本実施形態の現場映像共有システムである。この現場映像共有システム1は、プラントなどの点検または工事などを行う現場で撮影された多数の映像P(図7)を複数のユーザUで共有するシステムである。これらのユーザUは、点検または工事の関係者である。現場としては、発電プラント、化学プラント、工場などがある。これらのプラントには、撮影の対象となる多数の機器または構造物が配置されている。なお、現場は、大規模な建屋が存在する所定の商業施設または公共施設でもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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