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公開番号
2024150020
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-23
出願番号
2023063226
出願日
2023-04-10
発明の名称
液化アンモニア気化システム
出願人
川崎重工業株式会社
代理人
弁理士法人有古特許事務所
主分類
F17C
9/02 20060101AFI20241016BHJP(ガスまたは液体の貯蔵または分配)
要約
【課題】運転エネルギーを低減することができる液化アンモニア気化システムを提供する。
【解決手段】一実施形態に係る液化アンモニア気化システム1は、第1熱交換器2および第2熱交換器3を含む。第1熱交換器2は、液化アンモニアが供給される第1シェル21、および第1シェル21内で第1流入室22から第1流出室24まで延びる複数の第1伝熱管23を含む。第2熱交換器3は、連通路43により第1シェル21と接続された第2シェル31、および第2シェル31内で第2流入室32から第2流出室34まで延びる複数の第2伝熱管33を含む。さらに、液化アンモニア気化システム1は、第2流入室32と接続された流入路51、第2流出室34および第1流入室22と接続された中間路53、および第1流出室24と接続された流出路54を含む熱媒体流路5と、第1シェル21および第2シェル31からアンモニアガスを導出するガス導出路7を含む。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
液化アンモニアが供給される第1シェル、および前記第1シェル内に配置された、第1流入室から第1流出室まで延びる、熱媒体が流れる複数の第1伝熱管を含む第1熱交換器と、
連通路により前記第1シェルと接続され、前記第1シェルから液化アンモニアが供給される第2シェル、および前記第2シェル内に配置された、第2流入室から第2流出室まで延びる、前記熱媒体が流れる複数の第2伝熱管を含む第2熱交換器と、
前記第2流入室と接続された流入路、前記第2流出室および前記第1流入室と接続された中間路、および前記第1流出室と接続された流出路を含む熱媒体流路と、
前記第1シェルおよび前記第2シェルからアンモニアガスを導出するガス導出路と、
を備える、液化アンモニア気化システム。
続きを表示(約 120 文字)
【請求項2】
前記流入路および前記流出路は、前記熱媒体と海水との間で熱交換を行う第3熱交換器と接続されており、前記熱媒体が前記第3熱交換器、前記第2伝熱管および前記第1伝熱管を循環する、請求項1に記載の液化アンモニア気化システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、液化アンモニア気化システムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、アンモニアを燃料として利用することが試みられている。この場合、液化アンモニアを気化する液化アンモニア気化システムが用いられることがある。例えば、特許文献1には、図2に示すような、シェルアンドチューブ式の熱交換器110を含む液化アンモニア気化システム100が開示されている。なお、特許文献1では、液化アンモニア気化システムが「気化器」と呼ばれている。
【0003】
具体的に、特許文献1の液化アンモニア気化システム100では、熱交換器110が、液化アンモニアが供給されるシェル111と、シェル111内に配置された複数の伝熱管113を含む。シェル111は横方向に延びる筒状であり、シェル111の両側には流入室112および流出室114が形成されている。伝熱管113は、流入室112から流出室114まで延びている。伝熱管113には液化アンモニアの加熱用の熱媒体が流れ、熱媒体によって液化アンモニアが加熱されることでシェル111内で液化アンモニアが気化する。
【0004】
シェル111内で気化したアンモニアガスはガス導出路120を通じて導出される。液化アンモニアは微量の水分を含むため、水分を含む液化アンモニアは液導出路130を通じてシェル111から導出される。液導出路130には水分を含む液化アンモニアを気化させる加熱器131が設けられており、加熱器131で気化した水蒸気を含むアンモニアガスがガス導出路120を流れるアンモニアガスに合流する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2022-6152号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、液化アンモニア気化システムに対しては、運転に要するエネルギーを低減することが望まれる。
【0007】
そこで、本開示は、運転エネルギーを低減することができる液化アンモニア気化システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示は、液化アンモニアが供給される第1シェル、および前記第1シェル内に配置された、第1流入室から第1流出室まで延びる、熱媒体が流れる複数の第1伝熱管を含む第1熱交換器と、連通路により前記第1シェルと接続され、前記第1シェルから液化アンモニアが供給される第2シェル、および前記第2シェル内に配置された、第2流入室から第2流出室まで延びる、前記熱媒体が流れる複数の第2伝熱管を含む第2熱交換器と、前記第2流入室と接続された流入路、前記第2流出室および前記第1流入室と接続された中間路、および前記第1流出室と接続された流出路を含む熱媒体流路と、前記第1シェルおよび前記第2シェルからアンモニアガスを導出するガス導出路と、を備える、液化アンモニア気化システムを提供する。
【発明の効果】
【0009】
本開示によれば、運転エネルギーを低減することができる液化アンモニア気化システムが提供される。
【図面の簡単な説明】
【0010】
一実施形態に係る液化アンモニア気化システムの概略構成図である。
従来の液化アンモニア気化システムの概略構成図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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