TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025105912
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-10
出願番号
2025076023,2021096110
出願日
2025-05-01,2021-06-08
発明の名称
容器及びプリフォーム
出願人
大日本印刷株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B65D
1/02 20060101AFI20250703BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】CO
2
排出削減性に優れ、且つ、座屈強度の低下及び黄変が抑制された容器の提供。
【解決手段】本発明は、ポリエステルを主成分として含む容器であって、前記ポリエステルは、リサイクルポリエステルと、バージンポリエステルと、容器の製造工程における廃棄物からなるポリエステルとを含み、前記廃棄物からなるポリエステルの固有粘度が、前記リサイクルポリエステル及び前記バージンポリエステルの固有粘度よりも低い、容器である。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
ポリエステルを主成分として含む容器であって、
前記ポリエステルは、リサイクルポリエステルと、バージンポリエステルと、容器の製造工程における廃棄物からなるポリエステルとを含み、
前記廃棄物からなるポリエステルの固有粘度が、前記リサイクルポリエステル及び前記バージンポリエステルの固有粘度よりも低い、容器。
続きを表示(約 890 文字)
【請求項2】
前記廃棄物からなるポリエステルの固有粘度が、0.650dL/g以上0.780dL/g以下である、請求項1に記載の容器。
【請求項3】
前記リサイクルポリエステル及び前記バージンポリエステルの固有粘度が、0.750dL/g以上0.870dL/g以下である、請求項1又は2に記載の容器。
【請求項4】
前記リサイクルポリエステル及び前記廃棄物からなるポリエステルの合計質量に対する前記バージンポリエステルの質量の比が、0.11以上2.33以下である、請求項1~3のいずれか一項に記載の容器。
【請求項5】
前記リサイクルポリエステル及び前記バージンポリエステルの合計質量に対する前記廃棄物からなるポリエステルの質量の比が、0.001以上0.111以下である、請求項1~4のいずれか一項に記載の容器。
【請求項6】
質量に対する容量の比が、5mL/g以上50mL/g以下である、請求項1~5のいずれか一項に記載の容器。
【請求項7】
口部と、首部と、肩部と、胴部と、底部とを備え、
前記胴部における断面の厚さが、0.05mm以上0.54mm以下である、請求項1~6のいずれか一項に記載の容器。
【請求項8】
請求項1~7のいずれか一項に記載の容器の製造用プリフォーム。
【請求項9】
請求項8に記載のプリフォームの製造方法であって、
ポリエステルを主成分として含む容器の製造工程における廃棄物を粉砕した粉砕物と、リサイクルポリエステルと、バージンポリエステルとをドライブレンドして混合物を得る工程と、
前記混合物を溶融して溶融物を得る工程と、
前記溶融物を射出する成形する工程と、
を含む、プリフォームの製造方法。
【請求項10】
前記リサイクルポリエステル及び前記バージンポリエステルの形態が、ペレットである、請求項9に記載のプリフォームの製造方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、容器及びこの容器の製造用プリフォームに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、ポリエチレンテレフタレート等のポリエステルは、機械的特性、化学的安定性、耐熱性、ガスバリア性及び透明性等に優れ、かつ安価であることから、飲料品等を充填する容器の製造に広く使用されている。
【0003】
近年では、環境に配慮、特にCO
2
排出削減を図ることを目的として、使用済みのPETボトル等の容器から回収したポリエステルを再度使用できるようにして、リサイクルポリエステルとして再び容器にリサイクルする方法が提案されている。例えば、特許文献1では、CO
2
排出量の削減を図るために、ポリエステルを用いて形成された使用済み製品を回収して再度使用できるようにしたポリエステルを容器に使用することが提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2011-256328号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
今般、本発明者らは、リサイクルポリエステルのみを容器に使用すると、得られた容器の座屈強度が低下し、且つ、容器が黄色に変色(黄変)していることに気が付いた。本発明者らは、該容器にバージンポリエステルをブレンドすることにより、上記した座屈強度の低下及び黄変を抑制できると考えた。
【0006】
しかしながら、上記のようにして得られた容器は、座屈強度の低下が抑制されていたものの、黄変の抑制は十分ではなかった。また、本発明者らは、バージンポリエステルの割合を増やすことにより、黄変を抑制できるとも考えたが、今度はCO
2
排出削減性が悪化する問題が生じてしまう。
【0007】
本発明は、上記知見に鑑みてなされたものであり、その目的は、CO
2
排出削減性に優れ、且つ、座屈強度の低下及び黄変が抑制された容器、及び容器の製造方法を提供することである。
本発明の別の目的は、この容器の製造用プリフォーム、及びプリフォームの製造方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、ポリエステルを主成分として含む容器であって、
前記ポリエステルは、リサイクルポリエステルと、バージンポリエステルと、容器の製造工程における廃棄物からなるポリエステルとを含み、
前記廃棄物からなるポリエステルの固有粘度が、前記リサイクルポリエステル及び前記バージンポリエステルの固有粘度よりも低い、容器である。
【0009】
本発明による容器において、前記廃棄物からなるポリエステルの固有粘度は、0.650dL/g以上0.780dL/g以下でもよい。
【0010】
本発明による容器において、前記リサイクルポリエステル及び前記バージンポリエステルの固有粘度は、0.750dL/g以上0.870dL/g以下でもよい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
大日本印刷株式会社
パウチ
2日前
大日本印刷株式会社
広告表示体
1か月前
大日本印刷株式会社
防錆フィルム
25日前
大日本印刷株式会社
樹脂含浸化粧板
23日前
大日本印刷株式会社
加飾シート、移動体
1か月前
大日本印刷株式会社
積層体および包装袋
3日前
大日本印刷株式会社
積層体および包装袋
3日前
大日本印刷株式会社
表示装置及び入力装置
1か月前
大日本印刷株式会社
情報処理装置及びプログラム
5日前
大日本印刷株式会社
積層体および積層体の製造方法
1か月前
大日本印刷株式会社
ICカードおよびその製造方法
1か月前
大日本印刷株式会社
ボトル用キャップの回収システム
1か月前
大日本印刷株式会社
光学素子及び光学素子の製造方法
24日前
大日本印刷株式会社
採光フィルム、積層体及び建造物
24日前
大日本印刷株式会社
光学素子及び光学素子の検査方法
25日前
大日本印刷株式会社
回折光学素子、投影装置、検出装置
1か月前
大日本印刷株式会社
対話システム、端末及びプログラム
9日前
大日本印刷株式会社
熱交換器及び熱交換器付き電化製品
5日前
大日本除蟲菊株式会社
薬剤揮散装置
23日前
大日本印刷株式会社
シート、ロールシート及びシート積層体
1か月前
大日本印刷株式会社
微生物担体および微生物担体の製造方法
1か月前
大日本印刷株式会社
光学シート、面光源装置および表示装置
4日前
大日本印刷株式会社
加飾シート付き表示装置及び加飾シート
16日前
大日本印刷株式会社
サーバ装置、情報処理方法及びプログラム
8日前
大日本印刷株式会社
加飾シート貼付方法及び加飾シート貼付装置
2日前
大日本印刷株式会社
情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
1か月前
大日本印刷株式会社
情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
10日前
大日本印刷株式会社
情報処理方法、サーバ装置、及びプログラム
1か月前
大日本印刷株式会社
太陽電池用反射シートおよび太陽光発電システム
1か月前
大日本印刷株式会社
被覆シート、鋼構造物、及び鋼構造物の補修方法
1か月前
大日本印刷株式会社
加飾積層体、転写シート、加飾部材、及び移動体
1か月前
大日本印刷株式会社
証明書自動交付システムおよび証明書自動交付方法
1か月前
大日本印刷株式会社
化粧材
23日前
大日本印刷株式会社
化粧材
23日前
大日本印刷株式会社
真贋判定装置、コンピュータプログラム及び真贋判定方法
23日前
大日本印刷株式会社
配線基板
25日前
続きを見る
他の特許を見る