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公開番号2025008637
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-20
出願番号2023110965
出願日2023-07-05
発明の名称ガス充填容器
出願人大日本印刷株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類F17C 1/06 20060101AFI20250109BHJP(ガスまたは液体の貯蔵または分配)
要約【課題】容器を厚肉とすることなく、製造コストの低減を図る。
【解決手段】水素充填容器10は円筒状の外容器11と、外容器11内に配置された内容器12とを備えている。外容器11は外容器本体11aと、外容器本体11a内面に形成されたモンモリロナイトを含む粘土鉱物膜11bとを有する。外容器11の縦弾性係数×厚みは、内容器12の縦弾性係数×厚みより大きい。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
ガス充填容器において、
合成樹脂製の円筒状外容器と、
前記外容器内に配置され、前記外容器との間に消費者に供給される第1ガスが充填される充填空間を形成するとともに、内部に前記充填空間の圧力変動を吸収する第2ガスが充填された合成樹脂製の円筒状内容器とを備え、
前記外容器は外容器本体と、前記外容器本体内面に形成された粘土鉱物膜とを有し、
前記外容器の外容器本体の縦弾性係数×厚みは、前記内容器の縦弾性係数×厚みより大きい、ガス充填容器。
続きを表示(約 670 文字)【請求項2】
前記第1ガスと前記第2ガスは同一のガス成分をもつ、請求項1記載のガス充填容器。
【請求項3】
前記外容器本体は円筒形状をもつ胴部と、前記胴部の両端に設けられた一対の端板とを有する、請求項1または2記載のガス充填容器。
【請求項4】
前記一対の端板の一方の端板を貫通して第1取付部が設けられ、前記第1取付部の内方に前記内容器が接続され、前記第1取付部の外方に前記内容器内の水素の圧力を制御する圧力調整弁が連結される、請求項3記載のガス充填容器。
【請求項5】
前記一対の端板の他方の端板を貫通して第2取付部が設けられ、前記第2取付部の外方に開閉弁が連結される、請求項4記載のガス充填容器。
【請求項6】
前記第2取付部の内方は前記内容器に固定され、前記内容器を保持する、請求項5記載のガス充填容器。
【請求項7】
前記第2取付部の内方は前記内容器から離間する、請求項5記載のガス充填容器。
【請求項8】
前記外容器の外容器本体はポリカーボネート樹脂又はアクリル樹脂からなり、前記内容器はポリウレタン樹脂からなる、請求項1または2記載のガス充填容器。
【請求項9】
前記外容器の外周に、強化プラスチックファイバが巻き付けられている、請求項1または2記載のガス充填容器。
【請求項10】
前記粘土鉱物膜はモンモリロナイトを含む、請求項1または2記載のガス充填容器。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、ガス充填容器に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来、ガス、例えば高圧の水素ガスを充填するためのガス充填容器が知られている。
【0003】
ところで金属製のガス充填容器を用いた場合、水素は金属腐食を生じさせることがあり、このためガス充填容器をナイロン等の合成樹脂で作製することが考えられている。
【0004】
しかしながら合成樹脂製のガス充填容器は、ガスバリア性に問題があり、ガスバリア性を高めるため、容器の厚みを大きくする必要がある。このように容器の厚みを大きくすると、製造コストが高くなり、かつ容器の重量が重くなる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2017-207094号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本開示はこのような点を考慮してなされたものであり、容器の軽量化を図ることができ、かつ製造コストを低く抑えることができるガス充填容器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示は、ガス充填容器において、合成樹脂製の円筒状外容器と、前記外容器内に配置され、前記外容器との間に消費者に供給される第1ガスが充填される充填空間を形成するとともに、内部に前記充填空間の圧力変動を吸収する第2ガスが充填された合成樹脂製の円筒状内容器とを備え、前記外容器は外容器本体と、前記外容器本体内面に形成された粘土鉱物膜とを有し、前記外容器に内圧が加わるとともに、前記外容器の外容器本体の縦弾性係数×厚みは、前記内容器の縦弾性係数×厚みより大きい、第1ガス充填容器である。
【0008】
本開示は、前記第1ガスと前記第2ガスは、同一のガス成分をもつ、ガス充填容器である。
【0009】
本開示は、前記外容器本体は円筒形状をもつ胴部と、前記胴部の両端に設けられた一対の端板とを有する、ガス充填容器である。
【0010】
本開示は、前記一対の端板の一方の端板を貫通して第1取付部が設けられ、前記第1取付部の内方に前記内容器が接続され、前記第1取付部の外方に前記内容器内の水素の圧力を制御する圧力調整弁が連結される、ガス充填容器である。
(【0011】以降は省略されています)

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