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公開番号2025094233
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-24
出願番号2025051516,2022039950
出願日2025-03-26,2022-03-15
発明の名称化粧シートおよび化粧部材
出願人大日本印刷株式会社
代理人個人,個人
主分類B32B 27/18 20060101AFI20250617BHJP(積層体)
要約【課題】優れた耐候性を有する、塩化ビニル系樹脂を含有する基材層を用いた化粧シートを提供する。
【解決手段】本開示においては、基材層、耐候層および表面保護層を、厚さ方向において、この順に有し、前記基材層は、塩化ビニル系樹脂を含有し、前記耐候層は、(メタ)アクリル系樹脂およびトリアジン系紫外線吸収剤を含有し、厚さが30μm以上であり、前記表面保護層は、トリアジン系紫外線吸収剤を含有する、化粧シートを提供する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項１】
基材層、耐候層および表面保護層を、厚さ方向において、この順に有し、
前記基材層は、塩化ビニル系樹脂を含有し、
前記耐候層は、（メタ）アクリル系樹脂およびトリアジン系紫外線吸収剤を含有し、厚さが３０μｍ以上であり、
前記表面保護層は、トリアジン系紫外線吸収剤を含有する、化粧シート。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、化粧シートおよび化粧部材に関する。
続きを表示（約 1,100 文字）【背景技術】
【０００２】
例えば建材に用いられる内装部材または外装部材として、基体および化粧シートを有する化粧部材が知られている。化粧シートの基材層には、各種の樹脂が用いられている。中でも、塩化ビニル系樹脂を含有する基材層を用いた化粧シートは、基体に配置する際の加工性が良好である。従来、塩化ビニル系樹脂を含有する基材層を用いた化粧シートが種々提案されている（例えば、特許文献１～３）。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０２１－１５４６６９号公報
特開２０２０－０５５２９０号公報
特開２０２０－１６３５７６号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
塩化ビニル系樹脂を含有する基材層を用いた化粧シートには、経時的な変色を抑制するため、良好な耐候性が求められる。特に、外装部材（外装用の化粧部材）の場合、塩化ビニル系樹脂を含有する基材層を用いた化粧シートには、優れた耐候性が求められる。
【０００５】
本開示は、上記実情に鑑みてなされたものであり、優れた耐候性を有する化粧シートを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本開示においては、基材層、意匠層、耐候層および表面保護層を、厚さ方向において、この順に有し、上記基材層は、塩化ビニル系樹脂を含有し、上記耐候層は、（メタ）アクリル系樹脂およびトリアジン系紫外線吸収剤を含有し、厚さが３０μｍ以上であり、上記表面保護層は、トリアジン系紫外線吸収剤を含有する、化粧シートを提供する。
【０００７】
本開示においては、基体と、上述した化粧シートと、を有する、化粧部材を提供する。
【発明の効果】
【０００８】
本開示においては、優れた耐候性を有する化粧シートを提供できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【０００９】
本開示における化粧シートを例示する概略断面図である。
本開示における化粧シートを例示する概略断面図である。
【発明を実施するための形態】
【００１０】
下記に、図面等を参照しながら、実施の形態を説明する。ただし、本開示は、多くの異なる態様で実施することが可能であり、下記に例示する実施の形態の記載内容に限定されるべきではない。また、図面は説明をより明確にするため、実際の形態に比べ、各部の幅、厚さ、形状について模式的に表す場合があるが、これはあくまで一例であり、限定して解釈されるべきではない。
（【００１１】以降は省略されています）

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