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公開番号2024150121
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-23
出願番号2023063382
出願日2023-04-10
発明の名称定着装置及び画像形成装置
出願人沖電気工業株式会社
代理人個人
主分類G03G 15/20 20060101AFI20241016BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】印刷不良の発生を抑制する。
【解決手段】回転可能な加熱部材と、前記加熱部材の外周面に対向して設けられ、前記加熱部材の外周面の一部分に当接して前記加熱部材との間でニップ領域を形成する加圧部材と、前記加熱部材の内周側に設けられ、前記加熱部材の内周面における前記加圧部材側に当接する当接部材と、前記加熱部材の内周面と前記当接部材との間に設けられた潤滑剤と、前記加熱部材の回転軸方向端部側であって、前記加熱部材の内周面における前記ニップ領域外に接触するように設けられる接触部材とを備える。
【選択図】図6


特許請求の範囲【請求項1】
回転可能な加熱部材と、
前記加熱部材の外周面に対向して設けられ、前記加熱部材の外周面の一部分に当接して前記加熱部材との間でニップ領域を形成する加圧部材と、
前記加熱部材の内周側に設けられ、前記加熱部材の内周面における前記加圧部材側に当接する当接部材と、
前記加熱部材の内周面と前記当接部材との間に設けられた潤滑剤と、
前記加熱部材の回転軸方向端部側であって、前記加熱部材の内周面における前記ニップ領域外に接触するように設けられる接触部材と
を備えることを特徴とする定着装置。
続きを表示(約 790 文字)【請求項2】
前記当接部材における前記加熱部材の回転方向上流側に、前記加熱部材の内周面に対して立設するように設けられたエッジ部をさらに備え、
前記エッジ部における前記加熱部材の回転方向上流側に、前記接触部材が設けられている
ことを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
【請求項3】
前記接触部材は、
前記エッジ部から前記加熱部材の回転方向上流側へ突出する凸部である
ことを特徴とする請求項2に記載の定着装置。
【請求項4】
前記加熱部材の回転軸方向端部側に設けられ、当該加熱部材を支持する支持体をさらに備え、
前記接触部材は、
前記支持体から前記加熱部材の回転軸方向中央部側へ突出する凸部である
ことを特徴とする請求項2記載の定着装置。
【請求項5】
前記接触部材は、
前記加熱部材の回転軸方向中央部側の面が、前記加熱部材の回転軸方向に対して直交する
ことを特徴とする請求項2に記載の定着装置。
【請求項6】
前記接触部材は、
前記加熱部材の回転軸方向中央部側の面が、前記エッジ部から遠ざかるにつれて前記加熱部材の回転軸方向中央部側へと近づく形状である
ことを特徴とする請求項2に記載の定着装置。
【請求項7】
前記接触部材は、
前記加熱部材の回転軸方向に延びるシャフトを回転軸とするローラであり、
前記シャフトは、
回転することで、前記潤滑剤を前記加熱部材の回転軸方向中央部へと搬送するスクリュー形状である
ことを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
【請求項8】
請求項1~7のいずれかに記載の定着装置を備える
ことを特徴とする画像形成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、定着装置及び画像形成装置に関するものである。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
電子写真方式の画像形成装置では、トナーなどの現像剤によって形成した画像(現像剤像とも呼ぶ)を用紙などの媒体に転写した後、媒体に転写した画像(現像剤像)を、定着装置としての定着器により媒体に定着させるようになっている。
【0003】
この定着器は、ローラやベルトなどで形成される円筒状の加熱部材とローラやベルトなどで形成される円筒状の加圧部材とを当接させながら回転させ、媒体を加熱部材と加圧部材との間に形成されるニップ領域に挟み込んで搬送しながら加熱及び加圧することにより、媒体上に形成された画像(現像剤像)を加熱溶融して媒体上に定着させるようになっている。
【0004】
従来の定着器は、加熱部材の内周側に、加熱部材の内周面と当接する当接部材が設けられていて、加熱部材が当接部材に対して摺動しながら回転するようになっていることから、加熱部材と当接部材との間にグリスなどの潤滑剤が塗布されている。尚、当接部材は、例えば、ヒータからの熱を加熱部材に伝える熱拡散部材や、加熱部材をガイドするガイド部材などである(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2020-3642号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、従来の定着器は、加熱部材の回転軸方向の端部から潤滑剤が漏れ出すことがあり、漏れ出した潤滑剤が加熱部材の外周面に付着すると、媒体上に画像を定着させる際の熱の伝わり方が不十分となり、印刷不良が発生する場合があった。
【0007】
本発明は以上の点を考慮したものであり、印刷不良の発生を抑制し得る定着装置及び画像形成装置を提案しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の定着装置は、回転可能な加熱部材と、前記加熱部材の外周面に対向して設けられ、前記加熱部材の外周面の一部分に当接して前記加熱部材との間でニップ領域を形成する加圧部材と、前記加熱部材の内周側に設けられ、前記加熱部材の内周面における前記加圧部材側に当接する当接部材と、前記加熱部材の内周面と前記当接部材との間に設けられた潤滑剤と、前記加熱部材の回転軸方向端部側であって、前記加熱部材の内周面における前記ニップ領域外に接触するように設けられる接触部材とを備える。
【0009】
また本発明の画像形成装置は、上述した定着装置を備える。
【0010】
本発明の定着装置では、加熱部材の回転軸方向の端部に加熱部材の内周面におけるニップ領域外に接触する接触部材を設けたことにより、当該接触部材によって加熱部材の回転軸方向の端部から潤滑剤が漏れ出すことを抑制することができる。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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