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公開番号
2024084078
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-06-24
出願番号
2022198264
出願日
2022-12-12
発明の名称
圧力調整装置
出願人
武蔵医研株式会社
代理人
個人
主分類
F17C
13/04 20060101AFI20240617BHJP(ガスまたは液体の貯蔵または分配)
要約
【課題】酸素ボンベへの取付作業を容易することが可能な圧力調整装置を提供する。
【解決手段】圧力調整装置100は、酸素ボンベBに取り付けられ、酸素ボンベBから吐出される酸素ガスの第1圧力を、呼吸器疾患患者に供給するための第2圧力に調整するものであって、酸素ボンベBのボンベ口金B1に固定される固定ナット110を備えており、固定ナット110は、ボンベ口金B1に螺合する雌ネジ部111と、開口端部から雌ネジ部111まで形成された雌ネジ部111より大径の口元穴112を備えており、雌ネジ部111がボンベ口金B1に当接する位置において、口元穴112の脱落が防止されている。圧力調整装置100を手で保持しなくても片手で酸素ボンベBを保持しながら、他方の手で固定ナット110を回転操作できるため、圧力調整装置100の酸素ボンベBへの取付作業が容易になる。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
酸素ボンベに取り付けられ、酸素ボンベから吐出される酸素ガスの第1圧力を、呼吸器疾患患者に供給するための第2圧力に調整する圧力調整装置であって、
酸素ボンベのボンベ口金に固定される固定ナットを備えており、
前記固定ナットは、ボンベ口金に螺合する雌ネジ部と、開口端部から前記雌ネジ部まで形成された前記雌ネジ部より大径の口元穴を備えており、
前記雌ネジ部がボンベ口金に当接する位置において、前記口元穴の脱落が防止されていることを特徴とする、圧力調整装置。
続きを表示(約 290 文字)
【請求項2】
前記口元穴の穴深Lは、
前記口元穴の径-ボンベ口金の外径=tとした場合、
L>10t
であることを特徴とする、請求項1に記載の圧力調整装置。
【請求項3】
前記口元穴の周面には、1つ以上の滑り止め部が設けられていることを特徴とする、請求項1又は2に記載の圧力調整装置。
【請求項4】
前記滑り止め部は、前記口元穴の周面に形成された1つ以上の溝であり、
前記溝は、前記雌ネジ部が形成されるときに、前記口元穴の周面に同時に形成されるものであることを特徴とする、請求項3に記載の圧力調整装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、酸素ボンベに取り付けられ、酸素ボンベから酸素を呼吸器疾患患者に供給するための圧力調整装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、酸素ボンベに取り付けられて酸素ボンベから吐出される高圧ガスを調整する圧力調整装置としては、特開2019-217307号公報に示されるものがある。同文献示される圧力調整装置は、酸素ボンベに取り付ける際に、圧力調整装置を片手で保持し、他方の手で圧力調整装置のナットを回転させて酸素ボンベの口金に螺合させるように構成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-217307号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記のような従来の圧力調整装置では、酸素ボンベに取り付ける際に、圧力調整装置を片手で保持し、他方の手で圧力調整装置のナットを回転させる操作をしなければならないため、酸素ボンベがぐらつきやすかった。そのため、酸素ボンベを固定するために、もう一人必要であったり、一人で取り付ける際には足の間に挟んで固定したりするなど、酸素ボンベへの圧力調整装置の取付作業が煩雑であるという問題がある。
【0005】
そこで本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、酸素ボンベへの取付作業を容易することが可能な新規かつ改良された圧力調整装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明によれば、酸素ボンベに取り付けられ、酸素ボンベから吐出される酸素ガスの第1圧力を、呼吸器疾患患者に供給するための第2圧力に調整する圧力調整装置であって、酸素ボンベのボンベ口金に固定される固定ナットを備えており、前記固定ナットは、ボンベ口金に螺合する雌ネジ部と、開口端部から前記雌ネジ部まで形成された前記雌ネジ部より大径の口元穴を備えており、前記雌ネジ部がボンベ口金に当接する位置において、前記口元穴の脱落が防止されていることを特徴とする、圧力調整装置が提供される。
【0007】
かかる構成によれば、口元穴によって圧力調整装置がボンベ口金に仮止めされて脱落が防止されるため、圧力調整装置を手で保持していなくても固定ナットを回転操作することができる。よって、片手で酸素ボンベを保持しながら、他方の手で圧力調整装置の固定ナットを回転操作することができるため、圧力調整装置の酸素ボンベへの取付作業が容易になる。
【0008】
本発明は様々な応用が可能である。例えば、前記口元穴の穴深Lは、前記口元穴の径-ボンベ口金の外径=tとした場合、L>10tであってもよい。かかる構成によれば、口元穴が傾いてもボンベ口金に引っ掛かる。よって、口元穴がボンベ口金から脱落することをより確実に防止することができる。
【0009】
また、口元穴の周面には、1つ以上の滑り止め部が設けられていてもよい。かかる構成によれば、口元穴のボンベ口金に対する摩擦力が大きくなる。よって、口元穴がボンベ口金から脱落することをより確実に防止することができる。
【0010】
また、前記滑り止め部は、前記口元穴の周面に形成された1つ以上の溝であり、前記溝は、前記雌ネジ部が形成されるときに、前記口元穴の周面に同時に形成されるものであってもよい。雌ネジ部と口元穴の径によっては、雌ネジ部と口元穴の溝を同時に形成することができ、製造性がよい。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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