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公開番号2024074464
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-31
出願番号2022185618
出願日2022-11-21
発明の名称貯蔵モジュール
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類F17C 13/12 20060101AFI20240524BHJP(ガスまたは液体の貯蔵または分配)
要約【課題】必要な場面に応じて貯蔵モジュール自身から適切にガスを排出することができる貯蔵モジュールを提供する。
【解決手段】タンクを具備する貯蔵モジュールであって、タンクにガスを充填する充填口、タンクからガスを供給先に供給する供給口、タンクからガスを放出する放出口、タンクと充填口とを接続する流路である第1流路、タンクと供給口とを接続する流路である第2流路、及び、第1流路、第2流路、及びタンクの少なくとも1つと放出口とを接続する流路である放出流路を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
タンクを具備する貯蔵モジュールであって、
前記タンクにガスを充填する充填口、
前記タンクからガスを供給先に供給する供給口、
前記タンクからガスを放出する放出口、
前記タンクと前記充填口とを接続する流路である第1流路、
前記タンクと前記供給口とを接続する流路である第2流路、並びに、
前記第1流路、前記第2流路、及び前記タンクの少なくとも1つと前記放出口とを接続する流路である放出流路を備える、
貯蔵モジュール。
続きを表示(約 520 文字)【請求項2】
前記放出流路は前記第1流路、前記第2流路、又は前記タンクに具備された安全弁に接続されている、請求項1に記載の貯蔵モジュール。
【請求項3】
前記放出流路は少なくとも前記第2流路に接続されており、
前記第2流路のうち前記放出流路との接続部と前記供給口との間に第1電磁弁、
前記第2流路に接続された前記放出流路に設けられた第2電磁弁、並びに、
前記第1電磁弁及び前記第2電磁弁の開閉制御をする制御装置を有し、
前記制御装置は前記第1電磁弁及び前記第2電磁弁の閉状態で前記タンクと前記第1電磁弁との間の圧力を取得し、前記圧力の時間変化を取得した後、前記第2電磁弁を開状態に変更して前記放出口からガスを放出するように制御を行う、
請求項1に記載の貯蔵モジュール。
【請求項4】
前記第1流路、前記第2流路、及び前記放出流路は筐体の内側に収められ、
前記充填口、前記供給口、及び前記放出口は前記筐体の表面に具備され、
前記放出口には前記筐体から延びる配管である延長管が配置されている請求項1~3のいずれか1項に記載の貯蔵モジュール。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は貯蔵モジュールに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には複数のタンクがケース内に配置された貯蔵ユニットが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2005-121173号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1のような従来技術で貯蔵モジュールは、複数の水素タンクを内部に配置したケースが水素の供給先にまだ接続されていない状態で単独で取り扱われる場合が考えられる。
一方で、従来の貯蔵モジュールでは供給先に接続された状態で貯蔵された水素を取り扱うことが想定されているため、何らかの理由で貯蔵モジュールから水素を排出する必要があるときに、貯蔵モジュールが単独で取り扱われている場面や、供給先に取り付けられた状態であっても供給先への影響を抑えたい場合に、水素の排出をすることに問題がある。
【0005】
本開示では上記問題を鑑み、必要な場面に応じて貯蔵モジュール自身から適切にガスを排出することができる貯蔵モジュールを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本願は、タンクを具備する貯蔵モジュールであって、タンクにガスを充填する充填口、タンクからガスを供給先に供給する供給口、タンクからガスを放出する放出口、タンクと充填口とを接続する流路である第1流路、タンクと供給口とを接続する流路である第2流路、並びに、第1流路、第2流路、及びタンクの少なくとも1つと放出口とを接続する流路である放出流路を備える、貯蔵モジュールを開示する。
【0007】
放出流路は第1流路、第2流路、又はタンクに具備された安全弁(PRD:Pressure Relief Device)に接続されてもよい。
【0008】
放出流路は少なくとも第2流路に接続されており、第2流路のうち放出流路との接続部と供給口との間に第1電磁弁、第2流路に接続された放出流路に設けられた第2電磁弁、並びに、第1電磁弁及び第2電磁弁の開閉制御をする制御装置を有し、制御装置は第1電磁弁及び第2電磁弁の閉状態でタンクと第1電磁弁との間の圧力を取得し、圧力の時間変化を取得した後、第2電磁弁を開状態に変更して放出口からガスを放出する制御を行うように構成してもよい。
【0009】
第1流路、第2流路、及び放出流路は筐体の内側に収められ、充填口、供給口、及び放出口は筐体の壁部に具備され、放出口には筐体から延びる配管である延長管が配置されてもよい。
【発明の効果】
【0010】
本開示によれば、何らかの理由により貯蔵モジュールからガスの少なくとも一部を排出させる必要があるときにも貯蔵モジュール自身で行うことができ、利便性が高いとともに、排出させる部位を接続先の事情に合わせて調整することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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